家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

3期生初級の生徒さんの感想その2

2007年02月07日 | Weblog
                                                                     平成19年2月5日
        家具の学校に学んで                            3期生初級 荒木さん

家具の学校入学当初は、学習範囲の広さへの戸惑いから、学校の回る歯車と自分の気持ちの歯車が噛み合うのに多少手間取り 動揺した時期もありましたが、今は全く迷いなく家具の学校を堪能しています。

授業内容や学校が伝えようとしている大切なものをストンと胸に落とせるようになったのは、やはり、木工、塗装、張り、という家具に必要な各部門の熟練した先生方の、その一つを極めるまでに歩んで来られた道程の中で培われた素晴らしい人格にであえたことだと思えます。

技術の素晴らしさは当然として、先生方の御人柄から感じ取るものは、精進の覚悟など、とても大きいものがあります
私は何事も素材を大切だと思います。家具も建築物も、素材が無垢であるか否かは私には大問題です。                            

 米国の設計士グリーン兄弟のギャンブルハウスやライトのフォーリング・ウォーターが大好きです。ダニエルが販売している
米国家具の説明を受けた時、グリーン兄弟が目に浮かびました。そこでオゾンにあるダニエルの店長に伝えると、実はそのメーカーとギャンブルハウスは関係が深いという事でした。

国産の良質な家具メーカーであるダニエルの審美眼は、自ら作り出す日本の宝と同じように、世界の至宝とも言える家具をも 又私達に 紹介してくれています。

技術のみならず、その美を愛する心が、授業内容には満ちています。5年前には、私が家具について学ぶ事になろうとは想像さえ出来ない事でした。

限られた生活の中で、それでも本物を求めてきた私が、この学校に導かれたのはまさに運命です。

そして入学し学んできた事により、これから5年先、10年先の新しい夢が、過去の後悔や無念を払拭して元旦の朝日のように私の中で輝いています。

ダニエルに感謝。
    中級足置き台

コメント
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