読売杯S級(三段クラス) 野崎竜成…4勝(優勝) 小畑諒晟…2勝2敗
野崎君は、中学に入学したばかりで、あまり将棋を指してないとの理由で去年より一クラス落としてS級で参戦。 ここのところ大会で好成績を収めてる安定感そのままに、4連勝で見事優勝。(最終戦は、ホントに危なかったが…) 実力の割に一等賞が少なかったので、良い勲章になったでしょう。
小畑君は初戦イキナリ野崎君と同門対決。少し指しやすい?と見ていたが黒星スタート。その後連勝したのは、力が付いた証拠か。最後に岐阜の林達也君と2位決定戦(?)に臨んだのだけど、惜しくも入賞ならず。野崎戦・林戦共に中盤まで互角以上~終盤に競り負けてる感じ。自身で乗り越えてほしいところ。
A級(初二段クラス) 宮ノ腰祐吉…2勝2敗
B級(級位者クラス) 宮ノ腰 杏…3勝1敗(敢闘賞)
祐吉君は初段の部でも指し分けて、勝ち星的には十分なれども、内容的には本人も少し不満と言ったところか。負けると「B級で出れば優勝してたかも…」と弱音を吐きながらも、敗局の方が良い将棋で、勝った将棋は相手が不出来… 次に参戦するときは、準備やクラスについてよく考えよう。
杏さんは、久々の大会参加、というより将棋自体ブランクがあったので、かなり心配してました。ところがフタを開けてみれば、唯一学生相手の相振りで星を落とした意外は、大差(王手もかからない)勝ちの連続で、ホント強かったです。大会後愛知の女子高生さんとも練習できて良い一日になったでしょう。
大会参加者が120名を越える盛況で、県代表を決める竜王戦予選が60人、A級、B級、そして例年一ケタの小学生の部がそれぞれ20~25名ほど、その反面S級が8名と、予想と違う参加人数。
小学生の部が1時ころには終わったり、S級の表彰式の横では竜王戦はまだ2回戦だったり。 バローに来てくれてる子たちが大きくなって好成績を挙げてるのを見ると何となく嬉しいし、中・高生が数多く本戦に残ってるのを見ると来年以降の参加具合をどうするかまた考えなくてはいけないな、と思ったり。
それでも、ウチの教室的には、満足(竜成君・杏さん)~まずまず(?諒晟君・祐吉君)といったところか。 次の大会は、5/13高校選手権・5/20倉敷・天童予選・6/3の文科杯と、大きな勝負の大会が続きます。 あと2週間ほど、悔いの無いように準備して臨んでください。