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アンヌ隊員指導将棋で勝つ

2009-03-26 03:19:01 | 将棋
アンヌ隊員が、教えて頂いた指導対局八枚落ちです。
始め見た時、なぜ8枚ななんだ、7枚が手合いだろうと(笑)


図は、少し違和感ある形だが、まずます合格点の陣形。
歩を2枚切っているのが大きい。
ここから、アンヌさん▲6四歩と突き捨て上手△同歩に▲6五歩と継歩で攻める。
・序盤で歩を持つ必要性
・持っている歩を使い突き捨てから継歩
ここら辺が理解出来るようになって来ました。

始めた頃は、四間飛車VS7枚で、銀交換後飛車成れるバージョン、次に飛車成れないバージョン、そして争点封印バージョンとレベルを上げて練習して来た成果が出ました。


違和感を感じたのは桂馬の頭に歩を打たれる展開になると苦しくなると思って観てました。
やはり、上手は急所とばかり襲い掛かり、桂馬を跳ねさせ地方に左遷させて△7七銀と打ち込み角・銀交換後と金と馬を作る事に成功する。

その間、アンヌ隊員も負けじと左遷の桂馬を中央へ動かし飛車を展開して竜を作り上手玉に襲い掛かる。
なかなか見ごたえのある戦いをしました。

ここから上手が勝つには、入玉しかない。
戦力差が大きい駒落ちでは、曹操軍に追われる劉備の如く孔明と協力して呉の国へ逃げる一手となる。

しかしながら、アンヌ隊員の指した▲6五銀は、そんな上手の希望を打ち砕く厳しい縛りの手が詰めろにもなってる。

以前は、アンヌさん鬼ごっこが好きで王様を追い回していましたが、偶然を装い帰り道で待つように成長しました。(笑)



さて、最後の図はクライマックスシーン。
入玉の夢を絶たれた上手は、左辺に落延び馬&と金で間違ったら許さんぞと抵抗の構えを取る。
上手△4三金と詰めろを解いた瞬間に決め手の▲6三歩成りと正解手を指した。
この手は、西川先生に局後褒められた手で、こうやって団体旅行的な指し手が厚く攻めが切れない。

半年前の団体戦の時より、実力は確実にアップしている。
今回は、星の集まりが悪くて不本意な結果でしたでしょうが、プロの先生の将棋に触れ、序盤・中盤・終盤と大河の流れの如く全体将棋で戦う事が出来ました。

まだ経験が浅く、ゲリラ戦に弱いですが、対局数をこなして行けば解消しますから心配はありません。

本格的な綺麗な将棋を指す有段者になれそうです。



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