緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

今年の漢字は「変」でした

2008年12月30日 21時09分16秒 | 近頃思うこと・政治・経済・時事問題

平成20年12月30日(火)

いよいよ、明日は大晦日です。一年をふりかえってみると

また、今年も、子どもが犠牲になる痛ましい事件が目立ちました。

今年の漢字は『変』でした。

http://www.kanken.or.jp/kanji/kanji2008/kanji.html

政治の変:日本の首相の交代、

       アメリカの次期大統領の「change(変革)」。

経済の変:世界的な金融情勢の変動。

       株価暴落や円高ドル安などの大幅変動。

生活の変:食の安全性に対する意識の変化。

       物価の上昇による生活の変化。

気候の変:世界的規模の気候異変による、地球温暖化問題の深刻化。

       地震やゲリラ豪雨などの天変地異。

未来に向けた変:スポーツや科学の分野での日本人の活躍に時代のいい変化が。

  来年はよりいい年に変えていきたい。

 

2008年今年の子育て重大ニュースとして

『子連れでチャチャチャ』の浜砂編集長さんが挙げられたのは、以下でした。

●医療崩壊!妊婦救急車たらいまわし、里帰りで産む産院が無い!
●産科医不足解消につながるか?産婦人科裁判と産科医療保障制度
●子どもが犠牲になる事件、無くならず
●学力低下の反動?新学習指導要領で授業増、教科書もページ増、
   英語の先生が足りない!?
●無保険の子ども3万人!救済法案が通過
●学校に携帯電話持込禁止
●文部科学省、教育委員会、日教組・・・政治家や知事の暴言相次ぐ
●どうなる?定額給付金・・・早くしないと18歳になっちゃう!
●金融危機のあおり受け保育園が突然閉鎖!
●福岡県では全国に先駆け、「認可外保育園」改め「基準適合届出保育施設」へと名称変更

こうしてみると、

国をあげて対策を講じているはずの少子化問題ですが、

まだまだ環境整備には課題が山積みです。

その上、昨今の100年に1度という経済状況の悪化で、

ワークライフバランスどころではない

というムー ドが強く出てくる可能性が大きいのです!

http://www8.cao.go.jp/wlb/

浜砂さんは、

子づれに優しい街にしたい願った。

その想いが、

育児情報誌「子づれDE CHA・CHA・CHA

http://www.frau-net.com/cha3/index.html

の自費出版につながったのです。1993年のこと。

それまで子育て情報誌が無かったのです。

子育て中の母親に絶大なる支持を得ました。

母親たちの想いが行政や企業を動かし、

子育てしやすい街へと変える原動力となったのです。

http://www.hamasuna.net/index.html


浜砂さんは、常に女性ならではの視点を生かし、

地域や社会、教育現場などに提案を打ち出してきました。

内閣府が起業や社会活動で輝いている個人や団体に贈る

女性のチャレンジ賞」の特別部門賞を、

浜砂さんが九州で最初に受賞した由縁である。
 

1日から、福岡市地下鉄に「のりつぎベビーカー」が誕生しました。

「天神駅」から「天神南駅」まで約550メートルもあり、

子づれでは不便なことから、ベビーカーを無料で貸し出しているのです。


このベビーカーは、実は浜砂さんが

「子づれDE CHA・CHA・CHA」の15周年を記念して寄贈したのです。

双子用2台と1人用6台の計8台、しめて50万円分という。

浜砂さんが創刊当初から言い続けている言葉があります。

「経済効率のみを優先させるA面社会と、

母親が閉じ込められるB面社会。

そのひずみを埋める手段が必要なのです」。

15年前と比べると埋められつつある社会のひずみではあります。

だが、今回、また一歩、社会のひずみを埋める行動へと出たのです。

「のりつぎベビーカー」を借りていた母親が、地下鉄の駅員さんに声を掛けていた。

「浜砂さんは『ママの味方』です」と。


ピンチをチャンスに変え、

子育て環境をしっかり整えながら、

社会的課題を解決し、

なおかつ経済状況の回復を図るような、

世の中の大改造が

世界的な規模で求められているのではないでしょうか。

今年後半は、「就職内定取り消し」「リストラ」

「派遣切り」「雇い止め」など 弱い立場の人には

ますます厳しい年の瀬になっています。

浜砂さんは、

「不便や不安…ここにこそチャンスがあり、チャレンジがいき、チェンジできる」
という理念を実践してきて、

やはり「主婦」や「女性」の力を
今後どんどん活用できる場面を創造していき、
生活者の底力で地域を活性化することを創出していきたいと考えているそうです。

たとえば・・・

子育て中の女性も仕事と育児の両立が可能になり、

少子化対策に有効であると同時に

家計にとってもダブルインカムが実現するような。

たとえば・・・

介護や保育、教育、学童保育など、

現在ボランティアに頼っている分野を職業として確立させ、

そこにも人材を投入し、

雇用確保と収入増につなげていくようなことも考えられます。


NPOの下請けや、使い捨て も見直して欲しいところです。


また、仕事と家庭の両立を図るためのサービス業、

たとえば家事サービス、安心安全な食事の提供、

子どもの安全確保、教育整備など、人材の必要な分野は

まだまだ創りだせるはずです。


地域社会には足りないものだらけ、

知恵を出せば

ソーシャルビジネスのシード は転がっています。

従来の公共事業やハコモノに頼るのではなく、

本当に必要なところに必要な予算を投入し、

そこでうまく回っていくような社会の仕組みを作り、

その中に、中学生や高校生、大学生も戦力として

社会経験を積めるような形を取り入れ

キャリア教育まで視野 に入れて

長期的に人材育成を行っていく・・・

そんな未来像も描いています。

今年、濱砂編集長は、

子どもと家族を応援する日本」の功労者として表彰されました。

http://www8.cao.go.jp/shoushi/kaigi/ouen/index.html

創立以来55年間、

この間コツコツと積み上げてきた経験やノウハウを、

これからのために活かし、

ますます子育て環境改善に尽くし、

貢献していきたいと語っておられます。

 

今年の漢字は「変」でした。

まさにチャンス!

チャレンジ!

チェンジ!

が求められています。


来年もこの精神で、がむしゃらに

しなやかに頑張りたい

と濱砂さんは決意しておられます。

        

いよいよ、明日今年も終わります。

来年はどんな年になるのでしょうか。

世の中は不況だと騒がれています。

先行きが不安になることもあります。

そんなときには、広い、雄大な空を眺めてみましょう。

人間は、大きな夢を持てる生き物です。

大きな空を眺めて、壮大な物語を語り、

寒い夜でも、そこに瞬く星の美しさに感動してきました。


 来年は、世界天文年で、丑年です。私は「年女」です。

夜空に輝く おうし座の背の「」を見つめていると、

いくつかの星の集まりが美しい光を作っている

これと同じように

子どもたちが

それぞれの光を放ちながら、

その集まりがより美しい光になるようにと願ってやみません

         

                      

どうか

日本の未来が、

少しでも今年より明るいものになりますよう、

願わずにはいられません。

 

来年も

ご指導ご鞭撻賜りますよう、

重ねてお願い申し上げます。

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偏見について考える(ロバート・マリガン氏を悼む)

2008年12月24日 21時56分49秒 | 近頃思うこと・政治・経済・時事問題

平成20年12月24日(水)クリスマスイブを迎えました。

世界中の子ども達が、サンタさんのプレゼントを楽しみに

眠りについていることでしょう。

                  

 さて、アメリカで、黒人であるオバマ氏が大統領になると聞いて、

よその国のことでも感慨深いものがあります。

特に 私の世代の若い頃には、黒人差別問題が表面に出てきて、

それをテーマにした名作映画もたくさん出ました。


その代表作ともいえるのは

作家ハーパー・リー

ピュリツァー賞受賞作を映画化した

「アラバマ物語」を監督し、

アカデミー賞監督賞候補にもなった

ロバート・マリガン氏が、

今月20日、亡くなったことが報道されました。

 http://cinematoday.jp/page/N0016391

[eiga.com 映画ニュースより]

 「アラバマ物語」(62)で知られる、アメリカの映画監督ロバート・マリガン氏が

12月20日、米コネティカット州の自宅で死去。

83歳。死因は心臓疾患だった。

ニューヨーク州ブロンクス生まれのマリガン氏は、

1950年代のTV黄金期に米CBSでTVドラマ演出家として活躍。

同期にジョージ・ロイ・ヒル、シドニー・ポラック、ロバート・アルトマン、ジョン・フランケンハイマー(全員が故人)らがいた。その後、57年にアンソニー・パーキンス、カール・マルデン主演の野球映画「栄光の旅路」で映画監督デビューを飾る。

代表作は、ハーパー・リーのピュリッツァー賞受賞小説の映画化となる「アラバマ物語」。

故グレゴリー・ペックが演じた米南部の弁護士アティカス・フィンチは世界中に感動の涙を誘い、62年度のアカデミー主演男優賞を受賞。

06年にAFI(アメリカ映画協会)が選出した「最も偉大なヒーロー&悪役」のヒーロー部門第1位に選ばれている。

なお、そのフィンチ役のユニバーサル・スタジオによるファーストチョイスはロック・ハドソンであった。

マリガン氏自身も同作でアカデミー監督賞にノミネートされたが、「アラビアのロレンス」(7部門受賞)のデビッド・リーン監督に奪われている。

20作品ほどのメガホンを取ったが、15歳だったリース・ウィザースプーンの初主演作「マン・イン・ザ・ムーン/あこがれの人」(91)が最後の作品になった。

 

1962年に映画化された「アラバマ物語」は、

人種差別が横行する米南部で社会正義を貫こうとする弁護士の姿を

グレゴリー・ペック主演で描いた作品です。

このグレゴリー・ペック氏は、この作品の10年ほど前に公開された

ローマの休日」でも有名です。

http://www.roman-holiday.jp/

彼は、「アラバマ物語」で、主演男優賞を受賞しています。

http://www.geocities.jp/h2o_classic/g-peck.html


あらすじは、不況のドン底だった1932年、

アラバマ州メイコムという小さな町に、男やもめの弁護士

アティカス・フィンチ(グレゴリー・ペック)は住んでいました。

家族は彼と幼い子供たち、

息子のジェム(フィリップ・アルフォード)、

娘のスカウト(メアリー・バーダム)、

それに家事全体を切りもりしている家政婦の4人だった。

一家は静かな幸福な日々を送っていた。

近所には、精神障害を理由に

ブー・ラドレーが父に監禁されていた。

ある日、農夫ボブが、

娘が黒人の作男トムに強姦された

と保安官に訴えた。

判事は罪を否認するトムの弁護人に、

アティカスを指名しました。

アティカスは、黒人トムの弁護を引き受けました。

だが、町の人々は黒人に偏見を持ち、

黒人などを弁護したらただではすまぬと警告したり、冷たく当たります

アティカスは不正と偏見を嫌い、

何よりも正義を重んじる男だった。

そんな町の人の反対にも脅しにも動じない父親の姿を

彼の子どもたちは尊敬し、

その勇気ある行動を目の当たりにしながら

大きく成長してゆきます。

ジェムとスカウトは、

ある日、気狂いのブーを見ようとラドレー家へ忍び込んだ。

しかしブーに発見され逃げ帰った。

そのうちにスカウトとジェム宛ての贈物が、

ラドレー家の前の木の穴に置かれるようになった。

このようにして月日は過ぎていった。

危害を避けるため、ほかの町の留置場に入れられていたトムは

メイコムに戻された。

いよいよ裁判の当日。

しかし、裁判の判決は、

アティカスは必死の弁護を行って被告の無罪を主張したが、

陪審員は有罪と決定した。

アティカスには、控訴審で判決をくつがえす自信があったが、

トムが脱走してしまい殺された。

トムの家族にこのことを知らせに行った帰り、

アティカスはボブに会った。

ボブは彼に必ず裁判の仕返しをすると言うのだった。

 

ある日、娘のスカウトの学校で学芸会が催された。

その帰りの夜道でジェムとスカウトは、

ラドレー家の附近で何者かに襲われた。

そこへ突然、

第2の人影が現れ、襲った男をつかまえた。

襲ったのはやはりボブだった。

彼は胸にナイフを刺して死んでいた。

 

2人を助けてくれたのは、あのブー・ラドレーだった。

ブーの行動は明らかに正当防衛だった。

 

スカウトはブーを連れてきて、息子のジェムに合わせ、

それから白髪の彼をもとの隠れ場所へと送っていった。

 

ふたたびアティカス一家の平和な生活が始まった。

 

なんともいえない結末でした。

 

この映画を見たときに、

アメリカで行われている陪審員制度に

疑問を持った人も多かったのではないかと思ったものでした。

もう一つ、

偏見の恐ろしさをこの映画は描いています。

それは、

精神障害から親に家に閉じ込められて引きこもっているこの隣人に、

襲われ危ない目にあったときに子どもたちが助けられました。

誰がいい人で、誰が悪いひと ということに対して、

外から見える偏見の恐ろしさも描いていました。


 

もう一つ、

黒人差別と、戸惑いを描いた映画の名作に、

1967年に製作された シドニー・ポワチエ主演の

招かれざる客」があります。

http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/GuessWhosComingToDinner.htm

世界的にその名を知られる黒人医師ジョン(ポワチエ)は

ハワイで知り合った白人女性ジョーイ(C・ホートン)と

人種の壁を越えて結婚を誓い合い、

互いの両親の許しを得るため

サンフランシスコのドレイトン家を訪れる。


新聞社を経営し、人種差別と戦ってきて

人格者で通っていた父親のもとに、

娘が黒人の婚約者を連れてきたのです。

白人の娘の彼は、黒人だった。

彼は、世界的に著名な医師で立派な人格者でした。

母親は驚きますが、娘の嬉々とした様子に、

動揺は次第に喜びに変わっていきます。

しかし、父親は、

人種差別反対を自ら経営する新聞の論調としてきたが、

いざ自分の娘が黒人と結ばれるとなると心境は複雑。

彼がいくらりっぱな人物であっても、納得できません。

やがて、

ジョンの両親プレンティス夫妻もかけつけるが、

彼らも息子の相手が白人とは知らされていず愕然とする。

戸惑い反対する、

それは相手の両親も同じでした。

白人と黒人の結婚はタブーであり、

これからの二人の人生において、

持ち上がるであろう様々な反感や、

困難さや軋轢を親は心配したのです。

黒人である彼が、

反対する自分の父親に向かってこう言います。

「古びた信念を唯一最良と頑強に押し通す、

そんな世代が死に絶えるまで僕たちは重荷を背負うんだ。

自由になれない。

僕は黒人としてでなく、人間として生きたいんだ」

 

そこで、まず、彼の母も 何より子供の愛を信じた。

こうして、二人の母同士の強い説得によって、

頑迷なマットの心もほぐれ、

娘たちの仲を認めてやるのだった。


最後には、

娘の父親は、

若い2人のどんな困難にも立ち向かおうとする真剣さとその情熱に、

かつての自分の青春を見、その尊さに気づき、

2人の結婚を認めて、こう言います。

「これから多くの人たちの反感と嫌悪が君たちを待ち受ける。

永久にそれを乗り越えていかねばならん。

だが、互いの絆を強くし、決して負けるな!」

 “招かれざる客”が 優等生S・ポワチエなので、

大体、後半の展開は察しがついてしまうが、

トレイシーとヘプバーンの名優コンビが、

リベラリストたる面の皮を剥がされる新聞社社長とその夫人を演じ、

さすがにうまくて舌を巻く、S・クレイマーの問題作でした。

アメリカのある年代のインテリ層には、

それでもかなり影響力のあった映画なようで、

フレッド・スケピシ監督の「私に近い6人の他人」で、

本作と同様にS・ポワチエが

思い入れたっぷりに語る場面があったが、

一般に“進歩的”と言われる白人でも、

この映画の認識に留まっているのが現在でも実情らしい。

キャサリーン・ヘプバーンが二度目のオスカー主演賞を受賞し、

スペンサー・トレイシーの遺作ともなった作品。
 

人種や肌の色や、宗教、思想信条の違いから、

国と国との紛争や

個人的なレベルの誤解やいがみ合いが、

とかく 起こりがちですが、

先日も採り上げたオバマ氏の演説の中にも

Change!

と言う言葉がたくさん出ていました。

旧態依然たる因習や固定観念に囚われず、

Change!

 思い切って、するべきときにはしなくてはなりません。

Change!

そして、

Yes,we can!

日本の社会の中にも、

今こそオバマ氏のような人が必要なのですが…。
 

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おゆうぎ会

2008年12月20日 21時23分47秒 | 教育

平成20年12月20日(土)

穏やかなポカポカの小春日和に恵まれ、

なかまハーモニーホールで、

第55回『おゆうぎ会』がありました。

午前の部と午後の部に分かれて、

どちらも本当に素晴らしい大成功でした。

 

舞台の照明係も背景や場面の転換を工夫してくださり、

園児の熱演を引き立てる音響も効果音もしっかり入り、

「まるで、どこかの『劇団』のようでしたね。」

とお祖父様やお祖母様からおっしゃっていただくくらい 

その役になりきったこどもたちの演技の数々に

誰もが心打たれ、

思わず別れの場面では、涙を流し、何度見ても

離ればなれの親子の再会の場面でもしみじみと感動し感涙しました。

特に、年長組の劇やオペレッタ、それに『英語の歌』は、

ぶっつけ本番にしては、非常に落ち着いていて、臨機応変に熱演でした。

 

もちろん中には目立ちたがりやさんもいて、

楽しい笑えるポーズもそれぞれ考えて、

ほのぼのとアットホームな雰囲気で

リチャード先生も絶賛くださいました。

色々とお友だちを思い遣りながら、嬉しい成長ぶりです。

                        

すばらしく輝く2歳児~3歳児の姿にも感動しました。

午後の部は、ちょうどお昼ねの時間に差し合っていましたが、

眠い目をこらえて、直前までねくじを言っていた子も

いざステージに上がると、大変よくがんばりました。

                                      

先月の『音楽会』でも、子どもたちの表現力が目覚しく高まり

誰もが目を見張りました。今回のおゆうぎ会では、より一層、

感性の高まりや心の成長がみられました。

いよいよ、三学期は、各学年、それぞれ一年の仕上げの段階に入ります。

                       

しっかり褒めて、新たな目標に向かって、

引き続き、休み中も生活リズム

「早ね早起き・朝ごはん」を崩さないようにして、

より意欲的な向上心を持った子どもになるように願っています。

間もなく、冬休みになりますが、交通事故やケガ、誘拐や火傷にもご留意の上、

風邪を引いたり、様々な感染症には特にご用心ください。 

家族で、旅行やウィンタースポーツを楽しむのも、この季節ならではの

体験も色々とありそうですが、くれぐれも無理せず、子どものペースに

合わせて、安全第一でお過ごしください。

                    

体調の悪い時には、早めに受診し、睡眠・保温・栄養を充分に摂取しましょう。

では、22日(月)は終業式です。

クリスマス目前の日々を家族で楽しくふれあいながら

クリスマスカードを書いたり、年賀状を書いたりして、過ごしましょう。

なお、

遠方へ長期間、里帰りや旅行に出かける場合は、

必ず担任の先生に 連絡先を届けてください。

 

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門松を立てていただきました!

2008年12月16日 21時36分50秒 | 季節の風物詩・旅・地理・歴史・建築

平成20年12月16日(火)

15℃もあり、師走とは思えない陽気。

朝から、近隣の相生・竹末・若葉町内の方々が6名、二台の車で来園。

トラックの荷台には、立派な大きいや丸い太い、そして南天

〆縄も全部手作りです。

早速、土台の作成!

あっと言う間に、慣れた手つきで竹を割り、同じ長さにそろえて

縄で絞めて、土台の出来上がり!

次に竹を3本そろえて立てて、しっかり縛り、

土台に土や砂を埋めていきました。

その前に、水を入れるための竹を埋けこみました。

このなかに松や南天やユズリハや梅を活けて、あとは

縄でしばり、注連縄もつけて、仕上げました。

約1時間足らずで、掃き清めて、玄関先で記念撮影もしました。

 

園児も、帰りがけには、大きい門松にビックリして

親子で見とれていました。

「もういくつねると、おしょうがつ…」

バスを待つ時にも、歌っていました。

本当に清々しい気分で、お正月を迎える準備第一弾でした。

ご協力いただいたボランティアの皆様、有難うございます。

          

さて、なんのために門松を立てるのでしょうか?

 

「年神」様が最初に降りてくる目印


門松とは、お正月を迎えるにあたって門や玄関にかざる松のことを言います。

正月にはこの松を依白(よりしろ)として年神」が降りてくるといわれています。

つまり「年神」様が最初に降りてくる目印になるのです。

門松用の松は本来、家ごとに近くの山に採りに行ったそうです。

その行事を松迎えといい、12/13日(事始め)に行いました。

昔は椿などが使われていたそうですが、

平安時代ごろからおめでたい木とされた松と

そのあとに竹が添えられてめでたいものになり

竹と松が飾られるようになりました。

一夜かざりはいけない


門松は、12/13日から28日の間か、30日にかざりますが、

29日は「苦」に通じる、

31日は「一夜飾り」といって不吉を嫌い

その日には飾らないことになっています。



また、現在では住宅事情などで

本式の門松を飾るのは難しいので

各家庭では略式の門松を飾って

正月を迎える場合が多いようです。

いつとり払う?


門松は1/7日にはとり払います。

地方によっては10日、15日のところもあります。

一般的に元旦から7日までを「松の内」といいますが、

松の内とは年神様がいる期間のことをいいます。

地方によっては松の内の期間もかわります。



また、小正月どんど焼きなど、神社などの境内で

お正月飾りを焼く行事もありますので、

お近くの神社やお寺などにお問い合わせ下さい。

幼稚園でも、伝統行事を大事にして、年末年始の過ごし方を

園でもお話しています。

それぞれの町内会や地域の行事には、親子で参加しましょう。

そして、様々なしきたりや言い伝えなどを知り、子ども達にも

話して聞かせ、一緒にその土地ならではの体験を大事にし、

親子の会話をしながら、日頃はなかなか

ゆっくりお付き合いがなかった方々とも挨拶を交わしあい、

地域の中での人とのつながりを大事にしましょう。

 

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おもちつき大会

2008年12月10日 21時02分09秒 | 教育

平成20年12月10日(水)

8日(土)は、9日(日)は

一昨日8日(月)もが降ったりやんだり。

でも、昨日は晴天になり、久し振りにやや温かく、

お米を研ぐのも、蒸篭(せいろ)やおくどや、石(うす)や

大人用と子ども用の(きね)12本ずつ、

そして、(まき)の準備もどんどん捗りました。

 http://www.fukuji.net/seiro/index.htm

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%BE%E3%81%A9

  最近は、ガスで蒸したり、餅つき機で搗くという話も聞きますが、

やはり杵で搗いたおもちの腰のある歯ごたえや美味しさには敵いません。

 

早朝から、運転手さんたちも張り切って、まず衛生第一

お掃除や洗浄を徹底してしました。

岡田先生が、4つのおくどの火の加減を番してくださり、

火傷や事故にならないように、安全第一

清めの御祓いもいたしました。

                  

いよいよ最初の蒸篭が蒸け上がり、いい香りが漂ってきました。

午前9時、母の会の役員さんたちも、サポーターのお父さんや、

おじい様・おばあ様もエプロン姿で全員勢ぞろいいたしました。

                  

子育てサロンでは、前日から、サポーター用の

豚汁などの仕込が進んでいました。母の会の役員さんが

腕をふるってくださいました。

                    

最初の臼は、9時半から「たんぽぽ」が搗き始めました。

次々に準備が整い、登園児のそろったクラスから園庭に降りてきて 

子ども達が、パワー全開で力いっぱいおもちつき体験。

ペッタン、ペッタン、おもちつき~ それつけ、やれつけ、ペッタンコ~」

大きい声で、歌いながら、全員が楽しみました。

子育て支援の2歳児「たんぽぽくらぶ」や年少組や年中組のお友達は、

先生やお母様方に手を添えていただき、

しっかり杵(きね)をにぎってがんばりました。

年長組は、全員、自分一人で、搗きました。

                  

その後、教室に入って、きれいに手を洗って、出来立てのやわらかい

おもちを、心を込めて丸く丸めました。

中には、なかなかうまく丸めるのが難しくて、粘土遊びのようになって

いびつな形になってしまったのもありましたが、

それぞれ、袋詰めしてもらって、お家に持って帰りました。

多分、

おやつで、ゆでてあべかわ餅黄粉餅)や

焼いて砂糖醤油をつけて、あるいはチーズをのせてピザ風に、

また、辛子めんたいを添えたり、のりを巻いておとなの味を試食したり、

今夜の夕餉の一品にも、

おぞうになどでお餅が登場していることでしょう。

                  

お正月前の様々な伝統行事を、子ども達に体験させて、

年末年始も、我が家ならではのよい過ごし方を心がけましょう。

 

   北九州市立西部障害者福祉会館へなかよし交流会へ

つきたてのおもちの一部を、若葉町の西部障害者福祉会館の

デイサービスにいらっしゃっている高齢者の皆様へプレゼントしました。

保護者の皆様のご協力により、例年恒例の

なかよし交流会に園を代表して、今年は

年長組の桜2組さんが参加しました。

主任と担任の指導により

『園歌』あわてんぼうのサンタクロースしあわせつくろう

の3曲をご披露して、おじいさん・おばあさんたちと、

なかよくふれあうゲームや歌遊びをしました。

子ども達が、折り紙で折って作ったサンタクロースと、

それぞれが心を込めて描いた『絵手紙』を差し上げると

どの方も大変に喜ばれました。

いよいよ最後に、参加者を代表して 最高齢の満99歳のおばあ様が、

丁寧にごあいさつくださり、ジーンと感動!

子ども達にも、付き添って参加してくださった

母の会の会長さん・副会長さん・他さくら2組の役員さんには、

素晴らしい励ましになった様子でした。

西部障害者福祉会館の館長さんは、

「高齢者は、おもちをのどに詰めるおそれがあるので、そのままでは

お渡しせず、一口大に切り分けて、明日、大鍋でぜんざいを作って、

その中にこのおもちを入れて全員で賞味します。ありがとうございます。」

と、おっしゃって大変喜ばれました。

                     

皆様には、有形・無形の数々のご協力をこの度の行事にいただき

よいふれあいの成果をあげることが出来、誠にありがとうございました。

 

                          

12月20日(土)のおゆうぎ会に向けて、張り切っていますが、

くれぐれも風邪をひかないように、子どもたちも保護者の皆様も

健康管理には、充分お気をつけください。

    手洗い・うがいの徹底を!

                      

 

        また、もう一件、緊急お知らせと

  貴重品や連絡網の保管は厳重に保管を!

  先日、12月8日(月)午後、永犬丸で、車上狙いがありました。

 停車中の車の助手席に置いてあったバッグが、僅か数秒の間に盗難にあい、

バッグに入っていた大事なものが全て盗まれて大変ショックで、

困っておられます。

幼児とお母様には何の災いも及ばなかったのが、不幸中の幸いでした。

                  

いくらどんなに急いでいても、ほんの僅かな時間でも、

必ず鍵や財布や貴重品やバッグは、携帯し身につけておきましょう。

車を離れる時には、施錠しましょう。

路上駐車は、極力止めましょう。

 

  まず駐車場に入れてから、お買い物した品物よりも、先に、

子どもや貴重品の入ったバッグの安全の確保を心がけてください。

因みに、

窃盗のプロは、郵便局や銀行でお金を引き下ろした人を狙って

後をつけて、すきをうかがって、指紋も何も残さずに瞬時に盗むそうです。

特に、ブランド品のバッグを持っている人は狙われるそうです。

施錠していても、車のガラスを割って盗み、

あっと言う間に逃走するそうです。

また、『振り込め詐欺』にも充分にお気をつけください。

落ち着いて、冷静に対応いたしましょう。

 

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『歳末助け合い募金』に行きました

2008年12月01日 20時56分51秒 | 教育

平成20年12月1日(月)

師走を迎え、街のイルミネーションやショーウィンドーが

クリスマスカラーに染まり、キラキラと歳末の雰囲気になってきました。

紅葉も一層美しくなり、初冬の今日は、好天に恵まれ

例年12月1日恒例のhttp://www.nhk.or.jp/event/tasukeai/

歳末助け合い募金』に小倉北区へ出かけて園外保育しました。

最初に、リバーウォーク内のNHK北九州放送局にまいりました。

  http://www.nhk.or.jp/kitakyushu/

                                                    

さくら1組のおともだちが、園児代表で、みんなが協力したバザーの収益金の

中から「NHK海外たすけあい」と「NHK歳末たすけあい」に募金しました。

メッセージを書いてくれ、読み上げたのは、Sib君とSim君。

二人のSi君は、とてもはっきりとした声で、読み上げました。

その後、

手作りの「どうぶつ貯金箱」やクリスマスリースやカレンダーを差し上げました。

                 

ニュースキャスターのおじさんや、アシスタントのおねえさんが、

募金を受け取り、子ども達に 次々とインタビューしました。

でも、突然、急にマイクを向けられ、とても緊張し固まって

日頃は大きな声でお話し出来る子ども達も フリーズ状態に見えました。

ですが、O君のママ、喜んでください!

O君は、物怖じしないで、記者さんの質問にテキパキと答えて

「世界中の 家が壊れた子どもや、薬や食べ物や着物が無くて

困っている子どもたちに お金を分けて 助けてあげてください!」

とハキハキあの持ち前の笑顔で言えました。

「おじさんも、お仕事が大変でしょうが、身体に気をつけて、頑張ってください。」

などと、来訪の目的をいい、その模様は、

夕方6時のNHKローカルニュースと

午後8:45~のニュースで ON AIR 放映されました。

                 

もう一ヶ所、さくら4組は、小倉北区の読売新聞へ 募金に。

今では、福岡市に讀賣の西部本社が移ってしまいましたので、

小倉の北九州総本部長様へ『愛と光の事業団』へこの募金を委託。

この模様は、2日の朝刊にカラー版の写真入りで紹介です。

N・Kちゃんも 立派にメッセージを読み上げて

とっても上手にみんなの代表としての役目を果たしました。

 

                  

母の会の会長さん、副会長さん、会計さん、ご苦労様!

お疲れさまでした!

                  

バザーに協力してくださったみんなのあたたかい心のこもった募金を

例年通り今年も無事にお渡ししました。

インタビューでは、

「どんな風にして、お金を集めましたか?」

と 聞かれましたが、

これは、作品展の日に、

母の会主催の「友愛バザー」

(押入れに眠っている未使用の不用品セール)を 

母の会が主催して、実施しました。

                 

エコ意識を高めるバザーで、家では使わないが

よその家では活かして使えそうなものが、例年

バザーにたくさん寄せられます。

卒園する子どもたちの家からは、制服やおもちゃなどが出され

大変人気があります。

石鹸やタオルも人気でした。

とりわけ子どもたちもエコ意識を高めながら、

 つまり、「3R」は、

Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)

の3つの英語の頭文字を表し、その意味は次のとおりです。

 

  • Recycle(リサイクル)は、再使用ができずにまたは再使用された後に廃棄されたものでも、再生資源として再生利用すること 。
  • Reduce(リデュース)は、使用済みになったものが、なるべくごみとして廃棄されることが少なくなるように、ものを製造・加工・販売すること
  • Reuse(リユース)は、使用済みになっても、その中でもう一度使えるものはごみとして廃棄しないで再使用すること

上の3つのRに取り組むことでごみを限りなく少なくし、

そのことでごみの焼却や埋立処分による環境への悪い影響を極力減らすことと、

そして、限りある地球の資源を有効に繰り返し使う社会(=循環型社会)

をつくろうとするものです。

  http://www.meti.go.jp/policy/recycle/

リサイクル」・「リユース」・「リデュース

を考えながら、

子ども中心に、善意の募金となりました。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!

母の会の役員さんたち、お手数をかけました。

 

「友愛バザー」への真心のご協力

誠にありがとうございました!

              

                 

                      

 

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