緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

実りの秋!芋ほりしました。

2011年10月26日 18時28分09秒 | 料理・食育・食材・ガーデニング

平成23年10月25日(火)

 急に少し冷たい風が吹きはじめました。

先週から風邪ひきには十分に注意を喚起しています。

園内では、朝一番の教室の空気の入れ替えをして、最新型の空気清浄器を作動し

子どもたちには随時手洗い・うがい・水分補給を各クラス毎に指導しています。

 

本日は、年長組全員、バスで園外保育に出かけて

八幡西区則松のNPOボランティアグループ『コスモス会』

代表の田仲つねお様の畑で、地域のボランティアの方々が

丹精込めて育てたサツマイモを掘らせていただきました。

昨日の雨が嘘のようにあがり、秋晴れの高い空!

 

 田仲常郎(つねお)様は、当園の卒園生で、

お父上(田仲一雅様)の遺志を継いで

現在は北九州市市会議員の仕事に邁進しておられます。

そのお忙しい仕事の合間に、ボランティアのお仲間と

早朝から毎日のように金山川沿いの花壇やその周辺の畑の草取り

畑の土つくりや種まき・水やり・肥料やり・資金繰り…

と 汗水たらして精出しておられます。

 

 大根や白菜や人参など野菜を収穫して、漬物づくり、

火曜朝市の準備にも早朝3時から張り切って取り組み、

毎回10時頃には朝市の会場に並べられた新鮮な野菜類や

おいしい漬物など完売になるそうです。

その収益金で、なお不足分は彼のポケットマネーで、

新しいチューリップの球根を(200万円分も)オランダから買ったり

肥料代に充てたり、野菜やコスモスの種代にしたり

草刈鎌や鍬(くわ)やスコップ、鋸(のこぎり)や火バサミを補充したりして、

桜の木の枝落としをしたり、川の中のゴミ拾いや散歩道の清掃、

環境保全のために献身的な努力をして、

住民の笑顔のために、やりくりに苦労しているようです。

 

今日は、年長組全員で、手に手にスコップを持って、

芋のツルにつながる茎の根元に

大きなお芋の姿が現れると、「ワーッ!」と歓声を上げながら 

一生懸命両手に力を入れて掘り出しました。

 

 大きいのも小さいのもツルを切って,ざるや箱に入れました。

園に持って帰ってから、天日に干しています。

 

後日、洗って、蒸かし芋にして、全園児で試食することになりました。

 

 午前中は、どろんこになって、お手伝いくださった

コスモス会のボランティアさんや会長の田仲つねお様に

子どもたちから「ありがとうございます。」と感謝の言葉でした。

食欲の秋を実感する楽しい日でした。

どの子も歓声を上げて、満面の笑顔で

掘り出したサツマイモを誇らしげに持ち上げて見せてくれました。

 

 来週は、園内の『なかよし観察農園』で

自分たちの植えたあの苗から育てたサツマイモを掘ることになりました。

興味津々です。

よその畑で芋掘りをするときよりも、

より一層関心が高まってくることでしょう。

 また秋晴れに恵まれ意欲満々で、楽しく芋ほりをし、

収穫の喜びをたっぷりと味わうことでしょう。

 今年は、園の『なかよし農園』のさつまいもの出来具合は?

真夏のあの猛暑にもめげずに、ずしりと重みのあるおいもが、

土のお布団の中で、しっかり根っこを太らせて育っていることを願っています。

  この園内の『なかよし観察農園』では、サツマイモの他に

5月~6月には、様々な野菜の苗ものを、植え付けて

水遣りしながら、花を待ち、

トマトやキュウリやナスやスイカなど、さまざまな野菜類の実りを喜び、

自然界の不思議パワーを愛でていました。

 

 このような実体験で、生きた食育ができます。

お芋は、お昼の給食で試食する予定です。

皆で、とても楽しみにしています。

 

 

  おしらせ 

 園児募集

平成24年度の新入園願書は、 

10月1日から配布しています。

 11月1日午前8時から願書の受付をいたします。

出産のための里帰りや入院中、その他事情があって来園が出来ない場合は

現金書留での願書の郵送での受け付けもいたしております。

転居や転勤などの予定のある方も

どうぞ、ご遠慮なくお早めにご相談ください。

  満3才から就園奨励費という補助金が交付されます。

(北九州市の私立幼稚園在園者には

全国でもトップクラスの高額の補助金が出ています)

 満3才組は、募集人数が少ないので、お早めに!

定員に達し次第に受付を締め切ります。

  

 子育て支援の満2歳児

「たんぽぽくらぶ」は、

随時受付をしています。

 詳細は、親子で見学して、

遠慮なくお尋ねください。

 見学は、随時,日常のありのままを見学出来ます。

11月中旬は、音楽会がありますから

ちょうどどのクラスも音楽リズム表現の活動を中心に

園児や先生方の指導・援助のさまざまな様子が

10時頃~見学できると思われます。

  園外保育に出かけて留守をしていることも時々ありますので、

     朝、電話して確かめてから、なるべくお早めに 親子でお越しください!

         TEL093-631-3939

                      

 

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実りの秋!稲刈りしました。

2011年10月18日 20時50分36秒 | 教育

平成23年10月18日(火)秋晴れ

爽やかな風が吹き抜ける秋らしいお天気になりました。

午前中は、園庭の『田んぼ』は、実って来たの収穫の時期を迎えました。

垂り穂(たりほ)を詠んだ次の句は有名です。

  実るほど頭を垂れる稲穂かな

 今日は、年長組全員で、を手に持ち、稲刈りをしました。

担任の先生や園バスの運転手さんたちに手を添えて貰って

慣れない手つきでしたが、力をいれて刈り取りました。

 最近では稲刈りも機械を導入して、割合小人数でおこなうのが

当たり前になってきましたが、昔ながらの稲刈りは

家族総出で、数日がかりの作業でした。

 人数がたりなければ親戚や近所の人たちに手伝ってもらって

あるいは、隣村や近郷から人手を雇い入れておこなわれていました。

むかしは農家が多かったので、稲刈りの時期になると

小学校がお休みになりました。

子供の手を借りるほど忙しかったので、小さい子供は田んぼへ

お茶やお昼ご飯を運んだり、落ち穂拾いをして手伝いました。

でも、農家が少なくなった今では、このお休みはなくなりました。

昔は、稲刈りが終わった田では

タニシの一種であるツボを採りました。

ツボは蜂の子とならんで二大珍味とされ、味噌汁にして食べます。

農薬が広く使われていた頃はツボもいなくなりましたが、

有機栽培の田んぼでは最近また採ることができます。

 

稲を刈るときの注意点


刈り取る田の大きさや刈り手の人数にもよりますが、田んぼのはしから

お互いに2グループに分かれて逆方向でおこなうと効率が良いです。

刈り取った稲は進行方向の左脇に置きます。

こうすると刈り手にとって稲を置きやすく、稲刈りが手早くできます。

1、刈るときの稲の持ち方  

下のイラストで、稲の持ち方は左のように持つ。

右のようではひじが上がってしまって手元が見えにくいので危ない。

親指を切ってしまうこともある。

   
2、稲の束ね方

3株くらいの稲を一つに束ねます。

束ねた稲を藁(ワラ)でくるりと巻きます。


藁の両端を交叉させて撚(よ)ります。

よったワラを輪の中へ通してできあがり。

 
 
3、稲の干し方

最後に、束ねた稲を乾燥させます。

稲の干し方は地方によって様々ですが、

稲干し具を作ります。


ハザは、まず3本の木で三脚を2組作って、

その上に長い竹竿をのせます。

この竹竿の上に刈り取って束ねた稲をかけていきます。

立てるハザの本数は田の大きさによってちがいます。

稲束を半分に分けてかけた後、

前の稲束ときっちり重ねて安定させます。

   
4.脱穀(だっこく)

稲を数週間干した後、

脱穀(だっこく)して、玄米にします。

玄米とは、モミからをとっただけで精米していないお米のことです。

落としたモミガラをトウミ(唐箕)に入れて

わらくずやちりを取り除きます。

まだ穂についているモミガラをとるためにたたき棒で叩いて、

それをフルイにかけます。一粒もお米を無駄にはしません。

残った藁(わら)藁細工用にとっておきます。

わらはお米をとったあとの茎の部分で、

昔の人はわらでワラジ米俵やお正月の注連飾りなどを作ります。

稲は無駄なく全てが使われます。昔の人の知恵ですね。

 

全員、真剣なまなこで、手元を見ながら 

稲刈りに集中して頑張りました。

刈り取った稲は、先生達が、竹でこさえた「はざ」に架けて、

今、園庭に天日干しにしています。

 

よく乾いてきたら、来月脱穀します。

その後、試食の予定です。

子ども達はとても、楽しみにしています。

生きた食育で、食べ物への感謝の念を育てます。

 

    おしらせ 

先週~来週は、短大生が教育実習に来ています。

年中組を中心に実習いたします。

幼稚園教諭免許の取得のために勉強中です。

どうぞご理解、ご協力くださり、もし実習生を見かけたときには

あたたかい励ましの言葉かけをお願いいたします。 

 

10月20~21日の2日間は、熊西中の1年生が

勤労体験学習に来ます。

幼稚園教諭を目指して頑張ります。

                                   

♪ おしらせ♪

     今度の日曜日、10月23日(日)午後2時~

年長組全員は、なかまハーモニーホールでの

チャリティーコンサートに出演します。

保護者の皆様、どうぞ応援をお願いいたします。

このたびの入場料は3歳以上は500円で、

会場費その他の経費以外の収益金はすべて

SESA(セサ)と

東日本大震災被災地の復興支援のために

寄付されます。

子どもたちなりに、力をあわせて一生懸命練習に励んで

素晴らしい歌声になりました。

ご多忙とは存じますが、

ぜひともご理解と あたたかいご協力をお願いします。

なお、子どもたちは

午前中にリハーサルがあります。

園バスでお迎えに行きます。

コンサートの終了後解散します。

終了予定は4時頃です。

どうぞ、ごゆっくり最後まで

他のコーラスグループの歌や楽器演奏をお楽しみください。

 

  おしらせ 

 園児募集

平成24年度の新入園願書は、 

10月1日から配布しています。

 11月1日午前8時から願書の受付をいたします。

 満3才組・2年保育は、募集人数が少ないので、お早めに!

定員に達し次第に受付を締め切ります。

  

 子育て支援の満2歳児「たんぽぽくらぶ」は、

随時受付をしています。

 親子で見学して、詳細は、遠慮なくお尋ねください。

 見学は、随時,日常のありのままを見学出来ます。

  園外保育に出かけて留守をしていることもありますので、

     朝、電話してからお越しください!

         TEL093-631-3939

                      

 

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作品展・バザー・入園希望者へ

2011年10月02日 12時37分30秒 | 教育

平成23年10月2日(日)

 今年も 金木犀が、香り始めました。

 香り高い金木犀は、中国南部の桂林地方原産です。

  中国語では”桂”は木犀のことを指し、

「桂林」という地名も、木犀の木がたくさんあることに由来するらしい。 

  日本では木犀といえば、ふつう思い起こすのは金木犀です。 
                             
  金木犀の中国名は「丹桂」。 (丹=だいだい色、桂=モクセイ類)               
           
 ”犀”の字は「固い、鋭い」の意味がありますが、

枝が固いからなのでしょうか?    
                         
 ・江戸時代初期の頃、渡来。             
 ・静岡県の県の木は『木犀』です。             

 急に涼しくなりました。 コスモスの季節でもあります。

風にゆらゆらと ほころび始めた可憐なコスモスも揺れています。

秋桜とも呼ばれ、原産地はメキシコの高原地帯。

18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、コスモスと名づけられた。

日本には明治20年頃に渡来したと言われ 秋の季語としても用いられている。

日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育する花です。

景観植物としての利用例が多く、河原や休耕田、スキー場などに

植えられたコスモスの花畑が観光資源として活用されています。

 ただし、河川敷の様な野外へ外来種を植栽するのは

在来の自然植生の攪乱であり、一種の自然破壊であるとの批判もあるようです。

                  

読書の秋! 実りの秋! 食欲の秋! スポーツの秋! 芸術の秋!

   昨日1日(土)は、作品展・バザーの日でした。

ご協力ありがとうございました。

午前10時~午後2時の間の都合のよい時間に、自由にご覧いただきました。

日頃の園児の力作が出来上がり、各教室に展示された作品展が、

大勢の来園者の参観で大盛況で終わりました。

母の会の役員さんたちのご活躍で、バザーも無事に

多くのご協力をいただき完売になったようです。

                                         

未入園の方も、たくさんお越しくださいました。

まず、玄関の受付で、各教室へのご案内のしおりをさしあげました。

それぞれの作品のユニークな工夫や、

子どもたちの素敵な感性の育ちや頑張りを ごゆっくりご覧いただきました。

 

それぞれの組の担任教師から  

作品制作上のポイントや参観者へのメッセージがありましたので、

よく読んでから作品をご覧くださる方々が多かったようです。

                 

トランポリンなどの遊びや、ゲームなどもありました。

幼稚園は、子どもたちの楽しい活動の展開の中で、多くのことを体験し

気づき、考え、学び、切磋琢磨があります。

そうして、どんどん成長し、感性も高まり、心がゆたかに育ちます。

                   

         おしらせ 

 平成24年度の新入園願書は、

 10月1日から配布しています。

 11月1日午前8時から願書の受付をいたします。

  定員に達し次第締め切らせていただきますので

 お早めに提出をお願いします。

 満3才組・2年保育は、特に募集人数が少ないので、お早めに!

 子育て支援の満2歳児たんぽぽくらぶは、随時受付をしています。

 詳細は、親子で見学して、遠慮なくお尋ねください。

 見学は、随時,日常のありのままを見学出来ます。

  園外保育に出かけて留守をしていることもありますので、

     朝、電話してから どうぞお越しください!

         TEL093-631-3939

               

 

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