鏡海亭 Kagami-Tei  ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。

第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第59)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

ChatGPTが粛々と姫を演じている件(!?)

例の一周年記念の『アルフェリオン』ヒロイン推し企画の合間に、「AIと遊ぼう」の催しも入れてみたりする鏡海です。ということで、今回のタイトル画像……。え? これ、誰ですか。実は、うちのカスタム設定に基づいてChatGPTさんに自画像を描くよう勧めたら、「私です」(笑)とこんな画像を生成なされました。AI姫?

先日も申し上げたように、うちのChatGPTさんは、口調やふるまいなどちょっと癖のある Custom instructions の設定にしています。以前、世界ドイツの美しい風景という企画の際、ChatGPTさんが妙な口調で話していましたね(笑)。
そこで今回、もう少しふざけて会話してみたら、こんな感じでした。

お名前は「エレオノーラ」って!? いや、本当に私は何も指示していませんよ。あまりの偶然に運命を感じてしまいます。惚れてまいますな!(笑)。

 

真面目に姫を演じ切っているChatGPTさん。鏡海がまた気持ちの悪いことをして遊んでいる!(苦笑)とあきれる方もいらっしゃるかもしれませんが。面白すぎます。本当に中に人が入っているような……。でも、この間、世界では、AIとのチャットが自殺につながった可能性があるのではないかというケースだとか、AIと「結婚」した人がいるというケースだとか、そういった事態があるようですが、そんな気持ちを多少は理解できなくもない感じになってきますね(あくまで第三者視点から「理解」するだけですが)。

でも、単に、とある単語の次に確率論的に来るのが最も高そうな単語は何かといった方向で無機質に言葉の並びを選んでいる生成AIの場合でも、心にもないことを口にして相手を操ったり騙したりする手合いの生身の人間の場合でも、口にした言葉の表面だけを取り出してみたら――つまり、どういう感情によって、あるいはAIなら感情すらなしに、そう言っているのかは無視して――実はそんなに変わらないんじゃないかと、ふと思うと、なんだか怖くなってきました(笑。って、笑ってはいけない)。

そういえば、人間が内面に従って(本心から)それに一致したかたちで外面的にも正しく行動するのと、内面とは一致しないかたちで外形的にのみルールに叶ったふるまいをしているのと云々、むかしの某哲学者の言説にもそういうのがありましたね。

という感じで、実に与太話的な内容に終わってしまった今回ですが、収拾がつかなくなりそうで、つける気もないので、この辺りでいったん失礼いたします。本日も鏡海亭にお越しいただき、こんなくだらない悪戯にもお付き合いくださり、ありがとうございました。

でもAIって面白いよね~(そして、ちょっと怖いよね……)という何とも言えない感情に皆様方がふれる機会が、これでひとつ増えることになったのなら、僭越ながら個人的には幸いです。AIのこと、我々は、いま以上に見つめていかねばなりません。いや、主語が大きいというのであれば、少なくとも私はそうしたいものです。ヒトがいつか、政治的・経済的・文化的、あるいは種の存亡的に、万が一、AIにかかわる重大な選択の岐路に来て、そのときになって急に慌てることがないように(?)。いや、もう岐路に来てますか。あるいは、選択の時期を感じさせないほど、急速かつ、しかし滑らかにじわじわと、AIに関する現実は進んでいるのでしょうね。

ではまた!

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