鏡海亭 Kagami-Tei  ネット小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

・画像生成AIのHolara、DALL-E3と合作しています。

・第58話「千古の商都とレマリアの道」(その5・完)更新! 2024/06/24

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第58)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

ナッソス城をめぐる決戦始まる! まとめ読み第40話~42話分

連載小説『アルフェリオン』まとめ読みキャンペーン、今晩は第40話~42話分を追加です。

目次からどうぞ

なお、目次の分量が多くなったので2つに分けました。
第1話~39話までを目次1第40話以降を目次2としてあります。

第40話、帝国軍のエース、ライ・ド・ランツェローが登場です。
ランツェ郎、とにかく言動ひとつひとつが鬱陶しい(笑)。いちいち気にさわる。何にでも難癖を付けるひねくれ者のくせに、やる気のないヤツかと思いきや、変なところで正義感や熱血ぶりを発揮し、一度こうと決めたら頑固で絶対譲らない。
それでもって、チートなほど強い(^^;)。
いわゆる典型的な「ウザキャラ」ですな。いや、そのつもりで書いていたのですけど、何か憎めないんですよねぇ…。

帝国軍の新兵器ゼーレムの実戦テストを行うための最新型陸上戦艦、アプゾルスが登場。ランツェローをメンバーにお迎えです。船のクルーたちは、みんな一癖ありそうですが、悪いヤツとは思えない。邪悪の化身みたいに言われていた帝国軍なのに、いかにも悪そうな奴は誰もいない…。

 きれいなキャラしてるだろ? でも敵役なんだぜ(笑)。

いや、帝国軍は「悪役」というより、自分たちの正義を信じて戦ってるんでしょうから、余計にタチがわるい。前にシャリオさんも言ってましたね、「正義」と「正義」との戦いだからこそ救いがない、と。

悪役といえば、むしろ帝国軍と戦う側、特に「鍵の守人」のウーシオンなんか、黒さ爆発ですけどね。だいたい笑い方が「クックック」ですし(^^;)。邪悪すぎる。同じく帝国と戦うグレイルが乗ってるのも、悪役感全開のゲテモノ巨大クローと触手のある機体ですし。対するランツェローの格好いい騎士機体の方が、どう見ても正義側っぽい。ガノリスのレジスタンスのロスクルス隊長も、美形悪役(笑)って感じですし。いいのか?

オーリウム王国では、ついにナッソス城をめぐる攻防が始まりました。
飛空艦の艦隊戦、ミトーニア市をめぐる戦いで勝利を収めたギルドに対し、もう後のない、ナッソス側。一種の中ボス戦というか、重要な戦いなのに、相変わらず主人公が傍観しているところが何ともいえません(^^;)。でも、まぁ、見ててください。

兵力では劣るナッソス公爵が、それでも自信満々であるのは、謎の秘密兵器「盾なるソルミナ」に期待しているため。このソルミナをめぐって、これから大変なことになってゆくのでした…。

アレスやパラス騎士団もウラで相変わらず動き回っています。
そして、ネタキャラかと思われていたリーン嬢に悲劇が…。ファルマス様の悪役ぶり、容赦ありません。ヨシュアンが倒されたので、もう怖いものナシ。王宮の反メリギオス派は一掃されてしまうのでしょうか? 獲物が多くて、ムチ使いエーマ女王様が牙を研ぎながら待っています(怖)。パラス騎士団、聖騎士団と言いつつ、変態度の高いキャラ多すぎです(><)。

ただ、リーンはやればできる子。弓しか取り柄のないドジなテンプレ眼鏡っ子ですが、その腕前は恐ろしい。あの細腕でどうやって引くんだという巨大で強い弓をいつも持ち歩いてますし。なぜか耳がエルフ(笑)。『アルフェリオン』の中では、この手の一見ダメっ子で実はできる子というキャラが最も怖い。鬱回想から激妄想でいきなり超覚醒かまします(^^)。気をつけろ!

ともあれ、お楽しみください。

かがみ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 『アルフェリ... 『アルフェリ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。