鏡海亭 Kagami-Tei ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石? | ||||
孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン) |
||||
生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。
第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29
拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、 ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら! |
||||
小説目次 | 最新(第59)話| あらすじ | 登場人物 | 15分で分かるアルフェリオン | ||||
漆黒の翼が再び羽ばたくのは……
おっと、これは!? 今回のタイトル画像、久々にリューヌが出ていますね。中央にいる黒い羽根の女性キャラクターです。本ブログの連載小説『アルフェリオン』、メインヒロインのエレオノーアが登場するのはなんと第53話からなのですが(笑)、その時点よりもはるか前、第1話から登場し、物語の序盤で主人公ルキアンを側で支えるのが、闇のパラディーヴァのリューヌです(途中までは謎の「黒衣の女」として、正体不明だったのですが)。しかし、(初期設定上のヒロインこと)カセリナとルキアンの哀しい戦いの中、リューヌはルキアンを守るために力を使い果たし、消滅してしまった……ようだが、というところで、もう長らく小説本編に登場していません。
上掲のタイトル画像の背景に使用されている2枚の画像は、実は使いまわしと申しますか(苦笑)、第3話「覚醒、そのとき」の冒頭のシーンを以前にイメージ化したときに公開したものです。この2点ですね。
ルキアンがセラス女神の像の前で絶望に崩れ落ちる場面です。このタイトル画像からも分かるように、ルキアンが信仰する月と魔法の女神セラスと、この物語でいうところの「ロボット」(アルマ・ヴィオ)のアルフェリオンと、ルキアンの守護者リューヌは、すべて「翼」のイメージでつながっているのでした。
ちなみに、『アルフェリオン』という物語全体を象徴するような、第3話のこのシーンに、実は謎かけのような蝶が出てきているのですね。上の画像でも、生成AIのDALL-Eさんがきちんと画像化してくれています。この物語で「蝶」に関係の深いキャラクターといえば、エレオノーアですが……この第3話の場面、まさか将来のメインヒロインのことを暗示する伏線だったのか!?といえば……はい、それはないです!!(笑) いや、後で伏線として使えるような意味ありげな何かを、作者自身もまだどう使うか訳が分からないままに物語に予め埋め込んでおくことは、よくやっています。鳥の翼ではないですが、同じく空を飛ぶ羽根をもつ「蝶」が今後に何らかの重要なモチーフとなることは、物語がスタートした当初から認識していましたので、一応、入れておいたのでした。それが結果としてメインヒロインのもっている重要な特徴と(後付けで)重なっている、ということです。
よくコミックやアニメ等々の「回収されなかった伏線」について考察するウェブ記事などがありますが、そういった「伏線」ぽく見えるものの多くは、実際には伏線そのものではなくて、いま私が言ったように「もしかしたら将来何らかの(後付けの)伏線のタネとして使える可能性のある要素」を作者が入れ込んでおいただけであって、それが「伏線」としては結局使われなかっただけのこと、なのかもしれません。別に、回収を忘れていたわけじゃなくて(本当に忘れているケースも、あるにはあるでしょうけど)。
それはともかく、今後、リューヌはどうなるのでしょうか。エレオノーアとリューヌは、いわばルキアンの右腕と左腕のような立場のキャラクターです。そのうちリューヌも復活するのでしょうか。そういえば、「ハルスの邂逅」編における御子たちといにしえの四頭竜の(劣化)コピーとの戦いのときに、「闇」属性のパラディーヴァであるリューヌが欠けていたため、ルキアンたちは苦戦を強いられました。本当の四頭竜との戦いの際には、リューヌは不可欠です。
そんなリューヌの復活(?)を期待して、今回は久々に彼女の画像をHolaraさんとDALL-E(ChatGPT)さんに生成してもらいました。
おぉ、「闇」を司るパラディーヴァという雰囲気満載ですね。堕天使のイメージでしょうか。ちなみにこれはHolaraさんによるものです。
パラディーヴァたちの中でも、闇のリューヌは光のパラディーヴァと並んで飛びぬけた能力をもっています。貫禄がありますね。
少し人間的な雰囲気も漂うリューヌの画像。この画像は、Holaraさんが生成したものに鏡海がかなり手を入れました。特に顔の表情と衣装。
お次は、ChatGPTが、つまりはDALL-E3さんが生成した画像をご覧ください。
Holaraさんとは画風が違いますね。こちらの方が繊細かつ絵のタッチが硬質な感じです。何だかカラスのような黒い鳥たちを従えています。
DALL-E3の方が、リューヌの姿に関する設定を忠実に守っているという印象です(リューヌの外見上の年齢が、実際よりもかなり若めである点はともかくとして)。Holaraさんは、自由にやってますね(笑)。
オマケとして、過去に公開したことのある画像から……。いずれもDALL-E3によります。
ルキアン、リューヌに甘えすぎです(笑)。リューヌって、何というのかルキアンの「母親」っぽいイメージなのですね。物語の随所にそういう暗示的なシーンが出てきます。
ちなみに、メインヒロインのエレオノーアは妹を象徴、少なくとも妹キャラではあるでしょうか。ルキアンのことを「おにいさん」と呼んで懐いていますしね。でも、単なる妹分ではなくて……。これは何というか、リューヌとエレオノーアの二人、ルキアンを介して暗にマザコンとシスコンへの無意識の憧れ(違います)を象徴しているような存在ですか。困った話です(苦笑)。
いや、こんな雑談を書いて雑画像を生成している暇があったら小説本編を早く書くべきなのでしょうが、どうも気分が乗りません。書きたいことが山ほどあって頭の中の整理がつかないのと、何よりもまとまった時間が無いのが問題で……。もう少し、現実世界の今日この頃の雑事を乗り切れば、お話を紡ぐ筆に(キーボードに?)勢いが乗ってくるかもしれません。
気長にお付き合いいただけましたら、大変うれしいです。それでは皆様、よい週末をお過ごしください。
ではまた!
« 二人の黒騎士... | 愛した人は…… » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |