アシリアペ    「アシリアペ」とはアイヌ語で「新しい火」。住所は茨城県常陸太田市大中町3486-2

営業日等:土日の10:00~17:00 臨時営業もあり。天然酵母パンやオーガニックの食材などを取り扱う。

博物館文化講座

2022-01-16 17:24:40 | 沖縄から


「復帰50年、女性記者が見た基地沖縄」講師 島陽子(琉球新報社広告事業局次長)
1月15日、沖縄県立博物館・美術館で開催された上記講演会を聞きに行く。コロナ禍で入場制限があったがほぼ満席。基地問題の関心の高さが伺える。最近は座り込みに参加していないが基地問題は重要なテーマだ。
話の骨格は、①「沖縄は基地で食っている」という神話 ②「「抑止力」という神話。この沖縄をめぐる二つの神話についてでした。

「アイヌ民族 27の昔話」 北原モコットゥナシ 編著 小笠原小夜 絵

2022-01-08 17:52:45 | 本棚


「アイヌ民族 27の昔話」 北原モコットゥナシ 編著 小笠原小夜 絵

この本は、アイヌ民族の昔の暮らしや、関わりの深い動植物の絵をたくさん描きました。私(小笠原)が特に好きな神様や魔物、お化けのお話は、残念ながら見ることがないので絵にするのは難しかったけれど、とても楽しい時間でした。
先人たちが口伝えで語り継いできたお話も、時代が変わりこのように文字で伝えることになりましたが、アイヌ民族の大切な思いは物語と共にあります。私たちやみなさんを通してこれからも、この先へとつながっていきましように。
イヤイライケレ(ありがとうございました) (「あとがき」から)


「ルピナスさん ―小さなおばあさんのお話―」 バーバラ・クーニー さく / かけがわ やすこ やく

2022-01-08 17:51:17 | 本棚


「ルピナスさん ―小さなおばあさんのお話―」 バーバラ・クーニー さく / かけがわ やすこ やく

ルピナスさんは、海をみおろすおかのうえにある、小さないえにすんでいます。いえのまわりには、あおや、むらさきや、ピンクの花が、さきみだれています。ルピナスさんは小さなおばあさんですが、むかしからおばあさんだったわけではありません。世界中を旅行しましたし、「世の中を美しくする」ためにステキなことを思いつきました。
この絵本は一人の女性の人生の輝きを、ルピナスの花に託して、静かに語りかけてくれます。
バーバラ・クーニーは、板に水彩絵の具で描き、色えんぴつでアクセントをつけるという独特な画法で、詩情あふれる物語世界を作りあげています。


「身ぶりとしての抵抗」 鶴見俊輔著

2022-01-07 14:14:12 | 本棚


「身ぶりとしての抵抗」 鶴見俊輔著

「しゃべるところ以上のところにふみだすことが、しゃべることを保つためにも必要だ。」戦時下の抵抗、ハンセン病の人びととの交流、ベ平連、朝鮮人・韓国人との共生・・・・・。
さまざまな行動の現場にコミットし続けてきた鶴見俊輔。その思考と身ぶりの軌跡を初めてまとめたコレクション。文庫オリジナル。◎解説=川上弘美


「思想をつむぐ人たち」 鶴見俊輔著

2022-01-07 14:12:15 | 本棚


「思想をつむぐ人たち」 鶴見俊輔著

「専門哲学の外にいる哲学者が人類の中にいると考え、むしろそこから、その哲学を考えてみたい。」先人の生き方を知ることで、ものの見方を日々更新し続けてきた鶴見がつむぐ、オーウェル、花田清輝、ミヤコ蝶々、武谷三男・・・・・らの思想と肖像。みずみずしい小伝のなかから、人物を通じて鶴見の哲学の根本に触れる作品を精選した、文庫オリジナル・コレクション。◎解説=坪内祐三