アシリアペ    「アシリアペ」とはアイヌ語で「新しい火」。住所は茨城県常陸太田市大中町3486-2

営業日等:土日の10:00~17:00 臨時営業もあり。天然酵母パンやオーガニックの食材などを取り扱う。

「やせる!血圧、血糖値が下がる! アズキ毒出しレシピ」 マキノ出版ムック

2021-05-30 10:15:15 | 本棚


「やせる!血圧、血糖値が下がる! アズキ毒出しレシピ」 マキノ出版ムック

赤飯やあんこのお菓子で古くから日本人になじみの深いアズキですが、実は、優れた健康食材でもあります。
これまでの研究でわかっているのは、アズキは高血圧や糖尿病をはじめとした、生活習慣病の予防と改善に有効だということ。さらに、体内の余分な物を排出し、むくみを取ったり、おなかの調子を整えたりもします。それゆえ、ダイエットにも最適の食材です。
でも、調理法が単調――。そう思うかたにこそ、本書はお勧めです。


「その扉をたたく音」 瀬尾まいこ著

2021-05-30 10:12:00 | 本棚


「その扉をたたく音」 瀬尾まいこ著

ミュージシャンへの夢を捨てきれないまま、怠惰な日々を送っていた宮路。ある日、演奏に訪れた老人ホームで、神がかったサックスの音を耳にする。吹いていたのは、ホームの介護士・渡部だった。「神様」に出会った興奮に突き動かされた宮路はホームに通い始め、やがて入所者とも親しくなっていく・・・・。
人生の行き止まりで立ちすくんでいる青年と、人生の最終コーナーに差し掛かった大人たちが奏でる感動長編。

「出星前夜」 飯嶋和一著

2021-05-30 10:11:01 | 本棚


「出星前夜」 飯嶋和一著

寛永十四年、突如として島原を襲った傷寒禍(伝染病)が一帯の小児らの命を次々に奪い始めた。有家村の庄屋・鬼塚甚右衛門は旧知の医師・外崎恵舟を長崎から呼ぶが、代官所はあろうことかこの医師を追放。これに抗議して少年ら数十名が村外れの教会堂跡に集結した。折しも代官所で火事が発生し、代官所はこれを彼らの仕業と決めつけ討伐に向かうが、逆に少年らの銃撃にあって九人が死亡、四人が重傷を負う。松倉家入封以来二十年、無抵抗をつらぬいてきた旧キリシタンの土地で起こった、それは初めての武装蜂起だった・・・・。第35回大佛次郎賞受賞の歴史超大作!


「気づけば光の中を 旅回り劇団・希望舞台の『劇場人生』」 玉井徳子著

2021-05-29 10:24:19 | 本棚


「気づけば光の中を 旅回り劇団・希望舞台の『劇場人生』」 玉井徳子著

ふり返れば辛いことだらけのはずが、何と光に満ちた55年の旅でした。私の抱える絶望をいつも希望に昇華して下さった皆様に感謝を込めて心からの「ありがとう」をお伝えしたいのです。(「はじめに」より)

*この本の「希望舞台」には思い出があります。私が以前ある自治体で社会教育の仕事をしていた時、劇団の人が後援依頼にやってきました。そこで話を聞きすっかりのめり込んでしまい気がついたときには実行委員として参加していました。他に職員は十数人、民間で働く人たちなど多くの人が集まりました。たまり場に泊まり込んではワイワイガヤガヤ騒いでいました。懐かしい青春の思い出です。


「無暁の鈴」 西條奈加著

2021-05-29 10:22:35 | 本棚


「無暁の鈴」 西條奈加著

家族に疎まれ寒村の寺に預けられた武家の庶子・行之助は、手ひどい裏切りにあって村を捨てた。絶望から“無暁”と名を変え、ひょんなことから一緒になった万吉と江戸に向かう。悶着をきっかけにやくざの沖辰一家の世話になることになった無暁と万吉――波乱万丈の人生が始まる。信じるものを見失った無暁が、最後にたどり着く圧倒的な境地とは? 傑作が待望の文庫化!!


「風神雷神」(上、下) 柳広司著

2021-05-29 10:19:16 | 本棚
当店では毎月一度地元の本屋さんで本を購入しています。以前はアマゾンで買ったこともありますがいろいろ問題もあり現在は利用していません。そんな訳で月に一回まとめての紹介となります。



「風神雷神」(上、下) 柳広司著

太閤秀吉の時代から徳川の治世へ。世の移り変わりを背景に、絵を描くことに身も心もささげた一人の男、俵屋宗達が残した数々の傑作。その創作の舞台裏を読むと、改めて宗達の作品を実際に見たくなる。そこが素晴らしい。
――吉田伸子(書評家)