アシリアペ    「アシリアペ」とはアイヌ語で「新しい火」。住所は茨城県常陸太田市大中町3486-2

営業日等:土日の10:00~17:00 臨時営業もあり。天然酵母パンやオーガニックの食材などを取り扱う。

「商う狼 江戸商人 杉本茂十郎」 永井紗耶子著

2023-12-29 09:15:09 | 本棚


「商う狼 江戸商人 杉本茂十郎」 永井紗耶子著

江戸の金の流れを握る。それはお上を動かす力になるーーー。甲斐の農家から出て江戸で名を挙げた茂十郎は、永代橋の崩落事故で妻子を失ってしまう。だが悲嘆を糧に、茂十郎は立ち上がる。大胆不敵な資金集め、流通の構造改革、旧弊の刷新。すべては江戸の繁栄のためにーーー。既存の枠を超えた発想と、強引なまでの辛辣で「狼」と畏怖され、歴史の闇に消えた謎の経済人を描く。新田次郎賞受賞。

「ぎょらん」 町田そのこ著

2023-12-29 09:13:58 | 本棚


「ぎょらん」 町田そのこ著

人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。噛み潰せば、死者の最後の願いがわかるのだという。地方都市の葬儀会社に勤める元引きこもり青年・朱鷺は、ある理由から都市伝説めいたこの珠の真相を調べ続けていた。「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7篇の連作集。文庫書き下ろし「赤はこれからも」収録。(紹介文より)


「物語による日本の歴史」 石母田正 武者小路穣著

2023-12-28 14:52:39 | 本棚


「物語による日本の歴史」 石母田正 武者小路穣著

子どもから大人まで楽しめるやさしい語りで、古典作品に書き残された豊かな世界を味わいながら、日本の歴史を読み直す。イザナギ・イザナミが日本という国を産み、暴れん坊、倭建命が国土をまとめていく顛末を綴る『古事記』『日本書紀』。平安貴族の心の機微を伝える壮大な『源氏物語』と、雅なエッセイ『枕草子』。一般庶民の飾らない喜びや望みを伝える『今昔物語集』。貴族と武士の栄華と没落の歴史ロマンを生き生きと描く大長編『平家物語』ーー。巻末で石母田正が日本史の大きな流れを整理しつつ、歴史記述の背後に迫る。歴史家として花開く以前、若き日の網野善彦が編集した名著。 解説・中沢新一


「世界1月号」

2023-12-28 14:51:08 | 本棚


「世界1月号」 

特集1 ふたつの戦争、ひとつの世界
 ・ガザ、人類の危機ーーそれでも守るべき価値とは 
  インタビュー 中満泉(国連事務次長)、聞き手=国谷裕子(ジャーナリスト)
 ・この人倫の奈落においてーーガザのジェノサイド 岡真理(早稲田大学)
特集2 ディストピア・ジャパン
 ・人間であることが困難な世界で 松村圭一郎(岡山大学)
 ・反社会的で、善なるものーーいま小説を書くということ
  インタビュー 桐野夏生(作家)、聞き手=前川仁之
 ・さよなら、ジャニーズ。さよなら、テレビ。ーー見えない再生の糸口 林香里(東京大学)


「木の栞にぶら下がる」 斎藤真理子著

2023-12-27 09:29:48 | 本棚


「木の栞にぶら下がる」 斎藤真理子著

近年活況と呈する韓国文学翻訳の第一人者であり、優れた書き手でもある著者初の読書エッセイ集。
文学に刻まれた朝鮮と日本の歴史をたどり、埋もれた詩人や作家に光を当て、人間が疫病や戦争に向き合ってきた経験をひもとくなど、韓国文学に止まらない古今の本を取り上げながら、その普遍性を今に開く。(紹介文より)


「それでも私は介護の仕事を続けていく」 六車由実著

2023-12-27 09:27:51 | 本棚


「それでも私は介護の仕事を続けていく」 六車由実著

デイサービス「すまいるほーむ」の約三年半の記録。
生きることそのものを応援する。それは、何かができるとか、役に立つとかとは関係のない、生そのもののまるごとの肯定だ。生きることを応援し、生きていることを喜び合う、そんなつながりがここにあることを感じられたら、たとえ、できないことが増えていったとしても絶望しないでいられるだろうか。(「第13章たとえできなくなったとしても」より)
たくさんのつながりの歴史が交わるこの場を共にすることで、私自身の存在が誰かに何かの影響を与え、そして私自身の人生をも変えていく。それは恐ろしくもあるけれど、思わぬ喜びや希望を与えてくれる、大きな大きな巨樹の森のような場所に思える。(「最終章かかわりの歴史の中で」より)

沖縄へ

2023-12-22 18:50:14 | 沖縄から
今年は地元の茨城空港から那覇空港へやってきました。茨城空港は平面の移動だけなので時間もかからず便利です。3時間半という空の旅でしたがスカイマークでは飲み物のサービスが2回ありました。一部の飲み物は有料。羽田まで行くことを考えると今後も使えそうですね。また、期間限定のサービスとして県内に宿泊した人には水戸などから空港までのバス代が無料でした。寒さに弱い私たちはしばらく沖縄で過ごす予定です。



地区社協に寄付

2023-12-18 14:11:25 | お店から


今年の年末も地区社協に寄付をすることができました。これも衣類や雑貨等を提供してくださる方、そしてそれらを有効に再利用してくださる方のおかげです。誠にありがとうございました。来年も引き続き行いますのでよろしくお願いします。