アシリアペ    「アシリアペ」とはアイヌ語で「新しい火」。住所は茨城県常陸太田市大中町3486-2

営業日等:土日の10:00~17:00 臨時営業もあり。天然酵母パンやオーガニックの食材などを取り扱う。

暮しの手帖と週刊金曜日

2023-11-27 10:33:30 | 本棚

「暮しの手帖」は創刊75周年、「週刊金曜日」は創刊30周年。
どちらにも共通していることがあります。ご存知でしょうか。
それは、ともに広告収入に頼らずに発行している雑誌だということです。
つまり、読者が支え読者とともにある雑誌だということです。
私たちは45年前「暮しの手帖」を参考にして暮らしの道具を用意しました。
そしてそれは今の私たちの生き方につながっています。
新のジャーナリズムを目指す雑誌として創刊された「週刊金曜日」は創刊当初から応援しています。
他誌にない権力に迎合しない姿勢は社会に目を開かせてくれます。
しかしながらどちらも経営状態はよくありません。
そこで多くの方にこれらの雑誌を応援していただけるといいのですが・・・。

「古本食堂」 原田ひ香著

2023-11-20 15:52:09 | 本棚


「古本食堂」 原田ひ香著

目次
第一話『お弁当づくり ハッと驚く秘訣集』小林カツ代著と三百年前のお寿司
第二話『極限の民族』本多勝一著と日本一のビーフカレー
第三話『十七歳の地図』橋口譲二著と揚げたてピロシキ
第四話『お伽草子』とあつあつカレーパン
第五話『馬車が買いたい!』鹿島茂著と池波正太郎が愛した焼きそば
最終話『輝く日の宮』丸谷才一著と文豪たちが愛したビール

鷹島珊瑚は両親を看取り、帯広でのんびり暮らしていた。そんな折、東京の神田神保町で小さな古本屋を営んでいた兄の慈郎が急逝。珊瑚がそのお店とビルを相続することになり、単身上京した。一方、珊瑚の親戚で国文科の大学院生・美希喜は、生前慈郎の元に通っていたことから、素人の珊瑚の手伝いをすることに・・・・。カレー、中華など神保町の美味しい食と思いやり溢れる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語。(紹介文より)


「星を編む」 凪良ゆう著

2023-11-17 16:15:59 | 本棚


「星を編む」 凪良ゆう著

『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語
「春の翔ぶ」――瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?
「星を編む」――才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。
「波を渡る」――花火のように煌めく時間を経て、愛の果にも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。


「夜明けのすべて」 瀬尾まいこ著

2023-11-17 16:15:05 | 本棚


「夜明けのすべて」 瀬尾まいこ著

PMS(月経前症候群)で感情を抑えられない美沙。パニック障害になり生きがいも気力も失った山添。友達でも恋人でもないけれど、同士のような気持ちが芽生えた二人は、自分にできることは少なくとも、相手のことは助けられるかもしれないと思うようになり――。人生は苦しいけれど、救いだってある。生きるのが少し楽になる、心に優しい物語。(紹介文より)