アシリアペ    「アシリアペ」とはアイヌ語で「新しい火」。住所は茨城県常陸太田市大中町3486-2

営業日等:土日の10:00~17:00 臨時営業もあり。天然酵母パンやオーガニックの食材などを取り扱う。

「くらしのアナキズム」 松村圭一郎著

2021-12-31 11:18:30 | 本棚


「くらしのアナキズム」 松村圭一郎著

パンデミック、機能不全の民主主義・・・・再生の力は自分たちの生活にあり!

この本で考える「アナキズム」は達成すべき目標ではない。むしろ、この無力で無能な国家のもとで、どのように自分たちの手で生活を立てなおし、下から「公共」をつくりなおしていくか。「くらし」と「アナキズム」を結びつけることは、その知恵を手にするための出発点だ。
(「はじめに」より)


「私はいったい、何と闘っているのか」 つぶやきシロー著

2021-12-31 11:17:37 | 本棚


「私はいったい、何と闘っているのか」 つぶやきシロー著

家に遊びに来た長女の彼氏にいいところを見せるために考えたヘネシー作戦とは?
息子を野球とサッカーの史上初の二刀流に育てるための前代未聞の秘策とは? そして、念願のスーパー店長への長く険しい道の果てに待っていた、予想外の結末とは?
井澤春男、45歳。スーパー勤務。一見平凡な日常は、きょうも彼の脳内で戦場と化す。甘えも嫉妬も憤りも悔しさも、すべてを強がりのオブラートに包み込んで、男は深夜、なじみの定食屋のカツカレーを全力で喰らい尽くす。
きょうも、妻が、娘が、息子が待っているはずの我が家が遠いーーー。


「資本主義と奴隷制」 エリック・ウィリアムズ著 中山毅訳

2021-12-31 11:15:51 | 本棚


「資本主義と奴隷制」 エリック・ウィリアムズ著 中山毅訳

なぜイギリスは世界ではじめての工業化を成し遂げ、ヴィクトリア時代の繁栄を謳歌しえたのか。この歴史学の大問題について、20世紀半ばまでは、イギリス人、特にピューリタンの勤勉と禁欲と合理主義の精神がそれを可能にしたのだとする見方が支配的だった。これに敢然と異を唱えたのが、本書「資本主義と奴隷制」である。今まで誰も注目しなかったカリブ海域史研究に取り組んだウィリアムズは、奴隷貿易と奴隷制プランテーションによって蓄積された資本こそが、産業革命をもたらしたことを突き止める。歴史学の常識をくつがえした金字塔的名書を、ついに文庫化。(解説 川北稔)


Kakazu食堂

2021-12-27 15:50:31 | 沖縄から


いつも通る小径の角の家のガレージがお店になっていた。なんだろうと覗いていたら、中から女将さんらしき人が出てきて食堂だという。11月から始めたばかりでまだお客さんは少ないようだ。ちょっと見た目には何屋さんだかわからないから当然だ。今度の月曜日(つまり今日)はブリだいこんだというでではまたとなった。ということで、きょうの昼に行ってみた。ブリのアラ汁とごはん、それにちょっと青物が付いただけ。これで200円。なぜこんなに安いのかと聞くと、修行中だからという。なんだか申し訳ないのでドリンクセットも頼んだ。そうしたらこちらはコーヒーとカステラが付いて100円。ますます申し訳なくなってしまった。もう少しとってもいいんでないでしょうかと言ったら、そのうちねと笑っていた。

「わたしの美しい庭」 凪良ゆう著

2021-12-27 15:49:37 | 本棚


「わたしの美しい庭」 凪良ゆう著

小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。百音と統理は血がつながっておらず、その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。三人が住むマンションの屋上には小さな神社があり、断ち物の神さまが祀られている。悪癖、気鬱となる悪いご縁を断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが――


「海をあげる」 上間陽子著

2021-12-27 15:47:44 | 本棚


「海をあげる」 上間陽子著

青い海が赤くにごったあの日から、目の前で起こっていることをぼんやり眺めるような日々でした。沖縄の暮らしのひとつひとつ、言葉のひとつひとつがまがまがしい権力に踏みにじられるようななかにあって、書くことになにか意味があるのかと逡巡するような時間でもありました。だからいつもよりもせっせとごはんをつくり、娘にたくさんの絵本を読みきかせ、保育園まで農道を歩き調査に出かけ、毎日を刻むことを懸命に行う、そんな日々になりました。(「あとがき」から)


笑い納め

2021-12-20 19:42:56 | 日々の出来事


今年の笑い納めは「浅草園芸ホール」。昼の部主任は柳亭市馬。三波春夫の歌で締めくくりおおいに笑わせてくれました。

里美の朝は、氷がバリバリ、霜がザクザク、身体はガクガク。ということで例年のごとく静養とジュウデンのため明日からは沖縄へ。