アシリアペ    「アシリアペ」とはアイヌ語で「新しい火」。住所は茨城県常陸太田市大中町3486-2

営業日等:土日の10:00~17:00 臨時営業もあり。天然酵母パンやオーガニックの食材などを取り扱う。

「老子の教え あるがままに生きる」 安富歩著

2021-02-27 10:04:57 | 本棚
本の紹介。



「老子の教え あるがままに生きる」 安富歩著

『老子』は驚くべき書物である。
二千数百年前に書かれたこの本は、具体的な人名や地名がまったく現れない。それはこの本のすべての章が、抽象的な議論に終始していることの反映である。そもそも書いた人の名前すらどこにも書かれていない。「老子」という人が書いたので『老子』と呼ぶのではなく、この本が一人の思想家によって書かれたと考えて、その人を仮に「老子」と呼んでいるに過ぎない。(序文より)


ブッダボウル

2021-02-25 10:45:32 | 沖縄から
manaのランチで珍しいものを食べたのでご紹介。

<ブッダボウルとスープ>
⚪︎ブッダボウルはなんと35品目のオーガニック食材がワンプレートに✨
・グリーンサラダ/ソイマヨ/ヴィネグレットドレッシング(レタス、セロリ、ピーマン、ハンダマ、トレビス、ウイキョウ、キヌア)
・クミンサラダ(キャベツ、にんにく、白インゲン豆)
・フルーツラペ(人参、ココナッツ、タンカン、シークワーサー、レーズン、スターフルーツ)
・塩麹和え(トマト、きゅうり、パセリ、胡麻)
・ベジチリコンカン(大豆ミート、玉ねぎ、インゲン、レッドキドニー、レンズ豆)
・ベジツナ(ひよこ豆)
・ナッツ(ヘンプシード、くるみ、カシュー、アーモンド)
・シード(かぼちゃ種、ひまわり種)
・ごはん(玄米、黒米、もちきび)

「隣の国のことばですもの 茨木のり子と韓国」 金智英著

2021-02-23 10:26:59 | 本棚


「隣の国のことばですもの 茨木のり子と韓国」 金智英著

詩の言葉とは、人々にそれぞれの想いを喚起させる力を持つものである。そして、茨木のり子の誌は、時代を超えて隣国の人々にも応援となって響いた。実際、「わたしが一番きれいだったとき」というタイトルで小説を書いたコンは、この詩で光州事件を思い、シンは通貨危機の暴力を思ったのだ。(中略)
どの社会にも転換の時期が訪れるが、大切なのは変化に翻弄されずに正しく身を立てること、それが茨木の詩の言葉の本質的なあり方であり、そこにこそ彼女の詩の原型があるに違いない。茨木のメッセージは激変する韓国社会でアクチュアルなものとして響き、それゆえ人々の心を打ったのである。(本文より)


「再生の原風景 渡良瀬遊水地と足尾」 堀内洋助写真集(東京新聞写真部)

2021-02-23 10:24:33 | 本棚
本の紹介



「再生の原風景 渡良瀬遊水地と足尾」 堀内洋助写真集(東京新聞写真部)

2012年5月19日から2013年4月27日まで東京新聞に掲載されたもの。
辛酸と荒廃の歴史をたたえながら流れ続ける渡良瀬川。鎮魂と再生への祈りを込めて撮影しようと思った。
第1章 春の息吹
第2章 夏の光
第3章 秋の気配
第4章 冬の訪れ


「カール・マルクス 資本論 100分de名著」 斎藤幸平著 

2021-02-18 09:55:01 | 本棚


「カール・マルクス 資本論 100分de名著」 斎藤幸平著 

 人類がインフラ整備のために、過剰な森林破壊を引き起こし、生物多様性が失われていくことが、新型ウイルスのパンデミックの原因にもなっています。気候危機も、パンデミックも「人新世」の帰結です。地球全体を掘りつくして、商売の道具にしてしまう資本主義のツケを払わさられるのは、今を生きる私たち、そして未来を担う若い世代なのです。
 このまま資本主義に人類の未来を委ねておいて、本当に大丈夫なのでしょうか。様々な問題が、想像を超えるスピードで拡大し、深刻化しているのに、なぜ資本主義にしがみついて“経済を回し”成長しつづけなければならないのでしょうかーーー。(「テキストはじめに」より)


「遺言未満、」 椎名誠著

2021-02-18 09:40:56 | 本棚
本の紹介



「遺言未満、」 椎名誠著

確かにもう終点に近い気配だ。そういうことに本気で気づくとにわかに「こうしてはいられない!」と思っていきなり立ち上がったりする。でも立ち上がったとしてもそのあと何をどうしていいかわからない。(「骨を喰らう。骨を撒く」)
ああ、今日も(まだまだ)ビールがうまいのだけれど・・・・・。