「土に贖う」 河崎秋子著 2024-04-24 11:50:59 | 本棚 「土に贖う」 河崎秋子著 明治30年代札幌、蚕種所の娘ヒトエは、使用人たちと桑の葉を摘む日々。だが、養蚕農家が増え過ぎて、・・・・・「蛹の家」。江別のレンガ工場の頭目・佐川。過酷な労働環境で年老いた部下が斃れ・・・・・「土に贖う」。ミンク養殖、ハッカ栽培、羽毛採取、蹄鉄屋など、可能性だけに賭けて消えていった男たち。道内に興り衰退した産業を悼みながら、生きる意味を冷徹に問う表題作他6編。圧巻の第39回新田次郎文学賞受賞作。(紹介文より) « 「時代の反逆者たち」 青木理著 | トップ | 暖かくなりました »
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