かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

いよいよ・・その前に

2008-04-08 12:04:54 | みちのく号の車窓から
これには期待したい・・・その為にすべきこと

鹿角市は廃食油のリサイクルシステムをスタートさせる準備を進めているとのこと。

家庭で不要となった廃食油をペットボトルに入れ、決められた収集日にごみの収集所へ出してもらう、「ごみステーション」方式で資源ゴミとして回収するというもの。

一年間の試行を行い、結果を検討し継続を考えるという。

とりあえず試行中に作られたバイオ燃料は、回収量との関係で限られた利用(回収業者が使用している車や機械の燃料、市の公用車の燃料)になるようですが既に回収協力参加の意思を示している自治会が20を超え、企業の参加もあるとのことです。
大いに期待したいものですし、協力したいものです。

「ごみステーション」方式を進めるのには、回収対象が「油」ですので市民意識(良識)にたよる部分が相当必要でしょう。
何処の自治会もごみ出しの扱いには相当神経質になっていますし、場所によっては会員制?のごとく制限している状況です。収集場所が「油」で汚れようものなら・・・・結果が容易に想像できます(怖)

名も無き田舎者は是非とも市にお願いしたいのです。

既に参加を決めている自治会も含め、市民にこの事業のもつ意味を考え、理解してもらうための集会を開催してもらうよう市内の全自治会に要請をしていただきたいのです。
「循環型社会」はまず市民レベルでの意識が変わらなければ実現できないことを、生の声で伝えてもらいたいのです。

とかく 市の対応は「広報に載せた」「自治会担当者にお願いした」でとどまることが多く、ほとんど「何が大事か?」が伝わらない現状とおもえます。

市(職員)がこの事業を「協動」の理念で成功させたいとするのなら、まずキチンと住民が理解し行動できる「気持ち」にさせることが最重要と考えます。


循環型社会への取り組みが広がり、定着することで「生きるということにやさしい鹿角」が実現できるのではないでしょうか?