今日、初めて新しい車に給油しました。州によって様々だと聞いてますけど、
アリゾナは基本セルフ給油です。日本と違ってこんな風に手放しで給油ができます。
給油スタンドのカード挿入口に張り紙が。
これはどういう意味かというと、
機械がデビットカードをうまく読み取れないので、
クレジットカードとして操作するか、
店内で支払いしてくれ、ということですね。
アメリカの場合、カードを入れるとまずそれがデビットカードかクレジットカードかを機械が聞いてきます。
で、その次に、デビットカードだと暗証番号、クレジットカードだとなぜか郵便番号を入力します。
日本の郵便番号は受け付けないので、結局、日本のクレジットカードは、アメリカのガススタでは使えません。
張り紙の話に戻ると、要はデビットカードを入れて、クレジットカードを選択して、郵便番号を入れてくれ、という意味ですね。
これが１年前の自分に理解できたかというと、たぶんできなかったと思います。3倍時間がかかったと思う。
1年経って、アメリカの暮らしはどうかというと、今は快適です。
「こんな事日本じゃあり得ないのに！」とイライラするのはもうやめました。当たり前だけどアメリカは日本じゃないのです。
1年前はアパートのお湯が出なかったり、壁の電源コンセントが通電していなかったり、ま、いろいろありました。
今は、さらに固定電話が故障して、ガスコンロも４つの口の半分が点火せず、バルコニーの外灯がつかなくなり、そこに鳩が住んでますけどあんまり気にしてません。
先月ネットで注文した品物も、今どこにあるのか、届いていません。
でもいちいちそういうことにこだわらなくなりました。嫌なら文句を言いますけど、「ま、いいや」が増えました。
当たり前のことがちゃんとできている日本は、たぶんどちらかというと例外なんじゃないかと思います。
英語は上達したかというと、リスニング力は上がったと思います。でもプレゼンと質疑応答は未だにダメですね。自分でも何をいいたいのかわからなくなるときがあるし。
メールは大丈夫です。課題はスピーキング。自分のプレゼンを録音して、後で聞き直してみるのが一番だとは思うんだけど、
そもそも自分の声を聞きたくないというのがあって避けてます。
アメリカの国籍をとりたいかと、たまに聞かれるけど、それはないな。
他の国から来ている駐在員は、グリーンカードを取得して現地採用として働きたいみたいだけど、自分は全く興味がありませんね。
日本の方が総合的に見て暮らしやすい。コンパクトな分、いろんな意味で便利です。
日本は二重国籍を認めないので、アメリカの国籍を取ると日本人ではなくなってしまうというのが、アメリカで暮らす日本人にとっては大きなネックになっているようです。
ただ日本に関してちょっとやだなと思うのは、どこに行ってもタバコの煙を浴びるのと、「お客様は神様で、店員は奴隷」みたいな過度な上下関係ですかね。
ということで2年目に入りました。せっかくの機会だからこっちでの暮らしを楽しもうと思います。
ではまた。
