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日米での仕事の進め方の違い

2018-03-24 08:08:50 | What's up?

まず最初に言っておきますけど、これは日米どっちがいい、悪いの話ではないです。
もしかしたらうちの職場で起きているだけで、一般化すべきじゃないかも知れません。

1年彼らと一緒に仕事をしてきて、その進め方でいつも「日本と違うな~」と感じるのは、
全体像がよく見えない中で、とりあえず直近で何をするかを決めるとき。
彼らは、期限に合わせて知っている範囲で調査を済ませて、いったん報告します。
作業内容も見える範囲で決めるので、わかっていることを単純なステップに分解して、担当者に割り振っておしまい。
そのやり方でいつも気持ち悪いなと感じるのは、「それじゃ絶対漏れがある」と直感するから。
でも「何が漏れてるんだ?」と聞かれても、答えられない。だってそれはまだ未知の領域だから。
毎回、後になって当然のごとく漏れが発覚して、手戻りするのがとても嫌なんですけど、でも彼らはその場での軌道修正をいとわない。
軌道修正どころか、大方針転換もする。「だってその時は知らなかったし」と言う。


これを日本人がやるとどうなるか。まず時間無制限一本勝負で全体を調査します。
最初はきつくても、一度やれば全体像がわかるので、スタート時点でゴールが見える。
そうすると手戻りがないので、仕上がりがきれい。
どうしてもそれをやりたい。
彼らからの質問は、「オッケー、じゃあその時間無制限一本勝負の調査はいつ終わるの?」
それに対する日本人の返事は「それはいい質問ですね(=わかりません)」。


去年は、アメリカ人がどんどん作業を進めている間に、内職をしていた日本人の全体調査が終わって、
「なるほど、そうだったのね」とみんながわかって、そこから先はスムーズに走り出す、みたいな感じでした。


ま、結果オーライってことですかね。


2年目の今年は、最初の会議が始まる前に調査を済ませておいて、会議の冒頭でばーんと出す!

先週やってみましたが、
「そんな先の事まで今決めなくてもいいじゃん」
みたいな雰囲気でした。


ま、いっか。