どBlog

日々の暮らしをここに記録して未来に役立てよう。

こんな三味線が欲しい!(続き)

2007-02-19 15:05:29 | 津軽三味線
きのうからの続きです。

○駒について
希望の高さを言って駒をチョイスしてもらい、自分の三味線に据えて試奏させてもらいました。
別物かと思うぐらい高音でさわりが良く共鳴するようになりました。これもかなり驚きました。
さらに持参の駒も調整してもらい、弾いてみると音が良く出るようになりました。

○さわりについて
さわりのネジが固くて長年使いづらかったので相談しました。
交換可能(!)との事で、さわりを丸ごと取り替えてもらうことになりました。

○糸巻きについて
糸を巻くときに不必要な力が入っていて、左の手のひらにマメができています。
糸巻きと糸倉の調整が必要との事で、これも調整してもらうことになりました。
糸の順序を1-3-2の津軽仕様から1-2-3の標準仕様に戻した関係で、
糸を通す穴の位置がおかしくなっていて、これも一度糸穴を埋めて、新しい穴を開けてもらうことになりました。

このほか、皮の貼り方と音色について、張りやすくて解きやすい糸の結び方、根緒を選ぶときの注意点、三味線の保管や分解組み立てなど、色々教わりました。
ものすごくためになりました。

仕上がりがとても楽しみです。

外観は変わらないけど音は全然違ってるだろうな。

後は腕だけか。

これが最大の課題ですね。

がんばります。

こんな三味線が欲しい!

2007-02-18 19:14:39 | 津軽三味線
理想の三味線は、「クセなくきれいに鳴って良く共鳴し、弾いていて楽しく熱中できる三味線」です。
漠然としてるけど、言葉にするとこうなります。

三味線本体の問題もあるだろうけど、メンテ不足や日頃の扱いのまずさ、糸や駒のセッティングの問題、何より弾く人の方に問題があったりして、

「買い換えれば解決する」

とは限らない気がします。

まずは今持っている三味線の事を良く知って、三味線も自分自身も直すべきところは直したいと思いました。
正しい知識で正しく扱って、少しでもいい音を出したい、と。

そのためには、恥ずかしいけど、三味線屋さんにマイ三味線と撥を持っていって、お店の人の前で実際に弾いて、課題は何か原因はどこにあるのかをプロの目で切り分けてもらうのが一番だと思いました。

○三味線について
三味線は大部分が木でできている以上、年月が経てばやせたり減ったりゆがんだりします。音が出ないのはここがこうなっているから、というのをプロの目で見てもらうのが一番だと思いました。兆候は既に出ていて、言われればその通り、といった事が随所にありました。


○撥について
自分は大体150~60グラムぐらいの撥が好みなんですけど、全く同じ重さで重心の位置が異なるものをいくつか触らせてもらって、重心の位置で重さ感覚が全然違う事がわかりました。自分の握りと撥の重心が合っているととても軽く感じます。べっ甲も単純に厚い/薄いだけでなく、調整の仕方で弾き心地が劇的に変わります。今回自分の撥を持っていってどういったところが気にかかるか話して、その場で調整してもらいました。その結果音も撥打ちの感触も大きく改善されました。


この他にも糸巻き、糸、根緒、駒についても色々あったのでまた後日書きたいと思います。


津軽三味線 稽古ログ(7/18週 2/12 - 2/16)

2007-02-16 17:37:38 | 津軽三味線
~ 何ができないか、自分でちゃんと自覚して、明日までにできるようにしつこく稽古する ~

2/12 人差し指~薬指間の重心移動
人差し指と薬指、ジャンプさせずにどちらか必ず棹についている方がツボは安定して響きもいいような気がする。
ハジキ前には同時着地。でもどうしても薬指から指を置いてしまう。これだと早く弾けない。
たたみこみは人差し指重心。
ばたばたさせずに重心を人差し指から薬指へ、薬指から人差し指へ。
1の糸難しい。

2/13 2の糸
スクイ汚い。ぼさっと鳴る。ハジキでどうしても3の糸にふれてしまう。
薬指が独立して動いてくれない。

2/14 3の糸
どこまで強く弾いてどこから小さく弾くかあいまい。駒に小指を乗せると音は小さくなるけどスクイの音がきつくなってうまくいかない。10のツボ甘い。さわり鳴らない。

2/15 たたみこみ
たたみこみで4のツボずれる。最後の最後で気持ち悪い。

2/16 秋田船方節
たまに弾くとほっとする。
性格的にこっちの方が合ってるかも。

ここまでやるか

2007-02-16 10:54:19 | What's up?
JT禁煙条例に反対の組織票…神奈川県アンケートで:社会:スポーツ報知

自分たちとその客が良ければそれでいいんでしょうか。
禁煙喫煙を論じる以前に、この会社にはフェアプレー精神があるのか疑問を持ちました。

自分たちが世に送り出している商品に自信があるなら、正々堂々と神奈川県民に対してその正当性をメッセージとして送った上でアンケートの結果を待つべきでした。

県は統計的な手法に基づいた再調査を検討するそうです。