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負けた試合から何を学ぶか

2013-08-17 10:23:17 | What's up?

きのうの女子バレー、日本がブルガリアに0-3でストレート負けした試合で、両チームの監督のコメントが新聞に載っていて面白かったです。

勝ったブルガリアチーム監督のコメント
「大切な試合に勝つことができてよかった。日本はとても強いが、ストレートで勝ててうれしい」

負けた日本監督のコメント
「セッターとアタッカーのコンビネーションが合っていない。全然駄目。宮下も橋本も練習通りのスピードのトスを、上げていない」

どうでしょう。

勝ったチームにも課題はあったろうけど、それを記者に言う必要がないから、あえて言わない。
相手チームを気遣う余裕も見せつつ、強豪にストレート勝ちしたと主張している。

いっぽう負けたチームのコメントは全部内向き。
身内を名指しで酷評し、それが新聞に掲載されて何かチームにいいことあるのだろうか?
次につながる発見や学びもあったはずなのに。

結果にこだわればこだわるほど、負けた時に、こういう思考回路になってしまう。

くやしいから。

でもそれは監督だけじゃなくてチーム全員そうだと思う。
大切なのは、この試合で何を学べたか、特に、練習でできていたことが、本番でなぜできなかったかを冷静に考えることだと思うんです。

試合直後にそういった事を踏まえてコメントができる監督が、いい監督なんだと思うんですよね。

同じ日に世界陸上が、ありました。
男子200メートルに出場した飯塚翔太選手が、準決勝に進んだときのコメント。
「昨年のロンドン五輪は予選敗退でした。それでも、得たものは大きかった。大舞台を経験することで、気持ちの持っていき方がわかり、スタートラインに立った時に緊張をコントロールできるようになった」

これは大きな収穫ですよね。

この人は負けた試合を通じて何かを得ている。
「あ、そうか」って。


こうありたいですよね。


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