残念ながら日本は、今進んでいるグローバル競争には勝てないと思うんですよね。
世界の人は、日本人がこだわりがちな高品質・多機能・いたれりつくせりなサービスよりも、
機能はそこそこでも安いものを求めているから。
でもそれは人件費の高い日本では作れない。
効率を軽視するような日本型の経営スタイルでは維持できない。
パナソニックは赤字7000億円で、サムソンは利益1兆円。
将来の設備投資に雲泥の差がつくのはもう目に見えている。
ブランドとしての日本の価値が下がってる。地位も。
農産物や観光業は、世界に打って出られる可能性があった。
原発事故さえなければ。
たぶんこのまま何もしないと、日本は没落の時代に入っていくと思うんですよね。
国民全体が貧しくなるので、これからはお互いが助け合わないと生きづらくなると思う。
でもちょっと待って。
お互いに助け合わないと生きていけない世の中って、
結構いい世の中じゃないですかね?
隣に誰が住んでいるのかわからないよりも、
気軽に物を借りられたり、おすそ分けを頂けるお隣さんがいたほうがよくないですか?
車で郊外のショッピングモールに出かけて行く生活スタイル。
国民の多くが年を取っていく中で、いつまでもそういった暮らしを続けられるものでしょうか。
今となっては、昔の商店街のほうが便利じゃないですか?
歩いて行ける距離に魚屋があり、本屋があり、豆腐屋があり、雑貨屋があり、お茶屋がある。
加えて御用聞きにも来てくれる。
そういう方がこれからのニーズにマッチしてますよね。
グローバルの中で生き残れないのであれば、ローカルの中で助け合うしかない。
でももし、それが世界のどこにもないユニークなスタイル・プロセスであれば、
逆に世界中から人を呼び込むことができると思うんですよね。
ローカルに特化すると、武器になるかも。
ネットがこれだけ発達した今、周知の方法はいくらでもあります。
そのネタさえあれば。
前置きが長くなりました。
全国路地サミット
に行ってきました。
自分も新しい町づくり(もしかしたら古き良き町づくり)の手伝いをしたいです。
自分に何ができるのかまだよくわからないですけど。
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