きのうは東京・荒川にあるChito-shanで、
鈴木利枝さんの津軽三味線を聴いてきました。
前撥のこう、なんというか、抑制の効いた丸い音色が心地よかったです。
オリジナルや洋楽カバーが中心でした。
ハジキながら下から上に上がってくるフレーズがお好きなのかな?
女子っぽくて可憐な印象でした。
もう少し古典も聴きたかったです。
三味線かとうさんの音響もすばらしかったです。
打撃音の強い津軽三味線を上手にマイクで拾うのは難しいと思うんだけど、
生音かと思うような自然な音が出ていました。特に高音が澄んで聞こえました。
一の糸を叩くように弾くと、やっぱりその音だけ突出してしまいます。
マイクを通して弾くときは、一の糸を普段より若干前の方で弾くか、
位置はそのままでもう少し軽く弾いた方が、聴く側としては聴きやすいのかなと思いました。
弾いてる側は、一番力の入るところなんですけど。
話はちょっと変わりますが、
人間の脳って集団生活をし始めた頃に急に大きくなっていったんだって。
言葉を話すようになるのは、それより後のことで、
言葉を話すようになったから大脳が大きくなったわけじゃないんだって。
何を言いたいかというと
音楽がコミュニケーション手段として、
言葉より前にあったということらしいです。
だから音楽を使えば
心と心で直接コミュニケーションできるのだということ
国境も理屈も関係ない
そんな素晴らしいコミュニケーションが音楽でなら可能
です。
はい。
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