生きる目的を考えられる人って、基本的に衣食住が足りてる人だと思う。
明日、食べるものがなければ必死になって探す。
それが生きるってこと。
「生きる」の他に生きる目的はないですよ。
有名になったり、財を成したりしても、それが永久に続くわけでもなく、やがて本人の寿命も尽き、人々の記憶から消し去られていく。
この地球だっていつかは太陽に吸い寄せられて燃え尽きてしまうわけだから。
永遠に残るものなんてない。
生まれたときは裸で、何も持たずに生まれてくる。
生きている間にたくさんのものを得たとしても、死ぬときには何ひとつ持っていけない。
欲を出してあれもこれも求める必要はない。
生きていくために雨露をしのげる家があり、寒さに耐えられる服があり、空腹を満たせる食べ物があれば、
基本的にはそれでいいはず。
それ以上のことを求めるからしんどくなる。
手放せばもっと自由に、楽になれるのに。