新しい世界へ

来月から新しい先生についてスタートを切る事に決めました。

しばらく津軽ものに専念します。

稽古に向かう途中に眺めた高崎観音や、稽古場の畳の匂いとも今日でお別れです。
今の師匠には、三味線の演奏技術だけでなく、メンターとして、心の師として、たくさんのエネルギーをもらいました。

そして今日もあったかい言葉をもらいました。

「今しか出来ない事だから行って来い！」

と。

自分の考えをいつも肯定的にとらえて、励ましてくれた師匠に、今は感謝の気持ちでいっぱいです。

じぶんにとってはここの稽古場は、北海道の実家のような、あったかい場所でした。

自分を仲間として受け入れてくれた人たちと別れるのは寂しいけど、別れがある分、また新しい出会いが待ってるはずだと思います。
ここはとても居心地いいけど、あえて自分から飛び出して、新しい何かを探しにいこうと思います。

人の寿命には限りがあるし、自分の人生に後悔したくないから、自分の気持ちに正直に、ストレートにやっていきたいです。

何よりも今より少しでもいいから三味線がうまくなりたいです。

他の人から見れば回り道だったかも知れないけど、もしそうだったとしても、それは楽しい回り道でした。

途中で見つけた宝物がたくさんありました。

先生、みんな、ありがとうございました。

本当にお世話になりました。







なんかあったらまた帰ってきていい？