どBlog

日々の暮らしをここに記録して未来に役立てよう。

初めての紋付袴

2005-10-29 21:02:41 | 津軽三味線
明日、隣町の発表会で三味線の伴奏をすることになっている。
曲ももちろんだけど、問題は衣装だ。
2ヶ月前に着物屋さんで紋付袴入門セット一式を買ったのはいいけど、開封してない。
今となっては何を買ったのかもよく覚えていない。
もう日が暮れかけている。そして本番は明日である。

...待ったなし。

ヨメはんが図書館から借りきた「別冊家庭画報 銀座もとじの『男のきもの』」を唯一の頼りに、着付けの練習にとりかかる。
そう言えば昔、NHKのテレビで幼児がパジャマ着る番組があったっけ、などと思いつつ、一人で足袋をはき、襦袢を着て、着物に袖を通し、帯を締め、袴をはく。
文章にすると簡単だが、ここまでで2時間かかった。
しかも出来上がった時点で着崩れている。
路地裏で暴行された落語家みたいだ。

もたもたしているうちに夕食の時間になり、いったん全部脱いでユニクロのスウェットに着替える。スウェットの着付けなら1分だ。
ああ、何て楽なんだ。

食後のお茶を飲み、テレビをしばらくぼーっと見た後(現実逃避)、いやいや着付けの稽古を再開する。
足袋をはき、襦袢を着て帯を締め、着物に袖を通し、袴をはく。
1時間程で完成。
さっきよりはましになった。
もう一度全部脱ぎ、着物を着て、帯を締め、袴をはく。
途中でコツをつかんだ。着るのと同時に着崩れを直そうとするから時間がかかるのだ。ステップ毎に、ひと段落ついてから着崩れを直せばいいのだ。
もう一度脱いで、着る。

お、いいんじゃないの。
30分で着られるようになった。
よし、これで万全だ。

で、明日は何弾くんだっけか。