Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

4月9日(日) 本日のレース回顧と反省

2023-04-09 | 競馬日記

 北風も収まっていい日和となり、楽しみにしていた桜花賞が無事終わりました。勝ったリバティアイランドには、週の最初からいろいろと「難癖」をつけてきましたが、阪神JFに続いて今日もまた圧倒的な競馬を見せて勝利しました。やはり大方の見方どおり、この馬は世代の牝馬では一頭だけ抜けて強いようです。(休み明けなのに)32.9秒の上がり脚で後方3番手から差し切るのですから、これは歴史上の名牝たちに並ぶ馬と考えていいと思います。今後三冠の道を歩んでいくのかどうかわかりませんが、現時点では、今日対戦したメンバーで、この馬を上回る馬はいないと言ってよいと思います。

 さて、馬券の方ですが、今日の阪神は1Rからずっと258枠が強く、三連の出目が連続していました。10Rで初めて途切れたので、流れが147枠に移行したかもしれないと、少し躊躇しました。147枠で選ぶとすれば、1枠のライトクオンタムか、7枠のペリファーニアか、どちらかの選択となりますが、11Rでまた258枠が復活するだろうと楽観し、リバティアイランドの2枠よりコナコーストの5枠の方が馬券的妙味ありという今朝の方針(予想)どおりに馬券を買うことにしました。むしろ、相手選びの方が慎重で、今日の阪神は「わたり」が奇数人気と複数人気を往復している感じがあって、直前の10Rで14番人気の馬が2着に入って波乱となったので、11Rは奇数人気だと決めつけ、人気の変動を見ながら、9番人気ドゥーラ、11番人気シングザットソングに加え、10番人気のラヴェルまで用心して加える念の入れようでした(終わって見れば、まったくエネルギーの浪費でしたが、石橋を叩くくらいでないとすり抜けられてしまいますから)。

 結果、軸馬にしたコナコーストは2着を死守し、3着にペリファーニアが入ってくれたので、1・6・5番人気で決まり、三連複4,750円、三連単13,220円の配当となりました。額的にはそれほどのこともなかったのですが、リバティアイランド絡みの馬券としては、まあまあ好配当な部類で、外さずに済んでよかったのかなと思います。

 さて、来週は舞台を中山に移して、3歳牡馬の皐月賞です。こちらは本命不在ですから、暮れのホープフルSのような驚愕の結果になるかもしれませんので、桜花賞以上に慎重に検討したいと思います。今日もお読みいただきありがとうございました。来週もまたがんばりましょう。

 

 

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4/9(日) 本日の狙い GⅠ桜花賞

2023-04-09 | 予想

 今朝、阪神は晴れているようです。好天の下に桜花賞を迎えられそうなのは何よりです。馬場も今は稍重のようですが、レースが始まる頃には良に回復しているでしょう。好メンバーが揃い、楽しみなレースになりました。

 リバティアイランドが単勝人気1.9倍で圧倒的に支持されています。12月の阪神JFから4ヶ月ぶりのレースになりますので、1倍台というのはやや被りすぎではないかという気もしますが、どうでしょうか。今朝のオッズから、枠の人気と狙い馬を並べてみようと思います。〇数字は単勝人気順です。

<4/9(日) 阪神11R 桜花賞 芝1600>

 〇1番人気枠=2  リバティアイランド①  ドゥアイズ⑤  

 〇2番人気枠=3枠  ハーパー③           

 〇3番人気枠=1枠  ライトクオンタム②   

 〇4番人気枠=7枠  ペリファーニア⑥                 

 〇5番人気枠=6枠  シンリョクカ⑧     シングザットソング⑫

 〇6番人気枠=5枠  コナコースト④      

 〇7番人気枠=8枠  ラヴェル⑩         

 〇8番人気枠=4枠             

 阪神JFからの直行組でも2年前にソダシが勝っているように、リバティアイランドも強い競馬を見せるかも知れません。しかし、やはりトライアルを叩いて本番に臨むというのが「本道」でしょう。強さは認めつつも、他馬がそろって力及ばずということはないのではないか。過去には桜花賞で単勝1倍台に推されて敗れた馬もけっこう目に付きます。近いところでは、2018年に1.8倍のラッキーライラックが2着、17年に1.4倍のソウルスターリングが3着、16年に1.5倍のメジャーエンブレムが4着、15年には1.6倍のルージュバックが9着と、4年連続で勝てませんでした。まさに桜花賞の単勝1倍台は勝てないジンクスがある、と言ってもいいくらいです。

桜花賞の過去10年データ、好走馬一覧(2023年4月9日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 では、どの馬が先んずるのか。前走、稍重のクイーンCを好時計で勝ったハーパーなどは、有力な一頭だと思いますが、レース時計がおそらく1分32秒台の早い時計の決着となることを予想すると、この馬が33秒台の上がり脚を使えるかどうか、疑問なしとしません。ルメールさんが乗って上位に来るかもしれませんが、勝ち切るまではどうか。あと、桜花賞男の武が乗るライトクオンタムも2番人気になっていて、このレースに強いディープインパクト産駒であることはいいとしても、調教具合がよいという声がほとんど聞かれなかったのは最大の難点です。

 勝てる馬かどうか自信はありませんが、どんなペースでも33秒台の末脚を繰り出せるという点で注目したいのが、コナコーストです。今年のチューリップ賞は、過去と比べると時計が今ひとつということもあって、上位3頭が今のところ「ためらいがち」な人気に落ち着いていますが、このレースで2着に来た同馬は、中位差しからわりと息の長い末脚が使えるので、ハイペースで前が潰れることになれば、展開上はまる公算が高いと思います。桜花賞の「王道」ともいえるチューリップ賞を叩いて、ここはリバティアイランドに迫るか、ひょっとしたら一泡吹かせてくれるのではと期待しています。過去のチューリップ賞2着馬から桜花賞2着に入った2019年のシゲルピンクダイヤとイメージが重なります。 相手には、ラヴェルやシングザットソング(キタウイングも含めたいところです)など、人気薄でも33秒台の末脚を繰り出せる馬たちを選んで、波乱に備えておきたいと思います。

 さて、どうなりますか。注目の一戦。みなさんの好配当を祈ります。

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