Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

4月16日(日) 本日のレース回顧と反省

2023-04-16 | 競馬日記

 中山は晴れたり、曇ったり、雨が降ったりで、結局馬場は芝もダートも重のままでしたが、何とか皐月賞を終えることができました。混戦と言われたレースを勝ったのは2番人気のソールオリエンスでした。決め脚が鋭かったですね。重馬場だけになるべく前に行きたいと考えるところを、鞍上の(横山)武史くんが腹をくくって、最後方2番手から大外を一気に差し切る豪快な競馬を見せてくれました。週中の追い切りを採点した方々から迫力満点と伝えられていましたが、まさにそのとおりの豪脚だったと思います。2着は先に抜け出たタスティエーラでした。松山くん、一瞬勝ったと思ったでしょうねぇ。そして、3着は1番人気のファントムシーフがぎりぎりで滑り込みました。

 馬券の狙いの方ですが、今日の中山は1Rから147枠がずっと優勢でした。朝の段階で、私が狙っていたタッチウッドは8枠なので、これは困ったなあと思いながら、模様眺めを続けていると、8Rで一端147の出目が途切れたので、これ以降、258枠に流れが転じていくのかと期待したのですが、さにあらず、9・10Rとなおも147枠が出続けたので、これは258枠から入るのは危険と思い直して、慌てて147枠の馬に狙いを変更することにしました(今朝ブログ予想をご覧いただいた方々、「朝令暮改」で誠に申し訳ないです)。

 では、何を三連の軸馬にするか。147枠がすべて枠人気の5番人気以内なので、最も人気のない1枠のソールオリエンスから入るのが「セオリー」というか「経験則」なのですが、タッチウッドがダメなら、朝触れたもう一頭、一番人気枠の4枠のウラ人気馬、トップナイフから入るべきか、とか、前の10Rで3着に4番の馬が入っていたので、「一桁数字+10作戦」を使えば、14番(4番+10)の7枠タスティエーラからも入れるなあ、とか、でも、やはり1枠がいいのでは、とか、……短時間でいろいろと考えた挙げ句に出した結論は、ルメールさんの腕を信じて、1番人気のファントムシーフから入るというものでした(我ながら「手堅」すぎて、面白味に欠ける予想です)。

 買うのをやめたタッチウッドは調子が悪いこともなかったし、武が下手に乗ったという程でもなかったと思いますが、重馬場で前半1000m、58.5秒というラップは、いかにも早すぎました。もう少し内枠で楽に先行できれば違ったかもしれませんが、このペースを先行して押し切るには、桁違いの脚力がないと無理だったということだと思います。2.3秒差の13着。まあ、見送って正解でした。少し休んで、再起してほしいと思います。

 代わって急遽中心馬にしたファントムシーフは、馬場の良い外側から開いた中程を伸びてきましたが、先に抜けたタスティエーラに追いつけず、メタルスピード(4着)を何とかアタマ差交わしての3着でした。ここら辺は、やはりジョッキーの腕でしょうね。結果、2番人気・5番人気・1番人気で決着して、配当は三連複3,770円、三連単24,780円と、丸く収まった感じです。でも、ダービーが良馬場なら、また話がちがってくるかも知れません。

 もうひとつ、皐月賞の前、阪神メインのアンタレスSですが、中心視したカフジオクタゴンが直線でプロミストウォリアに脚力負けして5着に終わり、こちらは完敗でした。馬体重が絞れてもう少しやれると思いましたが、この馬は重馬場自体、それほど得意ではないのかも知れません。

 ということで、今日は1勝1敗でしたが、比較的人気上位の決着に終わったとはいえ、GⅠを獲れたのでまずまずとします。来週からは東京競馬場と、いよいよ新装なった京都競馬場でレースが行われますので、気持ちを入れ替えて予想していきたいと思います。みなさんの今日の成果はいかに。今日もお読みいただきありがとうございました。来週もがんばりましょう。

 

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4/16(日) 本日の狙い GⅠ皐月賞

2023-04-16 | 予想

 いよいよ来ました皐月賞。混戦を断つのはどの馬でしょうか。夜半も降った雨は、今朝になってやっと上がりましたが、馬場は昨日から重のままです。せめて稍重くらいまで回復してくれればよいのですが、荒れた馬場になるのは避けられず、タフなレースになるかもしれません。

 例によって今朝の前売オッズをもとに、枠の人気順と狙い馬を並べてみます。〇数字は単勝人気順です。

 4/16(日) 中山11R GⅠ皐月賞 芝2000 

 〇1番人気枠=4  ファントムシーフ①  トップナイフ⑦       

 〇2番人気枠=7枠  ベラジオオペラ③   タスティエーラ⑤    

 〇3番人気枠=1枠  ソールオリエンス②

 〇4番人気枠=6枠  シャザーン⑧                 

 〇5番人気枠=3枠  フリームファクシ⑥  ウインオーディン⑭

 〇6番人気枠=8枠  タッチウッド④         

 〇7番人気枠=5枠     

 〇8番人気枠=2枠  

 トップナイフの評価が低いのだけが意外な感じですが、その他はおおむね予想どおりの人気順です。最初に、枠人気に関する馬券術について触れておきますと、枠のグループ分けについては、このブログで何回か書いてきましたが、今回の枠人気は147枠、36枠、258枠の三種が上位からきれいに並んでいます。上位5番人気の枠までに147枠のグループがすべて収まっているのですから、「経験則」では、そのなかで最も人気のない1枠から入るべきところですので、手順に従えば、ソールオリエンスが第一の狙い馬ということになります。

 ところが、今回のように枠の三種がきれいに分かれて上から並んでいる場合(けっこう希なパターンだと思いますが)、この「経験則」はうまく効かない予感もあります(これまでも何回かハシゴを外されてきましたので)。むしろ狙うなら、147枠の最上位である4枠のウラ人気=トップナイフ⑦か、あるいは下に並んだ258枠の上位枠の方だと思います。

 「場数」を踏んでいないため、あまり強調はできませんが、もし、258枠の上位ということなら、8枠が該当します。この枠には、2月の共同通信杯以来、個人的に期待を寄せてきたタッチウッド④が入っているので、この馬から入るのも一案です。ホープフルSのドゥラエレーデのようにトップナイフとともにスローで逃げて、競り合ったまま2頭でゴールを駆け抜ける……という展開を描けないこともありません。一番の問題は、まだ荒削りであることよりも、私と馬券相性のよくない武が乗ることですかね(笑)。昨日は阪神のメインで勝ちましたけど、バシュロさんを呼んで欲しかったところです(笑)。けれど、今朝の時点では、また「裏切られる」のを承知で、この馬から入ってみたいと思っています。

 相手は、上位人気馬たちとエピファネイア産駒のウインオーディン⑭まで。大万馬券が炸裂しなくてもよいので、桜花賞と同じく、とにかく当てたいレースですね。

 先だって阪神ではアンタレスSがありますので、こちらの枠人気と狙い馬も並べておきます。

 4/16(日) 阪神11R GⅢアンタレスS ダート1800 

 〇1番人気枠=7  プロミストウォーリア①        

 〇2番人気枠=6枠  キングズソード③     ゴールドハイアー⑩  

 〇3番人気枠=4枠  ケイアイパープル⑤    サンライズホープ⑥

 〇4番人気枠=1枠  カフジオクタゴン②                 

 〇5番人気枠=5枠  ヴァンヤール④      

 〇6番人気枠=8枠  パワーブローキング⑦          

 〇7番人気枠=2枠  メイショウカズサ⑨   

 〇8番人気枠=3枠  

 重馬場が得意ということもないでしょうが、前走は16㌔の馬体増でも最後までがんばって走っていたカフジオクタゴンが、今回馬体が絞れてくれば、変わり身を見せてくれると思っています。147枠が上位5番人気以内に収まっていて、同馬が1枠なのも好都合です。プロミストウォーリアは59㌔でなければ主役を張れるところですが、一応二番手以下ということで。

 さて、天気が良くなって、どんな結果となるか楽しみです。みなさんの好配当を祈ります。今日もがんばりましょう。

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