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Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

20250430(水) ユニコーンSの展望

2025-04-30 | 展望
 
 4月も終わりですねぇ。今日は土曜のユニコーンSを検討してみます。去年から施行場所・時期・条件ともに変更され、まったく「別のレース」になってしまったので、過去データが使えませんが、3歳ダートの新進気鋭が集まりました。去年の1着はラムジェット、3着はミッキーファイトですから、今年も世代のダート界を代表するような馬が出て来るかも知れません。
 
 
1)持ち時計上位
 去年のラムジェットの勝ち時計は1分58秒6(上がり37.6)で、3歳馬としては好時計決着だったと思います(単純に距離1800におきかえれば1分52秒3ですし)。金曜に雨が降ったりすると、さらに時計が速くなるかもしれません。今回の出走メンバーの持ち時計上位は以下のとおりですが、距離1800ならば良で1分53秒台くらいの持ち時計は必要です(は重複馬、〇数字は単勝人気順)。
 
 <1800>
 テスティモーネ   04/06阪神 1勝クラス  ④1着 1分52秒7 37.6
 クレーキング    01/25中山 1勝クラス  ①1着 1分52秒9 37.2
 ベルベルコンパス  01/18中京 1勝クラス  ⑦1着 1分53秒0 37.2
 メイショウズイウン 03/29中山 伏竜S    ④2着 1分53秒0 36.6 
 ベリタバグス    04/06阪神 1勝クラス  ①3着 1分53秒2 38.0
 ゴッドエスパーダ  04/06中山 1勝クラス  ③1着 1分53秒3 39.0 
 ヴィリアリート   12/28京都 1勝クラス  ②1着 1分53秒4 37.7
 メイショウハチロー 03/15中京 1勝クラス  ④5着 1分53秒4 37.9
 カナルビーグル   03/23阪神 1勝クラス  ①1着 1分53秒4 38.5
 
 参考までに去年(2024年)の上位3頭の前走は以下のとおりです。
1⃣ラムジェット    02/18東京 ヒヤシンスS ⑤1着 1分36秒3 36.1  
2⃣サトノエピック   03/10中山 1勝クラス  ②1着 1分54秒1 38.9 
3⃣ミッキーファイト  12/10中山 1勝クラス  ①1着 1分52秒5 37.6
 
 一番時計はテスティモーネですが、去年のミッキーファイトの前走時計からすると、クレーキングの時計はまずまず優秀そうです。あとはベルベルコンパスもいますが、1800ですでに2敗しているので、それならば5連対中のメイショウズイウンの方が上かも知れません。あとは黒竹賞でルクソールカフェの2着があるベリタバグスあたりまで。
 
2)前走(ステップ)と間隔  
 去年が「第1回」なので、これは省きます。
 
3)血統
 競馬ラボによると、京都ダート1900の傾向では、父系はドレフォンホッコータルマエジャスタウェイの産駒がベスト3です。
下位条件まで含めてのデータなので、全幅の信頼はおけませんが、合致するのは、以下の3頭です。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  

テスティモーネ   :父ドレフォン(トーセンホマレボシ)/母父サウスヴィグラス(Forty Niner系)
メイショウズイウン :父ホッコータルマエ(キングカメハメハ)/母父エンパイアメーカー(Fappiano系)
ルヴァンユニベール :父ホッコータルマエ(キングカメハメハ)/母父ストロングリターン(シンボリクリスエス)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 最内枠の好走率高い:1⃣番枠の連対率20.9%、複勝率31.9%
 ② 前走コースに着目:複勝率30%を超えるのは以下のコース
   ・京都ダート1900/・阪神ダート2000/・中京ダート1900
   ・小倉ダート1700/・東京ダート1600
 ③ 前走先行した馬が優勢
  :4角通過4番手以内の複勝率36.2% 同11番手以下は8.6%
 
 浮上するのはヴィリアリートレッドボブです。
 
5)結 論  
 過去データがないので、傾向がつかみづらいですが、大物感があるのはクレーキングでしょうか。人気になってもこの馬中心が無難なところです。相手は、JRAの分析で浮上するヴィアリートレッドボブの2頭に妙味がありそうです。あとは前走伏竜S上位のメイショウズイウンルヴァンユニベールの2頭に、ドレフォン産駒のテスティモーネ、もう一頭穴でチュウジョウあたりにもチャンスがあると思います。クレーキングが前を掃除するような展開になると、JRAの言う先行有利に反しますが、後ろから来る人気薄が一頭絡んでくるような感じもします。まとめてみると、
 
 ◎クレーキング 〇ヴィアリート ▲レッドボブ △メイショウズイウン……
で、クレーキングが強い競馬を見せてくれるものと期待します。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。GW後半の連休まで3日ありますが、今日も何とか乗り切りましょう。
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20250429(火) 京王杯スプリングCの展望

2025-04-29 | 展望
 
 今日は土曜東京の安田記念の前哨戦・京王杯SCを検討してみます。今年から施行が2週早まったようですが、ここを叩いて次のGⅠを目指す陣営には、少し余裕をもって本番を迎えられて好都合です。今年は前走でGⅠ高松宮記念を走った組が6頭もいて、主力の一角を担いそうです。過去10年の傾向などから中心馬に目星をつけてみます。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇高松宮記念     12頭ママコチャ⑥3着 トウシンマカオ⑤4着
                  カンチェンジュンガ⑨10着 トゥラヴェスーラ⑯11着
                  バルサムノート⑱12着 スズハローム⑮17着
 〇ダービー卿CT  6頭ロジリオン②9着 アサカラキング⑤11着
 〇東京新聞杯    3頭(※該当なし
 〇読売マイラーズC 2頭(※該当なし
 〇京都牝馬S    2頭(※施行なし
  
 今年は施行が2週早まっていますが、去年までだと、ローテーション的には中5・6週(ダービー卿CT・高松宮記念など)に集中していて、あとは中3ヶ月が少々目立つといったところです。
 
2)血統
 父系はサンデー系もいいのですが、近年はミスプロ系の方に勢いがあり、とりわけ父ロードカナロアが5年続けて馬券に絡んでいます。父ミスプロで浮上するのは、以下の3頭です。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
ハクサンバード   :父ハクサンムーン(アドマイヤムーン)/母父サマーバード(Fappiano系)
レッドモンレーヴ  :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
ロジリオン     :父リオンディーズ(キングカメハメハ)/母父パイロ(Pulpit)
 
3)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① ②人気馬が大活躍:過去10年の複勝率90%
 ② 近年は4・5歳馬の争い:複勝率23.1% 6歳以上の複勝率13.3% 
 ③ 前走は芝1200か1600:前者は高松宮記念、後者はダービー卿CT
   今年は間隔が詰まっているので、間隔を重視するなら別路線も
 
 6歳に実績馬がいて、②人気はおそらく6歳馬がとりそうですが、その他のデータから適合するのは、4歳からはロジリオン、5歳からはアサカラキングカンチェンジュンガシャドウフューリースズハロームバルサムノートらが浮上します。ロジ以外は、主力というよりもヒモ荒れに一役買いそうな面々です。
 
4)宮田式バイオリズム◎
 ・カルロヴェローチェ  2・1・0・8
 ・シャドウフューリー  5・7・2・5
 ・ハクサンバード    3・2・2・8
 ・ママコチャ      7・3・3・7
 ・レッドモンレーヴ   5・4・1・9 
 
5)結 論  
 ロジリオンの前走は大外でハンデ58.5㌔が最後に響いた感じです。中山の急坂もこの馬には不向きで、東京コースに替わる今回はチャンスと見ます。前走が使い減りによる負けではないことを祈りたいです。相手は6歳勢からママコチャトウシンマカオレッドモンレーヴの3頭が強敵です。あとはカンチェンジュンガシャドウフューリーあたりまででしょうか。オオバンブルマイも東京コースは得意で、いい決め脚をもっているので、穴の一頭には加えておこうかと思いますが、去年3着のスズハロームは近走が冴えないだけにどうでしょうか。トゥラヴェスーラもさすがに10歳ですしねぇ。まとめてみると、
 
 ◎ロジリオン 〇ママコチャ ▲トウシンマカオ △シャドウフューリー……
で、シャドウフューリーなど△の馬がどれか一頭食い込んでくれればいい配当になりそうです。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。朝、玄関を開けると新緑の薫りが漂います。いい季節になりました。今日も一日平穏でありますように。
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20250428(月) 天皇賞・春の展望

2025-04-28 | 展望
 
 昨日のフローラSはカムニャックの復活Vでしたが、3着に最低人気のタイセイプランセスが突っ込んで、三連単が百万超えの大波乱となりました。詳しくは書きませんが、この日の東京は2R、7R、9Rで宮田式馬券術で言うところの波乱枠が三連に絡んでいて、2Rと7Rが(特異なことに)ウラ人気(同枠の人気のない方の馬)だったので、これは怪しいと一時は警戒していたのですが、9Rがウラでなかったので迂闊にも気を緩めてしまったのです。そもそもカムニャックは買ってなかったのですが、千載一遇というか、こういう大チャンスを逃さずに馬券が買えるようにならないと、と反省しています。香港のエリザベスⅡ世Cはタスティエーラが勝ったのはいいとして、リバティアイランドの予後不良にはガックリしました。一応昨日の狙いの結果は残しておきます。
 
*〇数字は単勝人気順、□数字は枠人気順= はウラ人気、◎〇▲△の左は当日の朝(あるいはライヴ)予想、右は週中の予想、数字は追い切り評価の平均値: は最上位
 
 京都11R 読売マイラーズC GⅡ 
1着 ロングラン      ⑤4⃣  ◎  ◎  4.5
2着 ジュンブロッサム      ①1⃣   △  △  4.4
3着 セオ         ②2⃣  〇  ▲  2.7
*朝予想・週中予想◎ロングラン1着=的中 
 
 東京11R フローラS 3歳牝馬GⅡ 
1着 カムニャック     ⑦2⃣  -  ー  3.4
2着 ヴァルキリーバース  ①1⃣   △  ▲  5.0+α
3着 タイセイプランセス  ⑱8⃣  -  ー  2.6
*朝予想・週中予想◎ロジャリーマイン17着
 
 香港 8R クイーンEⅡC 国際GⅠ 
1着 タスティエーラ    ②   〇  
2着 プログノーシス    ④    ▲  
3着 カリフ        ⑪   ー  
*週中予想◎リバティアイランド 競走中止 
 
 今度の土日から春のGⅠシリーズが再開されますので、気を取り直して春の天皇賞を検討してみます。4歳勢と古馬勢の能力比較がポイントです。過去10年の傾向などから主力馬を見ていきます。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇阪神大賞典     15頭サンライズアース④1着 ブローザホーン⑤3着
                  ショウナンラプンタ①4着 ワープスピード③7着
                  ウインエアフォルク⑪8着
 〇日経賞      6頭マイネルエンペラー②1着 アラタ⑫9着
                  シュヴァリエローズ④12着
 〇大阪杯      3頭ジャスティンパレス⑥6着
 〇ダイヤモンドS  2頭ヘデントール①1着 ジャンカズマ⑫2着
  
 ローテーション的には、8割近くが中5週以内です。人気が予想されるヘデントールは中9週で、主流ステップの阪神大賞典と日経賞ではありませんし、あまり好ましい傾向とは言えませんが、どうなるでしょうか。
 
2)血統
 父系はサンデー系ディープインパクトステイゴールドハーツクライの血統が「御三家」で、これに母系のノーザンダンサー系が加わればベスト配合です。今回のメンバーでこのパターンが該当するのは以下の3頭です。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
シュヴァリエローズ :父ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Sevres Rose(Nijinsky系)
ジャスティンパレス :父ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Royal Anthem(Nureyev系)
プラダリア     :父ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父クロフネ(Vice Regent系)
 
3)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 軸馬は上位人気から:過去10年の優勝馬は③人気以内
 ② 前走GⅡ組が中心:複勝率30.6% 
 ③ 前走の勝ち馬が好走(特に阪神大賞典):複勝率44.1%
 ④ 3着以内馬のほとんどは重賞勝ちの実績あり
 ⑤ 菊花賞との関連性が高い
 
 わりとポイントが高いのはビザンチンドリームで、その次がジャスティンパレスサンライズアースヘデントールあたりでしょうか。
 
4)宮田式バイオリズム◎
 ・ウインエアフォルク  2・1・2・30
 ・サンライズアース   3・1・0・3
 ・ジャスティンパレス  5・2・2・10
 ・ハヤテノフクノスケ  4・2・0・5 
 
5)結 論  
 レーン騎手がヘデントールに乗るようなので、4歳の勢いを買う手かもしれませんが、リピーターが活躍する傾向があるので、ジャスティンパレスの「飛び石」連覇が期待できると思います。近走では、重馬場の宝塚記念だけは崩れましたが、他はまずまず好走しているところが、あと一歩足りないステイヤーらしさと解釈しています。この距離で再度の勇姿を見せてほしいところです。相手は、ヘデントールのほかでは、データどおり、前走阪神大賞典組からサンライズアースブローザホーンショウナンラプンタワープスピードに、日経賞を獲ったマイネルエンペラー、あとは、サウジ帰りのビザンチンドリームと前走の負けが不可解なシュヴァリエローズまででしょうか。プラダリアは母系のクロフネが距離的にややひっかかるのがどうでしょう。まとめてみると、
 
 ◎ジャスティンパレス 〇サンライズアース ▲ヘデントール △ブローザホーン……
で、上位人気馬が強い感じがしますが、はたしてどうなるでしょうか
 
 日曜はケンタッキーダービーもあるんですねぇ。ジャスティンパレスにルメールさんが乗らないのはこのせいですかねぇ。残念無念。ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今週も平穏でありますように。
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20250423(水) マイラーズCの展望

2025-04-23 | 展望
 今日は日曜阪神の読売マイラーズCを検討します。GⅠ安田記念の重要な前哨戦の一つです。過去10年で①人気が三連8連対で、馬券的妙味は薄い感じですが、先週のアンタレスSみたいなこともあるので、本番を意識して、過去10年のレース傾向から狙い馬を絞り込んでみます。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇東京新聞杯    4ジュンブロッサム⑥10着
 〇香港マイル    3頭(※該当なし 
 〇中山記念     3頭(※該当なし
 〇阪急杯      3頭(※該当なし)
 〇洛陽S      3頭(※該当なし
 〇マイルCS    2頭(※該当なし)
 
 間隔で一番多いのは中5ヶ月で、以下、中7週中10週が続きます。全体的に間隔をあけた馬の方が優勢で、休み明けの馬でも好走する傾向です。この点、中10週以上のジュンブロッサムやレイベリングにはよい傾向です。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 4歳    12頭  〇5歳    10頭  〇6歳  4
 〇7歳   2頭    〇8歳       2頭         
/〇牝馬    0   〇騸馬      0
    
 おおむね4・5歳の争いですが、中位人気以下の年長馬が穴をあける可能性もあります。
 
3)血統
 ディープ系 vs キンカメ系の様相です。近年は後者の方が優勢です。また、ディープの兄ブラックタイド産駒のキタサンブラック産駒がここ2年馬券になっているので、このあたりで絞り込んでみます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・ジュンブロッサム :父ワールドエース(ディープインパクト)/母父クロフネ(Vice Regent系)
 ・セオ       :父スピルバーグ(ディープインパクト)/母父Oasis Dream(Danzig系)
 ・ニホンピロキーフ :キタサンブラック(ブラックタイド)/母父スウェプトオーヴァーボード(Forty Niner系)
 ・ミスタージーティ :父ドゥラメンテ(キングカメハメハ)/母父Sadler's Wells(Northern Dancer)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 上位人気馬が強い:23/30頭が⑤人気以内、①人気の複勝率80%
 ② 4・5歳が優勢
 ③ 前走4着以内馬が好走:複勝率32.7%
 ④ ほぼ優勝馬は前走⑤人気以内・4着以内より
 
 条件を満たしそうなのはセオで、その次がミスタージーティーです。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・ミスタージーティー  2・1・1・7
 ・レイベリング     5・1・1・8
 
6)結 論  
 格上はジュンブロッサムで、例年どおりなら、この馬を軸と見るのが妥当ですが、一頭だけ58㌔で、しかも鞍上が武なので、個人的にはいや~な予感がします(毎度書いているとおり、私は武と馬券の相性がよくないもんで 笑)。となると、去年3着のニホンピロキーフか前走小倉大賞典勝ちのロングランですが、対戦成績からロングランの方を中軸にとろうと思います。データ的に7歳はマイナスで、しかもマイルは初めてですが、前走で速い流れを差し切ったあたり、適性は十分あると見ます。京都も三走前の1800で3着があるので大丈夫でしょう。相手は、上の2頭以外だと、セオホウオウリアリティーあたりまでで、エアファンディタは届くのかどうか。あと、レイベリングはマイルだとパフォーマンスが落ちますし、4歳で唯一頭参戦のミスタージーティーは同世代のGⅠ舞台で水をあけられ、まだ条件クラスの身ですので、ここで一変となるかどうか。まとめてみると、
 
 ◎ロングラン 〇ニホンピロキーフ ▲セオ △ホウオウリアリティー…… 
で、人気順が判然としませんが、例年どおり上位人気馬同士で収まると見ています。どうなりますか。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。明日は香港のレースをのぞいてみようと思います。朝から雨ですが、週の折り返しです。無事に一日終わりますように。
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20250422(火) フローラSの展望

2025-04-22 | 展望
 
 今日はオークストライアルのフローラSを検討してみます。桜花賞の1・2着馬が血統的にオークスに向いていないという個人的な仮定が正しいとすれば、樫の女王の有力候補として、リンクスティップ(桜花賞3着)、エリカエクスプレス(同5着)に続く3頭目は、このレースに潜んでいる可能性があるので、これはよく見ておかないといけません。過去10年の傾向などからどの馬が適合的か、探ってみようと思います。
 
 
1)持ち時計上位
 去年の勝ち馬アドマイヤベルの時計は1分59秒0(上がり34.2)で、雨でも降らない限りはだいたいこの当たりの時計で決着しそうです。今回の出走メンバーは芝2000が初めての馬ばかりなので、距離延長で良さが出そうな馬を見つけたいところです(は重複馬、〇数字は単勝人気順)。
 
 <2000>
 ヴァルキリーバース 02/22東京 フリージア賞 ④1着 2分00秒5 34.1
 ホウオウタイタン  02/22小倉 未勝利    ②1着 2分00秒5 35.6
 ゴーソーファー   01/06中山 1勝クラス  ⑦1着 2分00秒7 34.9
 <1800>
 ルクスジニア    03/29阪神 君子蘭賞   ①1着 1分45秒8 34.6
※ロートホルン    11/17東京 未勝利    ⑩1着 1分45秒9 34.5
 マーゴットレジーナ 03/29阪神 君子蘭賞   ⑬3着 1分46秒0 33.8
 <1600>
 エストゥペンダ   02/15東京 クイーンC  ⑥3着 1分32秒8 34.3
 ティラトーレ    12/14中山 ひいらぎ賞  ③4着 1分33秒0 35.5 
※ロートホルン    02/15東京 クイーンC  ⑤5着 1分33秒3 36.1
 マイスターヴェルク 01/12中山 フェアリーS ⑤4着 1分33秒4 35.0
 ピコローズ     01/18中山 菜の花賞賞  ⑦2着 1分33秒4 34.8
 
 参考までに去年(2024年)の上位3頭の前走は以下のとおりです。
1⃣アドマイヤベル   02/17東京 フリージア賞 ③2着 2分00秒3 33.9  
2⃣ラヴァンダ     03/02阪神 チューリップ賞⑪7着 1分33秒8 35.2 
3⃣カニキュル     03/16中山 フラワーC  ③6着 1分48秒3 35.6
 
 2000ではヴァルキリーバースが去年のアドマイヤベルに近い時計を出しています。1800は3頭とも時計が優秀ですが、一頭だけ注目するなら、前走最後方からまくり上げて3着のマーゴットレジーナでしょう。1600は実績的にもエストゥペンダが上位です。父サートゥルナーリアで距離が延びてさらに良さがでるかもしれません。
 
2)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇フラワーC    8頭ゴーソーファー④3着 ハギノピアチェーレ⑨6着
 〇君子蘭賞     4頭ルクスジニア①1着 マーゴットレジーナ⑬3着
 〇未勝利      4頭エンジェルブリーズ⑦1着 タイセイプランセス⑥1着
                  タガノアビー②1着 ホウオウタイタン②1着
                  ロジャリーマイン①1着)
 〇クイーンC    3頭エストゥペンダ⑥3着 ロートホルン⑤7着
                  ティラトーレ⑦8着 ロンドボス⑩10着 
 〇ミモザ賞     2頭(※該当なし
 〇1勝クラス    2頭ブラックルビー①1着 
  
 ローテーション的には、中3・4週(フラワーC、君子蘭賞)が最も適合的です。全体として3月以降に一度走っていない馬は苦しい感じです。
 
3)血統
 父系はサンデー系ロベルト系です。サンデー系ならば主流のディープインパクトよりも、ステイゴールドハーツクライの血脈の方が好走する傾向です。母系を加味して長めの距離が合いそうなのは以下の馬でしょうか。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
エンジェルマーク  :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父Kitten's Joy(Sadler's Wells系)
ドーギッド     :父オルフェーヴル(ステイゴールド)/母父Scat Daddy(Storm Bird系)
マーゴットレジーナ :父モーリス(スクリーンヒーロー)/母父Curlin(Smart Strike)
ロジャリーマイン  :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
ロンドボス     :父モーリス(スクリーンヒーロー)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
ヴァルキリーバース :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父ハーツクライ(サンデーサイレンス)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① ②人気が好成績:複勝率70%
 ② キャリア3~5戦がやや優勢 
 ③ 2021年以降前走4角7⃣番手以下:追い込みが優勢
 ④ 優勝馬は前走が⑦人気以内・1勝クラス以上・出走頭数10頭以上
 
 当日②人気になる馬はまだわかりませんが、浮上するのはエストゥペンダエンジェルマークカムニャックゴーソーファーマイスターヴェルクの5頭です。
 
5)結 論  
 上位人気になりそうなのは、エストゥペンダゴーソーファーでしょうか。東京で末脚がいきそうなのは前者ですので、①人気はこちらでしょう。JRAのデータでは②人気の方が優勢というのが若干引っかかりますが、軸馬としては妥当だと思います。ただ桜花賞のメンバーとはすでに勝負づけが済んだ印象もあるので、新進勢力の台頭にも期待したいところです。桜花賞上位馬に対抗できそうな一頭として抜擢したいのは、まだ未勝利勝ちの身ですが、ロジャリーマインです。母マリアライトは宝塚記念などGⅠ2勝の名牝で、同配合の全兄オーソクレースを思えば、十分勝負になると見込めます。ここでオークス出走権を獲って、頂点に駆け上がる絶好のチャンスでしょう。相手は、エストゥペンダを筆頭に重賞に出走してきた組と、ヴァルキリーバースエンジェルブリーズドーギッドブラックルビールクスジニアあたりまでは押さえておこうかと考えています。まとめると、
 
 ◎ロジャリーマイン 〇エストゥペンダ ▲ヴァルキリーバース △ゴーソーファー……
で、ルメール騎乗予定のヴァルキリーバースが②人気になると困りますが、小波乱も視野に馬券を買ってみようと思います。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。明日は雨らしいので、外仕事は今日のうちに目処をつけておきたいところです。今日も一日がんばりましょう。
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