昨日までブログで桜花賞を別格扱いで検討してきましたが、前日の8日(土)に組まれた重賞レースもなかなかです。中山11RのニュージーランドTは、24頭も登録しているので除外が多く出そうですが、NHKマイルCの優先出走権がかかっているだけに、激しい一戦になりそうです。
ニュージーランドT【2023年4月8日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
ニュージーランドトロフィー(NHKマイルカップトライアル)の過去10年データ、好走馬一覧(2023年4月8日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
朝日杯FSを制したドルチェモアが出走してきます。朝日杯からこのレースを使うのは異例のステップですが、GⅠ馬の始動ということで人気の中心になるのは確実です。NHKマイルを睨みつつ、ここでGⅠ馬の貫禄を見せつけるとすれば、普通は相手探しのレースですが、去年のマテンロウオリオン(2着)のように足をすくわれる可能性もあります。天気予報によれば、中山は土曜まで雨が残りそうですし、陣営が次への叩き台と考えていれば、なおさらでしょう。
では、どの馬が「伏兵」なのか。桜花賞の除外を睨んで登録しているメイクアスナッチ、モリアーナ、ルミノメテオールの牝馬3頭は、まず、有力な対抗馬ですが、こちらのレースに出てこないことも考えられますので、重賞を走った組から目星をつけるならば、バグラダス、シャンパンカラー、セッション、ウンブライルあたりでしょうか。しかし、やや頭打ちの感じもあります。そこで、底を見せていない2勝馬から抜擢するならば、エエヤンでしょうか(馬名もピッタリです 笑)。前走は先行してムチも入れずの楽勝でした。母系にダート血脈が入っているので、重馬場になってもけっこうやれる感じがします。あと、1勝馬の中では、新馬勝ちから半年ぶりの出走になるダノンゴーイチにも未知の魅力があります。
阪神の方は、11Rに阪神牝馬Sが組まれていて、こちらは5月のビクトリア・マイルの前哨戦となります。
サンスポ杯阪神牝馬S【2023年4月8日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
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ここは混戦は混戦ですが、実績的に前走G1有馬記念4着のイズジョーノキセキとGⅢターコイズS、京都牝馬Sを連続2着のウインシャーロットに加えて、ディープインパクト産駒で3連勝中の上がり馬ルージュスティリアあたりに人気が集まりそうです。ここらを軸馬に据えるのが妥当な狙いと思いますが、近年下位人気馬が三連に絡んで、わりとよい配当になっているので、相手として前走大負けして人気を下げている馬を紐付けするのが妙味ありです。東京新聞杯8着のピンハイやターコイズS5着のママコチャもよいのですが、狙っているのは、京都牝馬S組で、中でも5番人気に推されて15着に惨敗したサブライムアンセムです。1400よりは1600の方が断然いいと思います。ただ、雨上がりの土曜の阪神の馬場の回復が稍重までだと、ちょっと厳しいかもしれません。ならば、前走洛陽S11着のサウンドビバーチェの方がおもしろそうです。いずれにしても馬場次第のレースになりそうです。
明日は金曜なので、桜花賞出走馬たちの追い切り情報を集めて、まとめてみたいと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。週末に向けて今日も一日がんばりましょう。