Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

11/ 1(金) 今週の追い切り情報

2024-11-01 | 調教
 
 今日は土日の重賞競走の追い切り情報を集約します。数が多いので、コメントは省いて、一覧だけ順番に並べます。土曜の2歳戦はサンプルが相対的に少なく、しかも全体に評価が「粗い」(甘い?)感じがするので、平均値3.5以上の馬だけ名前を挙げることにします(日曜は3.0以上です)。
 
※ (*  )はサンプル不足のため参考評価 /下線  は週はじめの私的な◎〇▲△馬    
 土曜 京都11R KBS京都賞ファンタジーS 2歳牝馬GⅢ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                         
         
 ☆★★★★ 4.5   
       4.2  ダンツエラン       
  ★★★★ 4.0  ウォーターエアリー  ヴーレヴー
            ゴージャス      スリールミニョン
            タマモティーカップ  ラヴェンデル   
       3.7  カワキタマナレア
  ☆★★★ 3.5  カルプスペルシュ   ハイファイスピード
            ヘルビースタローン
             
 
 土曜 東京11R 京王杯2歳S 2歳GⅡ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                         
       4.7  ヒシアマン
 ☆★★★★ 4.5  エイシンワンド    クラスペディア 
        
  ★★★★ 4.0  シンフォーエヴァー  パンジャタワー     
       3.7  エンドレスサマー  
  ☆★★★ 3.5  バニーラビット    ヤンキーバローズ
 
                
 日曜 京都11R みやこS GⅢ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0  ハピ                         
         
 ☆★★★★ 4.5   
       4.4  ドゥラエレーデ       
  ★★★★ 4.0  アウトレンジ     ロードアヴニール   
       3.6  オメガギネス     ミッキーヌチバナ
  ☆★★★ 3.5   
       3.4  サンライズジパング  
       3.2  ロコポルティ               
   ★★★ 3.0  ダンテバローズ    プロミストウォリア
 
 
 日曜 東京11R アルゼンチン共和国杯 GⅡ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                       
       4.8  サヴォーナ
 ☆★★★★ 4.5  
       4.3  セレシオン 
  ★★★★ 4.0     
       3.8  ラーグルフ
       3.6  アドマイヤハレー   (*クロミナンス)
            マイネルウィルトス  
  ☆★★★ 3.5  フォワードアゲン 
       3.3  ショウナンバシット  ハヤヤッコ             
   ★★★ 3.0  
 
 土曜が大雨になりそうで、ちょっと心配です。無事にレースができるといいのですが。
 本日もお読みいただきありがとうございました。よい週末をお迎えください。
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10/31(木) ファンタジーSの展望

2024-10-31 | 分析
 天気予報を見ていると、土曜の大雨は避けられない見通しです。これは2歳馬たちには苛酷なレースになりそうですが、今日は昨日の東京・京王杯2歳Sとセットの京都・ファンタジーSを検討してみます。こちらは2歳牝馬の重賞です。12月のGⅠに向けてどんな好素質馬が潜んでいるか、でも、雨だと思わぬ伏兵が出て来そうです。持ち時計と過去10年の3着以内馬の傾向などを見ながら、そんな馬を探し当ててみようと思います。
 
 
1)持ち時計
 東京の京王杯2歳Sと同様、こちらも過去10年はすべて良馬場で施行され、勝ち時計の平均は全体で1分21秒37(近3年では1分20秒9)、上がり時計は34.22(同34.63)です。ここ10年で一番速かったのは、2020年のメイケイエール(阪神JF4着)の1分20秒1(上がり34.5)で、その次が19年のレシステンシアの1分20秒7(同34.9)です。ただし、馬場が不良まで悪化すると、1分22・23秒台の決着になるかもしれないので、時計の裏付けのない馬でも上位に進出してくるかもしれません。1200と1400だけ、今回の出走メンバーの持ち時計上位を並べてみますが、まあ、あまりあてにならない感じです(〇数字は人気順 *は重複馬)。
 
 モズナナスター    09/21中山 カンナS  ④2着 1分07秒7 33.8
 ニシノクードクール  09/22中山 未勝利   ①1着 1分08秒8 33.5
 カワキタマナレア   08/03札幌 新馬    ③1着 1分09秒0 33.8
 ヴーレヴー      06/15函館 新馬    ②1着 1分09秒2 35.1
 タマモティーカップ  07/06小倉 新馬    ②1着 1分09秒2 34.6
 カルプスペルシュ   07/13函館 函館2歳S ④5着 1分09秒5 34.9
 ハイファイスピード  09/15中京 未勝利   ③1着 1分09秒5 34.8 
 
 スリールミニョン   09/14中京 ききょうS ⑤1着 1分20秒7 34.4
*ヴーレヴー      10/05京都 りんどう賞 ③1着 1分21秒8 33.8
 キャッスルレイク   09/22中京 未勝利   ④1着 1分21秒9 36.2
 
 参考までに去年(2023年)の上位3頭の前走も見ておきます。
1⃣カルチャーデイ    09/02小倉 新馬    ④1着 1分10秒1 35.9 
2⃣ドナベティ      09/03札幌 すずらん賞 ②1着 1分10秒4 35.1
3⃣シカゴスティング   08/13小倉 フェニックス①1着 1分10秒3 34.6   

 モズナナスターの時計は破格ですが、9月の中山は時計が出ますので、過度に評価するのもどうかなと思います。去年の上位馬がみんな1分10秒台なのを考えても、そんなに気にしなくていいのかも知れません。まして、道悪となったら、ここに名前のない馬の方が要注意です。そういう意味では、新馬勝ちのラヴェンデルなどはちょっと怖い感じがします。

2)前走(ステップ)とレース間隔
※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇未勝利     6ウォータエアリー①1着 ウォーターガーベラ⑤1着
                オイランブチ④1着 キャッスルレイク④1着
                ニシノクードクール①1着 ハイファイスピード③1着)
 〇新馬      5頭ゴージャス③1着 ラヴェンデル③1着
                ロヴィーサ⑨1着) 
 〇小倉2歳S   3頭タマモティーカップ⑦9着 ベルビースタローン⑨11着
 〇函館2歳S   2頭ガルプスペルシュ④5着
 〇サフラン賞   2頭(※該当なし 
 〇りんどう賞   2頭ヴーレヴー③1着 ダンツエラン①3着) 
 
 間隔で最も多いのは中5週ですが、全般的に中2ヶ月以上の間隔をあけた馬の方が優勢です。で該当するのは、キャッスルレイク、ニシノクードクール、モズナナスターですが、7・8月に勝ってここに臨む馬や、前走函館2歳Sや小倉2歳Sを走っている組には要注意です。
  
3)血統
 良馬場なら父サンデー系が優勢に見えますが、当日道悪になると、ダート色のある馬が突っ込んでくるかもしれません。個人的な好みで母父ーザンダンサーの血統のある3頭をピックアップしておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・スリールミニョン :父ミスターメロディ(Storm Bird系)/母父クロフネ(Vice Regent系)
 ・ダンツエラン   :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父Into Mischief(Storm Bird系)
 ・ラヴェンデル   :父キンシャサノキセキ(フジキセキ)/母父Galileo(Sadler's Wells)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 二桁人気馬の台頭も:①人気の複勝率80%だが……
 ② 前走と同じ騎手の馬の複勝率30.2%、乗り換わり17.2%
 ③ op勝ちの馬が好走:1・3・3・5=複勝率58.3%
 ④ 距離短縮組が安定、穴なら距離延長組
 
 連軸評価に値するのは、カワキタマナレアスリールミニョンで、穴候補はオイランブチ、ゴージャス、ニシノクードクール、ハイファイスピード、ラヴェンデルあたりでしょうか。JRAの分析者も観点が絞りきれない様子です。
 
5)結 論  
 去年が大荒れでしたし、道悪になれば今年も……と思ってしまいますが、過去は①人気が意外に強いので、波乱を前提に予想を組み立てず、相手探しくらいのスタンスの方がいいのかも知れません。主軸には永島さんのスリールミニョンを据えて、相手に穴候補からゴージャスハイファイスピードラヴェンデルを選ぼうかと思います。あとは続けてシュタルケが乗るヴーレヴーあたりでしょうか。
 ということで、
 
 スリールミニョン 〇ラヴェンデル ▲ヴーレヴー △ゴージャス…… 
 
でまとめておきます
 
 日曜はブリーダーズCもあるし、予習の手が回りませんが、明日は金曜なので、重賞レースに出走する各馬の調教具合を確かめてみます。本日もお読みいただきありがとうございました。今朝はやっとお日様が拝めましたので、いっきに外仕事を片づけようと思います。今日も一日無事でありますように。
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10/30(水) 京王杯2歳Sの展望

2024-10-30 | 分析
 今週末は台風崩れの低気圧が向かってくるようで、天気が心配ですが、今日は土曜東京の2歳重賞、京王杯2歳Sを検討してみます。重馬場の中京で小倉2歳Sを快勝したエイシンワンドがここも突破するのか、それとも「新星」が現れるのか。新馬・未勝利勝ちの馬たちの中にどんな好素質馬が潜んでいるか、探し当てるのも楽しみです。持ち時計や過去10年の3着以内馬の傾向などを見ながら考えてみます。
 
 
1)持ち時計
 過去10年はすべて良馬場で、勝ち時計の平均は全体で1分21秒8(近3年では1分20秒9)、上がり時計で33.7(同33.8秒)です。ここ10年で一番早かったのは、去年のコラソンビート(阪神JF3着)の1分20秒6(上がり33.2)ですので、当日の馬場状態がわかりませんが、良馬場ならば、1分20秒台、上がり33秒台の決着が見込まれます。今回の出走メンバーの持ち時計上位は以下のとおりですが、距離1200までしか走っていない馬が多いので、単純比較は難しいかもしれません(〇数字は人気順 *は重複馬 ★は同一レース)。
 
 エイシンワンド   09/01中京 小倉2歳S ①1着 1分09秒0 34.3 
 クラスペディア   09/01中京 小倉2歳S ⑧2着 1分09秒1 34.2 
エイシンワンド   ☆08/10中京 新馬    ①1着 1分09秒2 33.5
 エンドレスサマー  ★07/13函館 函館2歳S ②3着 1分09秒4 35.1
エンドレスサマ   06/29函館 新馬    ②1着 1分09秒4 34.6
クラスペディア   ☆08/10中京 新馬    ⑨2着 1分09秒4 33.9
 ヤンキーバローズ  ★07/13函館 函館2歳S ⑤4着 1分09秒5 34.2
 パンジャタワー    09/08中京 新馬    ①1着 1分09秒7 34.2
  
 レモンバーム     10/13東京 新馬    ③1着 1分21秒6 33.9
 マリノニトゥルス   09/01新潟 新馬    ⑤1着 1分22秒4 34.6
 
 マイネルチケット  10/05東京 サウジRC ⑤3着 1分33秒2 35.2 
 シンフォーエヴァー 10/05東京 サウジRC ⑥4着 1分33秒2 35.5 
 
 参考までに去年(2023年)の上位3頭の前走も見ておきます。
1⃣コラソンビート    08/06新潟 ダリア賞  ①1着 1分21秒2 34.0
2⃣ロジリオン      10/15東京 未勝利   ①1着 1分23秒1 34.8  
3⃣オーキッドロマンス  09/23中山 カンナS  ⑦1着 1分08秒9 35.1    

 時計的にはエイシンワンドが一番手ですが、1200の記録なので、距離が延びて東京コースに替わってどうかは不明です。時計的にはクラスペディアも僅差なので、逆転もあり得ます。あとは、小倉2歳では6着に敗れましたが、エンドレスサマーヤンキーバローズの函館2歳組が、コース替わりで新味を出すかも知れません。1400ではレモンバームの時計がわりと優秀なので、これら重賞経験馬たちと互角に戦える感じです。マイルでは、サウジRC組の2頭の時計も悪くないと思います。コース経験がある分、こちらの方が有利かもしれません。最後に、同レースの勝馬アルテヴェローチェに初戦でクビ差負けのヒシアマンは、札幌の1500しか走っていないので名前を挙げませんでしたが、ここはあっさり勝ち上がっても驚けない大器かも知れません。

2)前走(ステップ)とレース間隔
※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇函館2歳S   5ヤンキーバローズ⑤4着
 小倉2歳S   5頭エイシンワンド①1着 クラスペディア⑥7着
                エンドレスサマー④6着) 
 〇新馬      4頭バニーラビット①1着 パンジャタワー①1着
                レモンバーム③1着)
 〇未勝利     4頭ヒシアマン①1着 マリノトニトゥルス⑤1着
                リアルショット④1着)
 〇ダリア賞    2頭(※該当なし 
 〇カンナS    2頭(※該当なし) 
 〇クローバー賞  2頭(※該当なし 
 〇ききょうS   2頭(※該当なし) 
 
 間隔で最も多いのは中5週①、次が中8週②と中4ヶ月③です。今回のメンバーに①はいませんが、②は前走小倉2歳Sの3頭と、未勝利勝ちのヒシアマンとマリノトニトゥルスで、③は函館2歳Sのヤンキーバローズです。
  
3)血統
 傾向をつかむのはかなり難解ですが、母系のサンデーに父ーザンダンサー系か、父キングカメハメハ系(ミスプロ系)が好相性のように見えます。今回該当するのは以下の3頭です。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・クラスペディア  :父ミスターメロディ(Storm Bird系)/母父アグネスタキオン(サンデーサイレンス)
 ・カガバベル    :父タワーオブロンドン(Raven's Pass)/母父ネオユニヴァース(サンデーサイレンス)
 ・パンジャタワー  :父タワーオブロンドン(Raven's Pass)/母父ヴィクトワールピサ(ネオユニヴァース)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 連軸は2勝以上馬:複勝率42.4%
 ② 前走2着以内を信頼
  :函館2歳、小倉2歳、ダリア賞、ききょうSの2着以上馬の複勝率48%
 ③ 新馬勝ちの馬が優勢
 ④ ルメール騎乗馬の好走率が高い
  :騎手別複勝率 ルメール66.7% 横山武50% 戸崎37.5%
 
 ルメールさんは乗りませんが、条件的にはエイシンワンドが最適です。
 
5)結 論  
 個人的にはヒシアマンレモンバームに期待していますが、データ的には人気になってもエイシンワンドを外すわけにはいかないようです。あとは、同馬と好戦してきたクラスペディアに、ヤンキーバローズも函館2歳Sではいい上がり脚を見せましたので、距離が延びて馬券圏内に入ってくるかも知れません。雨天で馬場が悪化すれば、マイネルチケットの粘り込みも怖い感じです。パンジャタワーまではどうでしょう。
 ということで、
 
 ヒシアマン 〇レモンバーム ▲エイシンワンド △ヤンキーバローズ…… 
 
でまとめておきます
 
 明日は土曜京都の牝馬重賞ファンタジーSを検討してみます。最近はアルテミスSにお株を奪われたかたちですが、阪神JFの重要な前哨戦の一つです。本日もお読みいただきありがとうございました。雨が多くて外仕事がはかどりませんが、今日もがんばっていきましょう。
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10/29(火) アルゼンチン共和国杯の展望

2024-10-29 | 分析
 GⅠシリーズもおとといの天皇賞・秋が終わって一区切りです。レースはドウデュースの末脚が見事に決まりましたが、昨日の雨を思うと、一日ズレていたら宝塚記念の「二の舞」になるところだったかも知れず、この馬はやはり運があるのだなと思いました。次はいよいよJCでオーギュストロダンと対決です。馬券の方は“作戦”がはまらず、獲れませんでした。土日とも2・3着の相手は逃がしていないので(何せ多点買いで数が多いもんで 恥笑)、肝心の軸馬選びの方を矯正していかないといけません。
 さて、今度の土日はブリーダーズCもあって盛りだくさんですが、今日は日曜東京のアルゼンチン共和国杯を検討してみます。ハンデ戦ですが、かつてはGⅠ馬も輩出したレースです。近年はわりと堅い決着が多く、馬券の妙味が薄れているのがやや残念です。今年はどうなるでしょうか。過去10年の3着以内馬の傾向を見ながら、考えてみます。
 
 
1)斤量(ハンデ)
※ ( )内は今回の該当馬 
 ・58㌔   1頭
 ・57.5㌔ 1頭
 ・57㌔   5頭
 ・56㌔   8頭メイショウブレゲ
 55㌔   10頭アドマイヤハレー ペプチドソレイユ マイネルメモリー
 ・54㌔   3
 ・52㌔   0頭
 ・51㌔   1頭
   
 55・56㌔の中位ハンデが優勢です。今回該当馬は4頭ですが、重賞実績があるのはメイショウブレゲだけで、アドマイヤハレーとマイネルメモリーはこのメンバーに入って上位に来られるかどうか。ペプチドソレイユにいたってはダートしか走ったことがありませんので、さすがにここは……。
 
2)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇六社S      6(※該当なし
 〇オールカマー   5頭サヴォーナ③4着 ラーグルフ⑥7着
                  ミクソロジー⑤11着) 
 〇天皇賞・春    2頭(※該当なし
 〇宝塚記念     2頭(※該当なし)
 〇東京優駿     2頭(※該当なし
 
 間隔で最も多いのは中3週①、次が中5週②で、GⅠクラスは長休明けでも走っていますが、そうでなければ間隔はわりと短い馬、好調を持続させている馬が好走しているようです。全体的に春のGⅠ戦以来久々の馬がけっこう好走しています。今回のメンバーで該当するのは、①がタイセイフェリーク メイショウブレゲ、②がオールカマー組の3頭です。
 
3)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳  4頭  〇4歳   12頭  〇5歳 10頭  〇6歳 3頭  〇7歳 1頭
/〇牝馬 0頭  〇騸馬  3頭    
 
 4・5歳馬の争いといった状況です。今年は3歳勢の参戦がなく、6歳以上が7頭で、それなりの実績馬も含まれますが、どこまで上位に割って入れるか。
 
4)血統
 父系はサンデーサイレンス系が優位ですが、主流のディープインパクトよりもハーツクライステイゴールドの方が優勢です。あとは、父系・母系の双方に頻出するロベルト系でしょうか。一応、この2パターンで該当馬を拾ってみます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 セレシオン    :父ハーツクライ(サンデーサイレンス)/母父Candy Stripes
 ・マイネルメモリー :父ゴールドシップ(ステイゴールド)/母父スターオブコジーン(Grey Soverregn系)
 ・ミクソロジー   :父オルフェーヴル(ステイゴールド)/母父アフリート(Mr. Prospector)
 ・メイショウブレゲ :父ゴールドシップ(ステイゴールド)/母父パイロ(Bold Ruler系)
 ・アドマイヤハレー :父モーリス(スクリーンヒーロー)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
 ・マイネルウィルトス:父スクリーンヒーロー(グラスワンダー)/母父ロージズインメイ(Halo系)
 ・ラーグルフ    :父モーリス(スクリーンヒーロー)/母父ファルブラヴ(Fairly King) 
 
5)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① ハンデの軽い馬は不振:55㌔未満の複勝率8.9%
 ② 前走3着以内:4着以下の複勝率12.4%、GⅠでなければ厳しい
 ③ 出走数13戦以内の複勝率50%
  :14戦以上の場合、同年2500m戦で5着以内の実績
 ④ 過去6年では、4角通過順3~7番手の複勝率34.1%
  :8番手以下の場合、前年以降の東京2500で4着以内の実績
 ⑤ 過去5年の勝ち馬は5歳以下、馬体重470~510㌔、前走2000超
 
 条件が複数合致して浮上するのは、7歳馬なのでどうかとは思いますが、クロミナンスです。あとはセレシオンあたりでしょうか。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・タイセイフェリーク  3・5・4・5
 ・ハヤヤッコ      6・5・4・26
 ・ミクソロジー     5・1・1・4
 
6)結 論  
 2021・23年の2着馬マイネルウィルトスが三度目の正直を賭けて出て来ますが、8歳馬の斤量57.5㌔で混戦を断つと見るのはどうでしょうか。それから、この距離で一番安定した走りをしているクロミナンスも斤量58㌔は容易ではないでしょう。あとは、サヴォーナメイショウブレゲなどもいますが、東京コースが得意という感じもしません。そこで、中軸には、前走新潟記念2着のセレシオンを据えてみたいと思います。前走の新潟記念は勝てませんでしたが、ほぼ最後方から32秒台の上がり脚で間を縫って来ました。東京で同じようにはいかないかも知れませんが、内目を一気に抜け出てくるイメージもあります。相手は中位ハンデのマイネルメモリーメイショウブレゲを上にとり、実績馬たちをあとにまわして三連勝負でいきたいと思います。今年は上位人気馬同士では決まらないと見ます。
 ということで、
 
 セレシオン 〇マイネルメモリー ▲メイショウブレゲ △クロミナンス…… 
でまとめておきます
 
 明日は土曜の京王杯2歳Sを検討してみようと思います。一昨年大きな馬券を獲れたゲンのいいレースなので、今年も何とか好配当にならないかと狙っています。。
 本日もお読みいただきありがとうございました。関東はなかなか秋晴れとなりませんが、早く紅葉シーズンらしくなってほしいものです。今日も無事な一日でありますように。
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10/27(日) 本日のねらい 天皇賞・秋

2024-10-27 | 朝予想
 昨日の成績は1勝2敗でした。コックスプレートは……馬券は獲れませんでしたが、まあ、結果は至極「妥当」だったと思います。スワンSは、キングエルメスの22㌔増を見て、こりゃあかんと軸馬をウインカーネリアンに変更し、相手にトゥラヴェスーラも加えて網を張りましたが、カーネリアンが粘りきれず、指の間から水が抜けていった感じです。アルテミスSは、①人気のカヴェニャックが危惧していたとおりにコケてくれたおかげで、意外に好配当となりました。翌日の軍資金づくりとしては今一歩でしたが、ひとつ獲れましたので、今日につながりました。
 今日はいよいよ注目の天皇賞・秋です。今朝の前売オッズより、枠人気とねらいの馬を並べてみましょう(〇数字は単勝人気順)。
 
 10/27(日) 東京11R 天皇賞・秋 GⅠ 芝2000 
 〇1番人気枠=4枠 ドウデュース②     ソールオリエンス④
 〇2番人気枠=7枠 リバティアイランド①  シルトホルン⑭
 〇3番人気枠=8枠 レーベンスティール③  ニシノレヴナント⑮
 〇4番人気枠=6枠 ジャスティンパレス⑥  ダノンベルーガ⑦  
 〇5番人気枠=1枠 ベラジオオペラ⑤        
 〇6番人気枠=3枠 タスティエーラ⑧    ノースブリッジ⑨   
 〇7番人気枠=5枠 ホウオウビスケッツ⑩  キングズパレス⑪
 〇8番人気枠=2枠 マテンロウスカイ⑫     ステラヴェローチェ⑬      
 
 週の初めは雨も心配されましたが、良馬場となれば、リバティアイランドドウデュースの対決ムードが濃厚です。ただ見ると、147枠が枠人気上位5つに収まるパターンですので、「枠人気下位作戦」により、1枠ベラジオオペラが狙って妙味ありです。大阪杯を制したGⅠ馬はその後あまりパッとしませんし、雨が降って馬場が渋ってくれた方がよかったのですが、この馬は直線でもタレずにもちこたえる根性があるので、うまく先行できれば3着以内に粘り込む感じがします。相手は人気上位馬たちに、波乱枠(7・8番人気枠)の5枠からホウオウビスケッツを加えた三連勝負がおもしろいと思います。外目の枠が不利というデータもあるので、リバティアイランドやレーベンスティールは少し心配です。
 ということで、
 
 ベラジオオペラ 〇ソールオリエンス ▲ドウデュース △ホウオウビスケッツ……
 
でまとめておきます。
 
 京都と新潟もありますが、これは簡単に。
 京都11RカシオペアSは4枠の牝馬アルジーヌが何とかしてくれないかと思っています。対抗はトランキリテ、穴はアウスヴァールあたりでしょうか。
 新潟11Rは直千のハンデ戦で波乱必至ですが、大外が有利と見て、8枠カフジテトラゴン中心と見ています。例によって6枠8枠勢のどれかで決まる感じがしますが、内目の枠では、クールベイビーミルトクレイモーあたりは要注意かなと思います。いずれにしても、これは超難解です。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの好配当高配当を祈ります。
 
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