Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

12月28日 ホープフルSの反省

2022-12-28 | 競馬日記

 荒れましたねぇ、ホープフルS。三連複232,970円、三連単2,466,010円はちょっと荒れすぎです。これで年明け3歳牡馬の力関係はまったくわからなくなりました。一応、4着、5着に人気馬が入り、特に3ヶ月ぶりだった4着のファントムシーフの能力が高いことはわかりましたが、この馬がクラシック・ホースになれるかどうかは、次のレースも見てみないと何とも言えない感じです。

 今日の中山は前半戦が荒れまくって、6レース中、三連複万馬券が4回も出ていたので、この調子でいくと、メインのGⅠも荒れるのかと、不安と期待が高まりましたが、7R以降は一転して本命サイドばかりに傾いたので、このままメインも同じ流れだろうと油断して、予定どおり大外の18番ミッキーカプチーノを馬券の軸に据えました。大外の同馬は早めに前に出て、道中3番手を確保しました。これは4コーナーを回ったら横綱相撲でも見せてくれると思って見ていましたが、ことの他先に脚を使ってしまっていたらしく、最後はなかなか伸びず、先行の2頭をかわすどころか離されてしまいました。何とか5着には入りましたが、大外が微妙に影響しましたかね。

 勝ったドゥラエレーデは、前走の東京スポーツ杯は4着でしたが、先行して勝馬とコンマ2秒差の負けなら、14番人気でも見限れないと思い、馬券は買いましたが、2・3着ならともかく、ハナ差であっても、勝つところまでは想像できませんでした。2着のトップナイフも父親のデクラレーションオブウォーが外国馬で不案内だったために、戦績や臨戦過程だけで切ってしまいましたが、あとで血統をよく見たら、私の好きなノーザンダンサーのクロス(3×5)が入っているではないですか! いやぁ、まったく迂闊でした。3着に突っ込んできたキングズレインはラジオのパドック解説者が一押ししていた馬ですが、鞍上のルメール騎手がうまく乗っていましたね。

 うーん、今年の締めくくりのGⅠは残念な結果となってしまいました。

 年明けは1月5日に「開幕戦」のあと、一日空けて、7・8・9日と三日間連続開催なのだそうで、関係者にとってはハード・スケジュールになるようです。また気持ちを新たにして、大きな馬券を当てたいものです。みなさんはいかがだったでしょうか。一年間お疲れさまでした。どうかよい年をお迎えください。

 

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明日の狙い GⅠホープフルS

2022-12-27 | 予想

 今年納めのホープフルSが明日となりました。前売オッズでは大外のミッキーカプチーノが1番人気です。冬場の中山の芝中長距離はロベルト系がよく走ると言われますが、同馬の血統はロベルトの4×4(かつサンデーサイレンスの4×3)ですし、前走の葉牡丹賞はほとんどムチも入れずの楽勝でしたから、期待を集めるのも当然です。

 いつものとおり、現時点での枠番の人気と私の狙い馬を並べてみます。〇数字は馬の人気順です。

 ・1番人気枠=5枠  ガストリック③ セブンマジシャン④

 ・2番人気枠=1枠  ファントムシーフ② ハーツコンチェルト⑤

 ・3番人気枠=8枠  ミッキーカプチーノ① ジュンツバメガエシ⑯

 ・4番人気枠=7枠  ジェイパームス⑧

 ・5番人気枠=2枠  シーウィザード⑭

 ・6番人気枠=3枠 

 ・7番人気枠=4枠

 ・8番人気枠=6枠  ドゥラエレーデ⑪

 中位人気の馬たちはバッサリと切りましたが、中心視しているのはミッキーCです。有馬に続いて1番人気を軸に据えるのは本意ではありませんが、前走の勝ちっぷりが見事でしたので、今回も期待しようと思っています。1番人気とはいえ(枠の1番人気はガストリックらの5枠です)、下位人気の馬を1頭でも連れてきてくれれば、配当に妙味があると思います(例年それほど荒れていないので、過度な期待は禁物ですが)。もし、ファントムTやガストリックに太刀打ちできずに惨敗した場合、穴で注意すべきは、258枠で現在5番人気枠の2枠の2頭でしょうか(私は今のところセレンDは買うつもりはありませんが)。

 高配当が的中して、よい締めくくりになるよう祈ります。

 

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ホープフルS ガストリックは強いのか

2022-12-26 | 予想

 昨日はホープフルSの出走予定馬に重賞勝ちがいないなどと大嘘を書いてしまってすいませんでした。東京スポーツ杯勝ちのガストリックと京都2歳S勝ちのグリューネグリーンの2頭のGⅢ馬が入っているので、お詫びして訂正いたします。迂闊にも、たまたま2頭が見えない画面で出走馬を眺めていました。

 さて、2日後に迫った2歳牡馬のGⅠレースは、どの馬が強いのか、正直なところよくわかりません。昨日有馬記念を勝ったイクイノックスも走った東京スポーツ杯は重要なステップレースですから、これを勝ったガストリックをまず中心と考えるのが妥当ですが、同馬を筆頭に2戦2勝の馬が他にもいて、どれが一番強いと判断するか、決め手に欠けます。そこで?「決め手」ではなく、「決め脚」を比較して2戦2勝馬(と1戦1勝馬)の有力どころを探ってみようかと思います。距離やペース、馬場などは一切度外視します。

 

              6~8月    9月     10月     11月    12月

 ・ガストリック                   33.3   34.0

 ・セブンマジシャン                 34.9   34.7

 ・ファントムシーフ    33.9    33.5

 ・ミッキーカプチーノ                33.7   34.6 


 ・ジェイパームス                         33.8

 ・ボーンイングランデ                       36.0

 ・ワンダイレクト                              34.1 

      

 今回のメンバーの中では、10月のデビュー戦(芝1800m)で33.3の末脚を繰り出したガストリックの「時計」を上回る馬はいません。その限りで、同馬が実力があるのは確かです。しかし、東京S杯の最速の末脚を計時したのは、同馬ではなく1番人気で3着になったハートコンチェルト(33.8)でした。また、去年東京S杯を勝ったイクイノックスと時計を比べると、

 ガストリック   1分45秒8  34.0

 イクイノックス  1分46秒2  32.9

ですので、ガストリックが抜けて強いかと言われると、そこまでは、という感じがします。

 となると、6月・9月、2歳の早い段階で続けて、上がり33秒台の脚で連勝してきたファントムシーフと、新馬戦で、のちに京都2歳Sを勝つグリューネGに勝っているミッキーカプチーノも当然有力候補と思われます。今のところ、私的には、ガストリックを含めたこの3頭から軸馬を決めようと考えています。

 今日の午後、枠番が発表されるので、続きはそれを見ながらまた考えます。今年の納めのGⅠです。みなさん、がんばりましょう。

 

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12月25日 有馬記念の反省

2022-12-25 | 競馬日記

 イクイノックスの圧勝でしたね。当初想定したとおりイクIの「一強」でしたが、ちがったのは、馬券に絡む人気薄の馬を連れて来なかったことで、4着にイズジョーノキセキ(13番人気)が突っ込んでくる大健闘を見せましたが、馬券圏外ではどうしようもないです。

 この日の中山のレースを振り返ってみると、10Rまでの枠人気の3着以内の出目は、1~3番人気枠が15/30、4~6番人気枠が12/30、7・8番人気枠が3/30、三連複万馬券の出現が4/10でしたから、とても「本命サイド」の日とは言えません。この流れで1番人気枠である5枠のイクイノックスを軸とすることには少し不安を覚えたのは確かで、一時は、別の258枠である、2枠のボルドグフーシュから入ることも考えました。しかし、同じ3歳世代の2頭の能力比較をしても、イクイノックスの優位が揺らぐことはないと思い、当初の予定どおりイクIを頭の3連単で勝負することにしました。最初、ジェラルディーナは切ろうかとも思いましたが、それだったら同枠のヴェラアズールの方かと思い直してよかったです。配当は9,740円どまりでしたから、当たっても嬉しさが中くらいですが、まあこんなものでしょう(勇気があれば、2頭軸マルチでもよかったのでしょうけれど、それは結果論です)。

 さて、少し前までは有馬記念の後にハッピーエンドカップをやって、一年の競馬を締めくくるのがお約束でしたが、今は12月28日にもう1回開催が増え、2歳牡馬のGⅠレースが組まれています。GⅠレースになって今年で6回目を迎えますが、出走予定の馬を見渡すと、2勝馬はいますが、重賞勝ち馬はいません(訂正:すいません、まちがえました、ガストリックとグリューネグリーンがいました!)。各陣営とも、まだここで無理して出走はせず、年明けからゆったりとしたローテーションを組んでクラシックに臨みたいのが本音なのでしょう。去年2番人気で勝ったキラーアビリティは1勝馬で、その後、ぶっつけで皐月賞、ダービーと進みましたが、振るいませんでした。しかし、過去には、サートゥルナーリアやコントレイルなどが勝って、春のクラシックに進んでいます。今回のメンバーにそういう強い馬が潜んでいるかどうか、よく検討してみたいと思っています。と言っても、あと3日しかないので、すぐですけど。

 みなさんは、今日の有馬記念はどうだったのでしょうか。今年もあと一日あります。がんばりましょう。

 

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12月24日 今日の反省と明日の展望

2022-12-24 | 競馬日記

 まず、狙いのレースというわけではありませんでしたが、中山10R中山大障害は、長く障害馬界の頂点にあったオジュウチョウサンの引退レースとして注目されました。ご祝儀もあってオジュウCが1番人気でしたが、今日の中山は、9Rまで三連複万馬券が6回出る、けっこう荒れた展開でしたので、この1番人気はちょっと危険なにおいがしました。加えて、枠のウラ人気馬(同枠の2頭のうちの人気のない方)の出目が極めて強い日でしたので、オジュウ・ファンには申し訳なかったのですが、これはチャンス到来と、2頭入っている枠(6・7・8枠)の人気のない方の馬で勝負しようと考え、7枠9番のニシノデイジー(5番人気)に白羽の矢を立てました。同馬は中山大障害コースは初めてでしたが、走った経験がない分、実力の程には未知の魅力も感じました。レースは、道中、中団から進んで次第にポジションを上げ、早めにまくる攻めの競馬で、最終コーナーを回ったときには、少しへばった感じにも見えましたが、何とか最後まで駆け抜けてくれました。五十嵐騎手の好騎乗があったればこその勝利だと思います。配当もそこそこついて大感謝です。

 肝心の阪神11Rの阪神カップは外しました。この日阪神は、10Rまで三連複万馬券が3回、1~3番人気枠の出現が23/30で、割と堅めの展開でしたので、これは当初の狙い馬・トゥラヴェスーラの枠(5番人気枠)から入るのは危険な感じがし、グレナDのいる8枠か、ロータスLのいる5枠か、どちらにするかで迷いましたが、結局、ロータスLの方を軸に据えることにしました。レースは4コーナーを回って同馬が直線で抜け出しそうになりましたが、しかけが早かった分、ゴール前で後続に呑みこまれてしまいました。3着に来たラウダシオン(11番人気)を買い足して押さえていただけに、残念な結果でした。しかしまあ、中山大障害で予想外の配当がつき、それなりに明日の軍資金を稼ぐことができたので、よしとしましょう。

 さて、明日の有馬記念の予想です。前日夕方時点のオッズをもとにした、枠の人気と個人的な狙い馬は次のとおりです。

 ・1番人気枠=5枠  イクイノックス ジャスティンパレス

 ・2番人気枠=3枠  ジェラルディーナ ヴェラアズール

 ・3番人気枠=7枠  タイトルホルダー ボッケリーニ

 ・4番人気枠=2枠  ボルドグフーシュ

 ・5番人気枠=4枠  エフフォーリア

 ・6番人気枠=8枠  ディープボンド 

 ・7番人気枠=1枠  アカイイイト

 ・8番人気枠=6枠

 エフフォーリアは、週の半ば過ぎから調教の様子が漏れ聞こえてきましたが、大方の見方では、まだ本調子に戻っていないと判断されていて、人気が上がってきませんね。代わって牝馬のジェラルディーナが3番人気ですが、こちらは人気になりすぎの感じがしないでもありません。

 1番人気の馬を軸に据えて勝負するのは本意ではありませんが、今の時点では、週の頭にタイム差で比較したように、イクイノックスの軸は外せないと考えています。明日の中山が今日のように荒れた一日になるようなら、少しは考え直すかも知れませんが、今のところは相手探しがポイントだと思っています。特に、人気薄の中では、タイトルホルダーと同枠でウラ人気となっているボッケリーニ(15番人気)の激走に、まだ夢を抱いています。

 さて、どうなりますか。みなさんの的中と高配当を祈っています。

 

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