4/30(火) ＮＨＫマイルＣの展望②

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　今日は、昨日の続きで、ＮＨＫマイルＣの検討の後半です。精鋭ぞろいで楽しみな一戦ですが、今のところ登録頭数が27頭ですから、3分の1が除外になる見込です。今日は、過去10年の血統性向から見ていきます。

ＮＨＫマイルカップ【2024年5月5日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

ＮＨＫマイルカップの過去10年データ、好走馬一覧（2024年5月5日東京11R） | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 

3）血統

　全般的に父系はサンデー系が強い印象ですが、父系・母系にまたがって活躍しているのはノーザンダンサー（ＮＤ）の血脈にある馬のようです。該当馬は以下のとおりです。本命馬はもとより穴馬もこの中に潜んでいるかもしれません。

※ノーザンダンサー系（ＮＤ）＝　　、サンデー系＝　　、ミスプロ系＝　　、ロベルト系＝　　

 

＜父系＝ＮＤ＞

・ウォーターリヒト　：父ドレフォン／母父ヴィクトワールピサ

・ゴンバデカーブース：父ブリックスアンドモルタル／母父ディープインパクト　

・マスクオールウィン：父ドレフォン／母父ハーツクライ

＜母系＝ＮＤ＞

・アスコリピチェーノ：父ダイワメジャー／母父Danehill Danser

・オーサムストローク：父エピファネイア／母父Frankel

・ダノンエアズロック：父モーリス／母父Fastnet Rock

・ダノンマッキンリー：父モーリス／母父Holy Roman Emperor

・ディスペランツァ　：父ルーラーシップ／母父Medaglia d'Oro

・デビッドテソーロ　：父スワーヴリチャード／母父Camelot

 

4）JRAホームページの分析

　JRAのホームページのデータ分析で強調されているポイントは以下のとおりです。

 

　①ＧⅠ出走経験馬に着目。

　②4勝馬特注：勝率50％（重賞実績のない1勝馬はNG）

　③距離延長馬は苦戦：前走2000組が意外に好走。

　④ダイワメジャー産駒が好相性。

　（データ分析：NHKマイルカップ　今週の注目レース　JRA）

　浮上するのはアスコリピチェーノとジャンタルマンタルで、ディスペランツァとエコロブルームが続くという感じでしょうか。穴っぽいところでは、出走できるかどうかわかりませんが、母父ダイワメジャーでナミュールの妹・アルセナールにもおもしろいところがあります。

5）結  論

　アスコリピチェーノとジャンタルマンタルの対決ムードが濃厚です。①②人気も両馬で分けることになりそうです。ただし、先日の天皇賞（春）を例に出すまでもなく、二強対決は片方がコケることがままありますし、かりに二強で決まったとしても、3着は、前が潰れる間隙を縫って後ろから人気薄が突っ込むケースも考えられます。三番手は末脚の鋭いディスペランツァで、あとは横一線だと思いますが、穴的なのは、前走弥生賞②人気で7着だったダノンエアズロックと前走クイーンＣ2着のアルセナール（出走可否微妙）でしょう。あとはゴンバデカーブースとボンドガールがどこまで加われるか……。

 

　興味は尽きませんが、今日のところは、

　◎ジャンタルマンタル　〇アスコリピチェーノ　▲ダノンエアズロック　△アルセナール

でまとめておきます。

 

　明日はダービーへの最終切符がかかる京都新聞杯とプリンシパルＳを検討してみます。本日もお読みいただきありがとうございました。連休谷間の3日間となりますが、無事に乗り切りましょう。

 

4/29(月) ＮＨＫマイルＣの展望①

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　昨日の春天はテーオーロイヤルの強さだけが目立ちました。「二強対決」は往往にして片方がコケますが、ドゥレッツァの15着は世代の実力差ではちょっと説明がつかない大敗です（軽度の熱中症という話もありますが）。菊花賞馬ではアスクビクターモアも春天で11着と大敗し、放牧先で熱中症で死亡するという悲惨な例もありました。くれぐれもそんな事態にならないようにと願います。それにしても昨日の菱田くん、横綱競馬でのＧⅠ初勝利、見事でした。みんなそれぞれのストーリーをもってますね。

テーオーロイヤルでGⅠ初勝利の菱田裕二、『いつか師匠の馬で』の大願成就【天皇賞・春】：中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)

　昨日は、馬券の方は東京のスイートピーＳが獲れたくらいで、春天はサリエラが失速、香港のチェアマンズＳＰもビクターザウィナーが失速と、全然冴えないで終わりそうでしたが、ほんの出来心で香港のチャンピオンズマイルに手を出して、3着になったヴォイッジバブルから日本馬を除く6頭に流して三連勝負をしたら、これが何と大的中して、鉄板と見られていたゴールデンシックスティが4着だったので、三連複22,590円、三連単266,310円もついてラッキーなことになりました。時間をかけて予想して惨敗するかと思えば、こんな「軽薄」な馬券が当たってしまうんですから……。でも、こんなんでスタンスを崩すといけないので、気を引き締めていこうと思います。競馬の神様はほんと気まぐれです。

【香港チャンピオンズM】ホー騎手「天候には逆らえない…」ゴールデンシックスティはまさかの4着 | 競馬ニュースなら競馬のおはなし (keibana.com)

 

　今日は今度の日曜の東京メイン、ＮＨＫマイルＣを検討してみます。例年にもまして好メンバーがそろった印象です。

 

ＮＨＫマイルカップ【2024年5月5日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

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　所要でこの後出かけることになっていて、時間がないので今日は半分だけにしておきますが、まずは持ち時計から見ておきます。桜花賞2着のアスコリピチェーノの時計が秀逸ですが、東京コースになってどの馬が台頭してくるでしょうか。

 

1）持ち時計

　去年は雨で稍重のレースになりましたが、過去10年、ほぼ良馬場で施行されていて、去年を除いた勝ち時計の平均は、全体時計で1分32秒6、上がり脚の平均が34.26秒です。去年は稍重で、勝ったシャンパンカラーの時計が1分33秒8で34.4秒でした。時計が最も速かった2021年は、シュネルマイスターが1分31秒6、34.0で走っています。週中は雨が降るようですが、日曜は馬場が乾きそうですので、1分31秒台に迫る好時計が出そうです。

　今回のメンバーの持ち時計上位は以下のとおりです（〇数字は人気順）。

 

　・アスコリピチェーノ　　04/07阪神　桜花賞　　　　　①2着　1分32秒3　33.5

　・キャプテンシー　　　　01/06中山　ジュニアＣ　　　②1着　1分32秒5　34.6

　・イフェイオン　　　　　04/07阪神　桜花賞　　　　　⑧11着  1分32秒9　34.2

　・チャンネルトンネル　　01/06中山　ジュニアＣ　　　⑤2着　1分32秒9　34.7

　・ポッドテオ　　　　　　01/06中山　ジュニアＣ　　　①3着　1分33秒1　34.8

　・アルセナール　　　　　02/10東京　クイーンＣ　　　③2着　1分33秒2　34.0　

　・ディスペランツァ　　　03/10阪神　１勝クラス　　　③1着　1分33秒4　33.1

　・ゴンバデカーブース　　10/07東京　サウジＲＣ　　　③1着　1分33秒4　33.5　

　・マスクオールウィン　　04/07阪神　桜花賞　　　　　⑬14着 1分33秒5　34.2

　・エポックビーナス　　　03/02阪神　チューリップ賞　⑭5着　1分33秒6　35.1　

　・ボンドガール　　　　　10/07東京　サウジＲＣ　　　①2着　1分33秒7　34.1

　・シュトラウス　　　　　10/07東京　サウジＲＣ　　　②3着　1分33秒7　34.3

　・オメガウインク　　　　01/13中山　菜の花賞　　　　④6着　1分33秒7　34.3

　・ジャンタルマンタル　　12/17阪神　朝日杯ＦＳ　　　①1着　1分33秒8　34.8

　・アレンジャー　　　　　04/13阪神　アーリントンＣ　⑮2着　1分34秒1　32.9

 

　参考までに2021年の上位3頭の前走も見ておきます。

1⃣シュネルマイスター　　　03/07中山　報知弥生Ｄ記念　②2着　2分02秒2　34.5

2⃣ソングライン　　　　　　04/11阪神　桜花賞　　　　　⑦15着 1分33秒1　35.0

3⃣グレナディアガーズ　　　03/20中京　ファルコンＳ　　①2着　1分20秒1　34.9　　　

　アスコリピチェーノが最上位ですが、時計的にこれに迫るのはディスペランツァとゴンバテカーブースでしょうか。あとはＮＺＴ2着のボンドガールが舞台が東京に替わってさらに躍動できるかどうかといった構図かと思います。かなりハイレベルな一戦になりそうです。

　過去10年のレースで3着以内に入った馬たちの前走（ステップ）を確認しておきます。

2）前走（ステップ）※（　）内は今回の該当馬、〇数字は人気順

〇アーリントンＣ　　　7頭（ディスペランツァ①1着　アレンジャー⑮2着

　　　　　　　　　　　　　 チャンネルトンネル④3着　ポッドテオ⑦5着）　

〇ニュージーランドＴ　6頭（エコロブルーム③1着　ボンドガール①2着

　　　　　　　　　　　 　　ユキノロイヤル⑨3着　オーサムストローク⑩8着　ほか）　

〇桜花賞　　　　　　　4頭（アスコリピチェーノ①2着　イフェイオン⑧11着

　　　　　　　　　　　　　　　 　マスクオールウィン⑬14着）

〇皐月賞　　　　　　　4頭（ジャンタルマンタル③3着　ウォーターリヒト⑰16着）

〇ファルコンＳ　　　　2頭（ダノンマッキンリー⑦1着　ロジリオン②5着

　　　　　　　　　　　　　　　　 シュトラウス③9着）　

〇毎日杯　　　　　　　2頭（ノーブルロジャー①2着）

　ちなみに、レース間隔で多いのは、中2・3週で、前走でトライアル戦かＧⅠ戦を叩いている馬が2/3を占めています。

　時間切れなので、ここまでにしておきますが、今のところ、アスコリピチェーノとジャンタルマンタルの対決にディスペランツァとボンドガール、それに、久々のゴンバテカーブースがどこまで迫るかといった構図が基本形と思われます。

　今日はこんなところで……。どうか一日無事でありますように。

4/28(日) 本日のねらい 天皇賞（春）ほか

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　まず、昨日のレースの回顧から。青葉賞はシュガークンが抜け出してからしぶとい脚を発揮して勝ちました。このあたりが「良血」のなせるわざでしょうか。2着には末脚のいいショウナンラプンタ、3着はそれを上回る末脚を見せたデュアルウィルダーが突っ込んで来ました。モレイラが乗るとほんとに魔法にかかったように走ります。彼がダービーで何に騎乗するかわかりませんが、去年のレーンと同じく、レースを左右するキーパーソンです。それから、京都のユニコーンＳは③人気のラムジェットが唯一37秒台の末脚を発揮して勝ちました。人気のミッキーファイトはマークがきつくて思い通りに抜け出せませんでした。それでも3着に滑り込んだのは実力の証しかと思います。馬券の方は、青葉賞は外し、ユニコーンＳは、朝、切るつもりだった2着のサトノエピックを「復活」させたので、何とかこちらは獲れて1勝1敗でした。今日は「全勝」でいきたいものです。

　

　さて、焦点の京都11Ｒ天皇賞（春）です。ほんとに “二強対決” になるのか、今朝の前売オッズより、枠人気とねらいの馬を並べてみます（〇数字は単勝人気順）。

 

　4/28(日)　京都11Ｒ　天皇賞（春）　ＧⅠ　芝3200　

　〇1番人気枠＝7枠　　テーオーロイヤル①　　メイショウブレゲ⑯　　スカーフェイス⑰

　〇2番人気枠＝6枠　　ドゥレッツァ②　　　　マテンロウレオ⑩　　　　　

　〇3番人気枠＝3枠　　ブローザホーン④　　　ディープボンド⑥

　〇4番人気枠＝4枠　　タスティエーラ④　　　ゴールドプリンセス⑬

　〇5番人気枠＝1枠　　サリエラ③　　　　　　

　〇6番人気枠＝8枠　　チャックネイト⑧　　　ハピ⑭　　　　　　　スマートファントム⑮

　〇7番人気枠＝5枠　　シルヴァーソニック⑨　サヴォーナ⑪

　〇8番人気枠＝2枠　　ワープスピード⑦　　　 プリュムドール⑫　

 

　展開にもよりますが、距離適性が現れるレースになるのはまちがいありません。血統上はディープの子どもたちが強いレースで、2年前にミスプロ系のタイトルホルダーとテーオーロイヤルが来たのは阪神開催の重馬場だったからという仮定が成り立つとすれば、今回「二強」と言われるテーオーロイヤル（父リオンディーズ）とドゥレッツァ（父ドゥラメンテ）は両方ともキンカメ系＝ミスプロ系なので、意外に走らないかも知れません。147枠が枠人気上位5つに収まるパターンでもありますので、1枠のサリエラ（父ディープインパクト）から狙う手もありかなと思います。「盾男」の武が騎乗することもあって、単勝では③人気ですが、枠の評価自体は高くないので、もし「二強」がこけるようなら、大きな配当になるかも知れません。相手は、ディープ（サンデー）系の馬を中心に、いつもより1頭多めにとって、波乱に備えたいと思います。勝てば71年ぶりなんて、生まれていないので知りませんが、牝馬の戴冠がなるかどうか、武の腕に期待します。

 

　あと、東京と新潟のレースは、一覧のみにしておきます。

 

　4/28(日)　東京11Ｒ　スイートピーＳ　3歳opＬ　芝1800　

　〇1番人気枠＝8枠　　シュネルラウフェン①　　エマロア⑦　　　　　

　〇2番人気枠＝4枠　　コガネノソラ④　　　　　ミスティア⑨　　　

　〇3番人気枠＝7枠　　イゾラフェリーチェ⑥　　ビップレーヌ⑩　　　　　　

　〇4番人気枠＝5枠　　ベストミーエヴァー②　　ニューステソーロ⑪

　〇5番人気枠＝1枠　　ニシノティアモ④　　　　

　〇6番人気枠＝2枠　　ハワイアンティアレ③

　〇7番人気枠＝6枠　　モアニ⑧　　　　　　　　グランエシェゾー⑬

　〇8番人気枠＝3枠　　クインズスピカ⑫

 

　4/28(日)　新潟11Ｒ　谷川Ｓ　opＬ　芝1600　

　〇1番人気枠＝7枠　　トゥデイイズザデイ①　　セッタレダスト⑦　　　　　

　〇2番人気枠＝5枠　　アサヒ②　　　　　　　　モントライゼ⑦　　　

　〇3番人気枠＝1枠　　グラティアス④　　　　　　　　

　〇4番人気枠＝3枠　　フリームファクシ③　　　エンペザー⑨

　〇5番人気枠＝2枠　　キタウイング⑤　　　　　カレンシュトラウス⑩　　　　

　〇6番人気枠＝8枠　　ホウオウノーサイド⑬　　　　メイショウチタン⑭

　〇7番人気枠＝6枠　　ジューンオレンジ⑪　　　アルーリングウェイ⑫

　〇8番人気枠＝4枠　　ルージュエクレール⑥　　ビジン⑮

 

　新潟は10Ｒにハンデ戦の直線競馬もあるので楽しみですが、長くなるのでここまでにしておきます。今日は香港もあるので、天皇賞を当てても余韻に浸っている暇もありません。そんな展開になるとよいのですが……。

 

　さて、どうなりますか。今日は好天で気温も上がりそうです。本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの好配当・高配当を祈ります。

4/27(土) 本日のねらい

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　今日からゴールデンウィークで、中には最長10日も休みをとれる人がいるみたいです。青森でソメイヨシノが満開になるのはゴールデンウィークの頃だと、むかし聞いたことがありますが、今はすでに青森どころか札幌で満開を迎えているようで、昨日も暑かったですし、季節は初夏の入口です。中央競馬も春のＧⅠシリーズが再開されて、熱いレースが続いていきそうです。

　今日は青葉賞と「新設」のユニコーンＳの重賞2レースを朝予想してみます。まずは、京都のユニコーンＳから。今朝の前売オッズより、枠人気とねらいの馬を並べます（〇数字は単勝人気順）。

 

　4/27(土)　京都11Ｒ　ユニコーンＳ　3歳ＧⅢ　ダート1900　

　〇1番人気枠＝6枠　　ムルソー②　　　　　　グロドラバール⑭

　〇2番人気枠＝2枠　　ミッキーファイト①　　マルチャレアル⑩　　　　　

　〇3番人気枠＝5枠　　サトノエピック⑥　　　 　エイカイソウル⑨

　〇4番人気枠＝8枠　　アラレタバシル④　　　ハーバーライト⑧

　〇5番人気枠＝3枠　　ラムジェット③　　　　サンライユゾレイユ⑬

　〇6番人気枠＝7枠　　カゼノランナー⑤　　　ピュアキアン⑫　　　　　

　〇7番人気枠＝4枠　　ラオラシオン⑦　　　　ゼンダンスカイ⑯　　　　　

　〇8番人気枠＝1枠　　スナークラファエロ⑪　ノットイナフ⑮　

 

　週中の検討どおりミッキーファイト中心ですが、258枠が枠人気上位5つに収まる例のパターンですので、8枠のアラレタバシルから入る手も妙味ありです。先行馬が多いので、ペースが速くなれば前走伏流Ｓと同様、末脚が炸裂して、ミッキーファイトまで飲み込まれてしまうかもしれません。今日の京都が荒れる展開だったら、こちらに主軸を移すことを含みつつ、一応現段階ではミッキーファイトの方を連軸に据えておきます。相手の筆頭はカゼノランナーです。前走の1分58秒8、上がり36.6は、同日の2勝クラスの同距離時計1分59秒2、36.9と比べると、かなり優秀です。前半で競り合う展開にならずにスイスイ行ければ、ここでも難なく逃げ切れるかも知れません。その他、川田騎乗のムルソーから人気薄のマルチャレアルとスナークラファエロまで押さえておこうと思います。人気同士で決まらず、意外に荒れるかもしれません。

 

　続いて、東京11Ｒのダービートライアル・青葉賞です。

 

　4/27(土)　東京11Ｒ　青葉賞　3歳ＧⅡ　芝2400　

　〇1番人気枠＝5枠　　ヘデントール②　　　　　ウインマクシマム③　　　　　

　〇2番人気枠＝8枠　　ショウナンラプンタ⑤　　　　トロヴァトーレ⑥　　　　デュアルウィルダー⑦　　　

　〇3番人気枠＝4枠　　シュガークン①　　　　　パワーホール⑩　　　　　　

　〇4番人気枠＝7枠　　マーシャルポイント⑧　　コスモブッドレア⑭　　　　　　

　〇5番人気枠＝1枠　　サトノシュトラーセ④　　グランアルティスタ⑬　　

　〇6番人気枠＝6枠　　アバンデル⑪　　　　　　　シュヴァルツクーゲル⑫　　　　　　　　　　　

　〇7番人気枠＝3枠　　フォスターボンド⑨　　　ジンセイ⑮　　　　　　　

　〇8番人気枠＝2枠　　ニシノフィアンス⑯　　　　　ロジルーラー⑰　

 

　狙っていたヘデントールが②人気になってしまって、ちょっとがっくりです。新馬戦で、のちの皐月賞馬の2着だったことから、実力が評価されてのことでしょうが、戦績をふりかえれば、先月（特別戦でなく平場の）1勝クラスを勝ち上がったばかりですし、乗り役も外国人騎手とはいえルメールさんではないので、少し人気を被っている気がしないでもありません。評判のシュガークンも、単勝①人気なのに枠人気が3番人気と、ややちぐはぐなところにファンの「確信のもてなさ」が現れている感じがします。ここは、週中の検討から換わりますが、前走共同通信杯8着からの巻き返しを期待してフォスターボンドを狙ってみようかと思います。前走の負けは馬体重16㌔増が影響したものでしょうし、上がり脚が鋭いのは実証済みですので、ウインマクシマムとパワーホールが競り合うかたちで先行して、ペースが上がるようなら、内からうまく抜けて差し脚を決めてくれると思います（菅原君、頼んまっせ！）。現在⑨人気だけに相手は手広くいきたいところですが、モレイラ騎乗のデュアルウィルダーは念のため押さえておくつもりです。例年、①②人気がともに連を外すことのないレースですので、そんなには荒れないと思いますが、今回は少し混戦模様かなと思っています。

 

　さて、どうなりますか。明日は天皇賞もありますし、香港競馬もあります。何とか軍資金づくりになればよいのですが……。本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの好配当・高配当を祈ります。

4/26(金) 今週の追い切り情報 まとめ

　金曜の今日は、土日の重賞レースに出走する各馬の追い切り評価を集約してみます。評価の平均値を★5つ満点で順に並べたものが以下となります。拝見したweb運営者の皆さん、詳らかにはしませんが、いつもありがとうございます。

　まずは、土曜の京都・ユニコーンＳからです。

 

　土曜　京都11Ｒ　ユニコーンＳ　ＧⅢ　追い切り情報　まとめ　 

☆★★★★★　5.0＋α   ミッキーファイト　

　★★★★★　5.0　　 ラムジェット　

　☆★★★★　4.5　　 　　　　

　　★★★★　4.0　 　アラレタバシル　　　　サトノエピック　　　　　　

　　☆★★★　3.5　　 ピュアキアン　　　　　マルチャレアル

　　　　　　　　　　   クロドラバール　　　　スナークラファエロ

　　　★★★　3.0　　 ムルソー　　　　　　　ラオラシオン　　

 

　調教どおりならば、ミッキーファイトとラムジェットの一騎討ちになりそうです。個人的には、これらに加えてアラレタバシルを評価していますが、こちらも好調そうで、昨秋、京都で2着の実績もあるので、穴狙いで馬券を買うならこっちかなという感じもしています。あと、当日が雨・重（不良）馬場予報なので、マルチャレアルやムルソーと、上に名前が上がりませんでしたが、エイカイソウルなどが突っ込んで来るのでは、と警戒しているところです。

 

　続いて、同じく土曜東京の青葉賞です。 

 

　土曜　東京11Ｒ　青葉賞　3歳ＧⅡ　追い切り情報　まとめ　　　　　　　　　　　

　★★★★★　5.0　　 

　☆★★★★　4.5　　 パワーホール　　　　　　

　　★★★★　4.0　　 アバンデル　　　　　　シュガークン

　　　　　　　　　　   ウインマクシマム　　　デュアルウィルダー

　　　　　　　　　　   トロヴァトーレ　　　　ファスターボンド

　　☆★★★　3.5　　 ヘデントール　　　　　　　　　　　　

　　　★★★　3.0　　 グランアルティスタ　　サトノシュトラーセ

　　　　　　　　　　   マーシャルポイント　

　

　概して評者のみなさんの3歳馬の評価は高くなる傾向があるように思います。調教段階で高評価でも、実際レースで走ってみると全然ダメだったというケースはままありますが、ここもそういう馬が含まれている感じがします。比較上位はパワーホールで、このメンバーでは共同通信杯3着の実績が光りますが、京都2歳Ｓでは大負けしたこともあるので、過信禁物というか、中軸に据えるのはちょっと躊躇します。キタサンブラックの弟で注目されているシュガークンはまずまずの高評価ですので、こちらは人気になりそうです。おもしろそうなのはアバンデルでしょうか。前走フリージア賞は勝ち馬と0.1秒差の4着でしたが、上がり脚は一番でしたので、人気はなさそうですが、距離が延びてもう少しやれる感じもします。当然、同レースで1着だったマーシャルポイントは、先週のフローラＳを勝ったアドマイヤベルを2着に退けていますから、連候補からは外せない一頭です。個人的に狙っているヘデントールはまあまあの出来のようなので、雨で重馬場になるなら中心視してもよいかなぁと思っています。あと、やっぱり怖いのは、モレイラが乗るデュアルウィルダーでしょう。

 

　最後は、日曜京都の天皇賞です。

 

　日曜　京都11Ｒ　天皇賞（春）　ＧⅠ　追い切り情報　まとめ　 

　★★★★★　5.0　　 

　☆★★★★　4.5　　 チャックネイト　　　　プリュムドール　　　　

　　★★★★　4.0　　 テーオーロイヤル　　　ワープスピード

　　　　　　　　　　   ドゥレッツァ　　　　　タスティエーラ

　　　　　　　　　　   シルヴァーソニック　　

　　☆★★★　3.5　　 サヴォーナ　　　　　　

　　　★★★　3.0　　 ディープボンド　　　　メイショウブレゲ

　　　　　　　　　　   サリエラ

 

　大方の予想では、テーオーロイヤル vs ドゥレッツァ の二強対決ですが、調教どおりだとすれば、意外に混戦の気配もあります。特に、比較上位で一番手になったチャックネイトは去年の今頃はまだ3勝クラスにいた馬で、昨秋からの上昇力を見ると、2頭に割って入っても全然おかしくありません。その他も含めて、二強の一角が崩れれば、意外な馬が突っ込んでくるかも知れません。大穴はサヴォーナでしょうか。近走からたぶん人気にはならないと思いますし、能力的には1枚半以上足りませんが、この追い切り採点（平均値）には不気味な雰囲気が漂います。それから、プリュムドールの評価が高いので、今回牝馬で注意すべきは、サリエラよりもこちらの方かも知れません。あとは、タスティエーラ、ワープスピードはもちろんですが、去年3着の8歳シルヴァーソニックと（上に名前がありませんが）横山典のマテンロウレオあたりまで目配りが必要かなと思っています。

 

　さて、どうなりますか、楽しみです。

　本日もお読みいただきありがとうございました。今日一日乗り切って、いいＧＷを迎えましょう。