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レース展望と回顧、馬券術について

1/31(水) 土曜のレース展望

2024-01-31 | 分析

 今日は土曜のレースを検討してみます。メインではありませんが、京都10RエルフィンSは桜花賞を見据えた3歳牝馬opのマイル戦で、かつてはデアリングタクトがここを勝って本番を快勝。オークス、秋華賞も勝って、史上6頭目の三冠牝馬になったことはまだ記憶に新しいところです。最近も、去年2着のコナコーストが桜花賞2着、一昨年2着のママコチャは去年のスプリンターズS勝ちと、GⅠ戦線の注目馬を輩出しているレースです。今年もそんな実力馬が隠れているかも知れません。

エルフィンステークス【2024年2月3日京都10R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

エルフィンステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2024年2月3日京都10R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 昨日よりも簡略化しますが、過去10年(近3年は中京開催)のデータをもとに、順次見ていくことにします。

1)持ち時計

 今年は4年ぶりの京都開催となりますが、中京開催を含む過去10年で(重だった2014年を除き)良馬場の勝ち時計の平均は1分35秒23、上がり脚の平均は34.12です。3年前のデアリングタクトの勝ち時計が1分33秒6、上がりが34.0秒ですので、桜花賞で好勝負を演ずるレベルの馬ならば、全体時計1分34秒前後で、なおかつ上がり脚も33秒台くらいはほしいところです。今回のメンバーで時計上位の馬を挙げておきます(〇数字は人気順)。

 ・スウィープフィート   23/12/10阪神 良 阪神JF   ⑨7着 1分33秒5 34.2

 ・エリカエスティーム   23/12/02中山 良 未勝利    ①1着 1分33秒5 34.5

 ・ライトバック      23/10/28東京 良 アルテミスS ③4着 1分34秒2 33.7

 ・セキトバイースト    23/11/19東京 良 赤松賞    ②5着 1分34秒2 34.0

 ・ナムラエデン      23/12/09中京 良 未勝利    ②1着 1分34秒5 34.9

 あと、51㌔の減量騎手騎乗ですが、マーシーランが新馬1400mで1分21秒034.3というのもあります。

 新進勢力に期待してエリカエスティームを推したい気もしますが、数字からは重賞経験のある馬の方がいいかも知れません。一番手は、ライトバック、二番手はスウィープフィートで、その次にセキトバイーストかエリカエスティームという評価が妥当かなと思います。

 

2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇新馬       7頭 (チルカーノ⑤1着 ブルーアイドガール②1着 マーシーラン⑥1着

 〇未勝利      7 (エリカエスティーム①1着 ナムラエデン②1着 モモンウールー⑤1着)

 〇紅梅S      5頭 (セキトバイースト③2着

 〇白菊賞      3 (※該当なし *前々走でスウィープフィート⑥2着

 〇白梅賞      2頭 ※該当なし

 レース間隔では中2週が突出して多く、今回該当するのが前走紅梅Sだったセキトバイーストです。

 

3)血統

 京都で行われた2014年から20年までの7年間で目立つ傾向は、父系がディープインパクト(系)、母系がノーザンダンサー系です。今回当てはまるのは1頭のみです。

ライトバックキズナ(ディープインパクト子)/母父Exceed And Excel(Danzig孫=ノーザンダンサー系)

 

4)結  論 

 ここはライトバック中心でいいのではと思います。戦績から上位人気になるでしょうが、メンバー構成からしてあまり逆らえない感じがします。前走のアルテミスSでは「桜候補」のチェルヴィニアに0.6秒離されましたが、レース映像を見ると、内枠スタートで他馬に囲まれて折り合いを欠いていましたので、もう少し外目でスムーズに運べれば3着はあったかも知れません。クラシック候補とまではいきませんが、ここを勝って桜花賞に駒を進めるにはまずまずのレベルだと思います。相手には、上で名前が出て来た馬たちに、ブルーアイドガールチルカーノの新馬勝ちした2頭を加えておきます。前走の時計はたいしたことはありませんが、ブルーアイドガールはセンスのいい走りを見せましたし、チルカーノは前残りになりそうなレースを後ろから差し切り勝ちしましたので、ここでも末脚次第では逆転もあるかもしれません。

 土曜は重賞レースがないので、京都10RのエルフィンSと、続くメインのアルデバランS、あとは小倉の芝1200あたりをねらいのレースに考えていますが、当日は所用で出かけなければならないのが困りものです。十分に事前検討をして、あとは神頼みですねぇ。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今日の関東は最高気温が15℃くらいまで上がるところもあるそうで、畑の野菜や花が「勘違い」をしないか、「寒の戻り」が心配です。人間の方も体調を狂わされないように気をつけないと、と思います。今日もまた一日がんばりましょう。

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1/30(火) きさらぎ賞の展望

2024-01-30 | 分析

 去年暮れのホープフルSを勝った牝馬のレガレイラが皐月賞、ダービーを目指すそうです。今年の3歳牝馬のレベルはけっこう高そうなので、阪神JF組ほか、他のライバルと桜花賞で相見えてくれても楽しみなのですが、近年の牝馬の強さを考えると、これはひょっとして、ひょっとするかも知れません。なかなか果敢な挑戦で、3歳のクラシックレースが盛り上がりそうです。

昨年のホープフルSを制したレガレイラ ダービー挑戦を視野 吉田代表「皐月賞に挑戦する以上…」 - スポニチ競馬Web (sponichi.co.jp)

 こうなると、3歳の牡馬陣も頑張らないといけませんが、今日はその3歳の重賞・きさらぎ賞を検討してみます。例年出走数が少なく、比較的人気馬が強いレースです。ここを勝ってクラシック路線を進んだ馬も、ここ10年では2016年のサトノダイヤモンドくらいしか見当たりませんので、最近は注目度もいまいちでしたが、今年は期待の良血馬シヴァースが出てきます。ここを勝ってレガレイラと皐月賞で激突することになるのか。まずは主な出走馬の持ち時計を見ていきます。

きさらぎ賞【2024年2月4日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

きさらぎ賞の過去10年データ、好走馬一覧(2024年2月4日京都11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 

1)持ち時計

 過去10年は、中京開催だった近3年が距離2000でしたが、今年は京都に戻って距離も1800と、元のかたちに変わりました。中京の3年をのぞき、2011年から2020年の10年間のデータを見ると、勝ち時計の平均は1分48秒28、上がり脚の平均は34.35です。8年前のサトノダイヤモンドの勝ち時計は1分46秒9、上がりが34.2秒でしたので、クラシック級ならば、この距離で1分47秒前後、上がり脚も34秒台を切るくらいの時計が必要と見ます。今回のメンバーで、これに近い馬はいるでしょうか。前走の距離がいろいろなので、距離別に目安時計と上位馬を並べてみます(〇数字は人気順)。

1600m 1分34秒台以下 

 ・レガーロデルシエロ   23/12/03中京 良 こうやまき賞 ①2着 1分34秒1 34.8

 ・ウォーターリヒト    24/01/08京都 良 シンザン記念 ⑰3着 1分34秒7 35.2

 ・ナムラエイハブ     23/09/24阪神 良 未勝利    ②1着 1分34秒7 33.6 

1800m 1分47秒台以下

 ファーヴェント     23/11/18東京 良 東スポ2歳S ②3着 1分46秒8 34.7

 ・ヴェロキラプトル    23/09/23阪神 良 野路菊S   ②1着 1分46秒0 35.0

 ・インザモーメント    23/09/30阪神 良 新馬     ⑦3着 1分47秒5 34.8 

2000m 2分01秒台以下

 ・インザモーメント    23/12/28中山 良 ホープフルS ⑫8着 2分01秒0 36.3

 ・ビザンチンドリーム   23/12/02阪神 良 新馬     ②1着 2分01秒4 33.9

 ・ブエナオンダ      23/10/28京都 良 新馬     ③1着 2分01秒4 34.4

 

 

 2000mについては、今月の京成杯上位3頭の時計が参考になるので、並べておきます。

 ・ダノンデサイル     24/01/14中山 良 京成杯   ⑤1着 2分00秒5 34.1

           前走 23/11/25京都 良 京都2歳S ⑪4着 1分59秒9 35.2

 ・アーバンシック     24/01/14中山 良 京成杯   ②2着 2分00秒6 33.9

           前走 23/11/05東京 良 百日草特別 ③1着 1分59秒4 33.2

 ・コスモブッドレア    24/01/14中山 良 京成杯   ⑩3着 2分00秒6 34.8   

           前走 23/12/02中山 良 葉牡丹賞  ⑤4着 2分00秒8 34.5

 

 時計的に各距離の代表は、下線  を引いた3頭でしょうか。注目のシヴァースは馬場が稍重だったとはいえ、1600の勝ち時計が1分38秒0、上がり33.8で、クビ差2着のナイトスラッガーがその後シンザン記念で④人気13着に大敗していますので、血統どおりの大器と見てよいかどうかは正直疑問が残ります。

 

 以下は、京都開催の過去10年のレースで3着以内に入った馬たちの傾向です。

2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇未勝利      5頭 (ジャスティンアース②1着 ピエナオルフェ⑦1着

 〇福寿草特別    4 (※現行該当レースなし)

 〇朝日杯FS    3頭 (※該当馬なし

 〇シンザン記念   3 (ウォーターリヒト⑰3着 テイエムリステット⑯6着)

 〇シクラメン賞   3頭 ※現行該当レースなし

 〇こうやまき賞   2頭 (レガーロデルシエロ①2着

 〇エリカ賞     2 ※該当馬なし

 〇新馬       2頭 (シヴァース①1着 ビザンチンドリーム②1着

 ちなみに、レース間隔では中3週が突出して多く、次が中8週です。今回で言えば、中3週はウォーターリヒトテイエムリステットのシンザン記念組とナムライエハブの3頭、中8週はこうやまき賞勝ちのレガーロデルシエロと新馬勝ちのビザンチンドリームの2頭が当てはまります。

 

3)血統

 これはほぼ大半がディープインパクトで、あとはステイゴールドハーツクライか、いずれにしてもサンデー系が強いレースと見てよいと思います。今回当てはまるのは、

インザモーメントキズナ(ディープインパクト子)/母父Curlin(Mr.prospector孫

ジャスティンアースキズナ(ディープインパクト子/母父BodemeisterMr.prospector系

ナムラエイハヴリアルスティール(ディープインパクト子)/母父エンパイアメーカーMr.prospector系

ピエナオルフェオルフェーヴル(ステイゴールド子)/母父フジキセキ(サンデー系

ファーヴェントハーツクライ(サンデー系)/母父Street Cry(Mr.prospector孫

ヴェロキラプトルスワーヴリチャード(ハーツクライ子)/母父Giant's Causeway(ノーザンダンサー系)ス

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されているポイントは以下のとおりです。

 ①前走4着以内馬が中心(前走GⅠを除く)

 ②1勝クラスやopで3着以内は高評価

 ③近年関東馬不振

 ④前走の上がり脚上位に着目

 データ分析:きさらぎ賞 今週の注目レース JRA

 

5)結  論 

 前走重賞組をどう評価するかがポイントだと思います。最も評価できるのがファーヴェントでしょうか。前走東スポ杯で1馬身余りの差をつけた4着のショウナンラプンタが次走のGⅠホープフルSでは、今回出走する8着インザモーメントや10着ヴェロキラプトルよりも先着(7着)しているところから、3頭比較ではこの馬が優位ととらえられます。これとシンザン記念を最後方から追い込んで3着だったウォーターリヒトとの比較だと思いますが、前走をフロック視するわけではないにしても、今日のところはファーヴェント中心としておきます。あとは、ルメール騎乗のレガーロデルシエロも、前走0.1秒差に負けた相手のジューンテイクが次走朝日杯FSで4着でしたので、そこそこ好勝負しそうな感じはします。あと、未勝利勝ちからはジャスティンアース、1勝クラスからはデイリー杯4着の成績のあるナムラエイハブあたりにも無気味さがあります(個人的にはジャスティンアースをねらっているのですが)。新馬勝ちのシヴァースとビザンチンドリームの2頭では、上に書いたとおり、シヴァースの時計に疑念があるので、どちらかの選択となれば、後者の方を選びたいと思います。いずれにしても、上位伯仲で馬券的にもほどほど期待の出来る結果になるかも知れないので楽しみです。調教具合などを確かめて最終決断をしたいと思っています。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。明日は土曜京都のエルフィンSを検討してみようかと考えています。今日明日は暖かくなるようですが、まだ寒中ですので、油断しないでいこうと思います。今日もまた一日がんばりましょう。

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1/29(月) 東京新聞杯の展望

2024-01-29 | 分析

 昨日の根岸Sは4歳勢が上位独占で、まったく的外れな予想になってしまいました。勝ったエンペラーワケアは強かったですが、ヘリオスが4着に粘り込んだあたり、ペースが緩くて先行勢には有利だったかもしれません。勝ち時計を見ても、1分24秒台はかつてなくかかっていますので、後方勢にはまったくいいところなしで終わってしまいました(ねらいのアルファマムは8着、タガノビューティーに至っては13着です)。ですから、GⅠフェブラリーSの前哨戦とはいえ、例年のようにこの結果がそのまま本番に結びつくと見るのは、ちょっと早計かも知れません。まあ、アルファマムは距離適性にやや疑問があるので、次は出てこないかも知れませんが、たとえばベルダーイメルとか、上がり脚の速い後方待機勢が本番でアッと言わせるシーンを考えておいた方がいい気がしてきました。また「的外れ」や「戯れ言」にならないことを祈りますが……。

 さて、今日は2月の東京恒例のマイル戦、東京新聞杯を検討してみます。去年は2着のナミュールが秋のマイルCSを制しましたが、今年もGⅠに手が届くような好メンバーがそろいました。

東京新聞杯【2024年2月4日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

東京新聞杯の過去10年データ、好走馬一覧(2024年2月4日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 では、過去10年の3着以内馬の傾向を見ていきましょう。

 

1)前走(ステップ)※( )内は今回該当する馬、〇数字は人気順です

 京都金杯     6 (トゥードジボン①3着 アヴェラーレ⑥4着 フリームファクシ⑤5着

                ダノンタッチダウン⑩8着 ドルチェモア⑯18着

 〇エリザベス女王杯 5 (※該当なし 

 〇マイルCS    3 (ジャスティンカフェ⑦3着

 〇阪神C      3 ※該当なし

 〇ニューイヤーS  2 (リューベック②8着 カルリーノ⑮10着

 〇キャピタルS   2 (アスクコンナモンダ④3着

 〇元町S      2 (※該当なし

  ちなみに、前走との間隔で一番多いのは中3週と中11週です。今回のメンバーで該当するのは、中3週がトゥードジボンアヴェラーレなどの正月の金杯組、中11週はいませんが、10週ならばマイルCSのジャスティンカフェが該当します。

 

2)性齢 ※頭数は延べ数

 4歳 13頭   〇5歳 10頭   〇6歳 6頭   〇7歳 1頭   

/◇牝馬 10頭   ◇騸馬 0頭

 4・5歳中心で、しかも牝馬が強いレースです。今年はGⅠで2着の実績のある4歳牝馬が3頭参戦し、5・6歳にも重賞実績のある牝馬がいますので、今年も牝馬が躍動するレースになりそうです。

 

3)血統

 去年はハービンジャー産駒が2頭馬券に絡みましたが、やや例外的で、全体的にはディープインパクトやハーツクライなどサンデー系の馬が走る傾向です。流行廃りがあるので難解ですが、ここではかつて東京の芝中距離と抜群の相性だったトニービンの血脈(ルーラーシップやドゥラメンテなど)をたどっておこうと思います。

 ・アヴェラーレ:父ドゥラメンテ(母曾祖父にトニービン)/母父はノーザンダンサー系

 ・サウンドビバーチェドゥラメンテ(母曾祖父にトニービン)/母父はノーザンダンサー曾孫

 ・ドルチェモアルーラーシップ(母祖父にトニービン)/母父ディープインパクト

 ・フリームファクシルーラーシップ(母祖父にトニービン)/母父スペシャルウィーク

 ・マスクトディーヴァルーラーシップ(母祖父にトニービン)/母父ディープインパクト

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。

データ分析:東京新聞杯 今週の注目レース JRA

  ①GⅠからの臨戦 or op昇級初戦の馬に注目 

  ②前走大敗でも軽視禁物

  ③牝馬が活躍

  ④前年以降のマイル実績必要

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきます。

 ・カルロヴェローチェ   2・1・0・2

 ・ダノンタッチダウン   1・2・0・4

 ・マスクトディーヴァ   3・1・0・1

  

6)結 論   

 実績的に無難なのは、マイルCS3着のジャスティンカフェと秋華賞2着のマスクトディーヴァの2頭でしょう。牝馬が活躍する傾向からは後者の方が一歩リードというところでしょうか。ただし、マイルは初めてなので、その点、懸念がないこともありません。前走大敗でも軽視禁物というJRAのデータに着目すれば、サウンドビバーチェはおもしろい存在です。牝馬限定とはいえ、GⅡでマイル勝ち、GⅠヴィクトリアMは5着ですので、前走の大敗で人気が下がるようなら、これはねらい目です。あとは、前年の覇者ウインカーネアリアンが7歳の今年も走るかどうか。リピーターの目につくレースですので可能性はあるとは思いますが。その他では、京都金杯3着の勢い続くトゥードジボン、4歳牝馬のウンブライルコナコーストの両GⅠ2着馬あたりでしょうか。二桁人気の馬が突っ込んでくるような波乱にはならないと見ていますが、どうなるでしょうか。

 明日は京都のきさらぎ賞を検討をしてみようと思います。まだGⅠは先ですが、月が替わってクラシックの足音が近づいてくる感じです。本日もお読みいただきありがとうございました。今週も無事でありますように。

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1/28(日) 本日のねらい

2024-01-28 | 朝予想

 相変わらず寒い日が続きます。ダート戦は、映像を見ていると、寒い上に砂が顔に当たって騎手も馬も辛そうですねぇ。今日はそのダートの重賞レースがありますが、早く暖かくならないかなぁと思います。GⅠ開幕の頃にはもっと暖かくなってるんでしょうけど、寒いのは苦手です。

 さて、今日は東西の重賞と小倉の1200にスポットを当てて朝予想をしてみたいと思います。昨日は小倉の「ビッグアーサーねらい」がうまくはまりました。今日は何と芝1200が4レースもあるので、二匹目三匹目のドジョウ(いや、馬か 笑)がいないか調べてみます。

 まずは、重賞レースの検討からです。発走順で京都のシルクロードSを見てみましょう〇数字は単勝人気順)。

 

 1/28(日) 京都11R シルクロードS GⅢ 芝1200 ハンデ 

 〇1番人気枠=7枠  アグリ①       バースクライ④    テイエムスパーダ⑧

 〇2番人気枠=2枠  ルガル①       ホープフルサイン⑬

 〇3番人気枠=8  オタルエバー⑤    トゥラヴェスーラ⑦  ショウナンハクラク⑫

 〇4番人気枠=3枠  エターナルタイム③  

 〇5番人気枠=6枠  メイショウソラフネ⑨     サンライズオネスト⑪

 〇6番人気枠=4枠  ジューンオレンジ⑥     ディヴィナシオン⑮

 〇7番人気枠=5枠  

 〇8番人気枠=1枠  

 ハンデ戦なのに58㌔のトップハンデで、なおかつ①人気の馬に◎を打つのは不本意ですが、このメンバーではアグリがやはり一番手かなと思います。勢いならルガルが断然ですが、明け4歳世代の古馬との重賞成績が昨年例年に比べてあまり芳しくなかったので、斤量0.5㌔差なら一枚割引きしていいように思います(ジューンオレンジを切るのも同じ理由です)。相手には、去年2着のファストフォースのように、過去にこの距離の重賞で好走したサンライズオネストディヴィナシオンなど人気薄馬を加えておきます。ハンデ戦なのでヒモ荒れ、小波乱くらいは期待できるでしょう。

 


 つづいて、東京の根岸Sです。

 1/28(日) 東京11R 根岸S GⅢ ダート1200 

 〇1番人気枠=6枠  タガノビューティ③  パライバトルマリン⑤

 〇2番人気枠=4  エンペラーワケア①

 〇3番人気枠=5枠  サンライズフレイム②  エクロジャイト⑫

 〇4番人気枠=7枠  アルファマム④     オマツリオトコ⑭

 〇5番人気枠=1  ヘリオス⑧       アイオライト⑪

 〇6番人気枠=3枠  シャマル⑨       ベルダーイメル⑩

 〇7番人気枠=8枠  アームズレイン⑦    ケンシンコウ⑬ 

 〇8番人気枠=2枠  フルム⑥

 今のところ147枠が枠人気上位5つに収まっているので、1枠ヘリオスからねらえるパターンですが、個人的に武と馬券相性がよろしくないので、その手はあきらめます(笑)。というか、すでに8歳ですので、気持ち的には、高齢馬よりも新世代の台頭に期待したいところです。ただし、先週の東海Sなどを見ると、芝と同様、ダートについても明け4歳世代がもうひとつという印象です。4歳のエンペラーワケアサンライズフレームが①②人気に支持されていますが、2頭の強さは認めても、評価は相手までにとどめ、かつ、7歳になったタガノビューティーも波がある馬なので、ここは週の頭から目印をつけてきたアルファマムの再度の末脚炸裂に期待してみようと思います。前走は展開がはまった面は否めませんが、先に抜けた馬たちに一泡吹かせるシーンは十分想像できます。ヘリオスやエンペラーワケアらが引っ張って、速い流れになることを期待します。

 


 最後は小倉1200の「ビッグアーサーねらい」です。今日の小倉の芝1200は、2・5・8・11Rの4つで、ビッグアーサー産駒も何頭か出て来ます。

2R 未勝利

 ※出走馬なし

5R 新馬

 5⃣枠7番    ④人気 アングリフ(丹内)    

 7⃣枠12番  ⑩人気 キルケロッソ(秋山)

 8⃣枠14番  ⑤人気 テンメリーアーサー(幸) 

8R 1勝クラス

 6⃣枠10番  ⑥人気 ホイッスルソング(丹内) 1・0・0・5    

11R 巌流島S(3勝クラス)ハンデ

 ※出走馬なし

 ビッグアーサー産駒の出ないレースはダイワメジャー産駒ねらいに切り替えてもいいと思います。今日のねらいは5Rと8Rです。5Rは3頭出ていて、どれにするか、新馬戦でデータがなくて悩ましいですが、今のところ人気次位のテンメリーアーサーをピックアップしてねらってみようかと思います。アングリフとキルケロッソを一緒に連れてきてくれたら、なお〇ですが……。


 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの高配当・好配当を祈ります。

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1/27(土) 本日のねらい

2024-01-27 | 朝予想

 今週から東は東京(府中)に舞台を移します。まだ1月ですが、東京競馬が始まると、2月に入ったような気分になります。今日は週中でほとんど検討してこなかった土曜のレース予想をしてみますが、いつもとちがってメインではないレースをねらっています(メインが堅そうなもので……)。

 東京メインは白富士Sですが、ここは①人気が強い感じです。近年の傾向を見ても、あまり波乱の要素はないと見て、ひとつ前の10RクロッカスS9R銀蹄S(ハンデ戦)を検討してみます。発走順で、まずは銀蹄Sからです(〇数字は単勝人気順)。

 1/27(土) 東京9R 銀蹄S 3勝クラス ダート1400 ハンデ 

 〇1番人気枠=1枠  54プラチナジュビリー①   

 〇2番人気枠=4  57サトノルフィアン③    55マニバドラ⑥

 〇3番人気枠=8枠  57バグラダス②

 〇4番人気枠=7枠  55ガラパゴス⑧       

 〇5番人気枠=2  56フォーチュンテラー④

 〇6番人気枠=3枠  56ハチメンロッピ⑤     

 〇7番人気枠=5枠  56ロードアラビアン⑦    56レイニーデイ⑪

 〇8番人気枠=6枠  

 斤量と時計を考えると、プラチナジュビリーが強いと思いますが、せっかくのハンデ戦ですので、別馬をねらってみようと思います。ご覧のとおり、147枠が枠人気上位5つに収まるパターンですので、最も人気のない7枠の馬がねらえるレースです。ガラパゴスは前走58㌔から3㌔減で前走の上がり脚が36.0。全体時計は足りませんが、上位人気馬に肉薄するシーンもあるのではと思います。ただし、ほぼ1年ぶりのレースでしたし、反動というか、初の東上で二走ボケの心配もあります。ここは、「裏をかいて」2枠のフォーチュンテラーを中心視します。1年前のこのレースにも出走していて、直線は後方から追い込んできましたが、前とは水をあけられての4着。前走も同じく前から離されての3着と、追い込み競馬で足りないレースが続いています。今回は鞍上に川田騎手を迎え、斤量も前走から2㌔減の56㌔で、何とかこの「不足分」を補ってくれないかと思っています。相手は、人気上位に加え、1年ぶりとなるロードアラビアンや、同枠のレイニーデイまで押さえて、一波乱を期待します。


 つづいて、10Rの3歳opリステッド戦のクロッカスSです。

 1/27(土) 東京10R クロッカスS 3歳opL 芝1400 

 〇1番人気枠=4  ダノンマッキンリー①   

 〇2番人気枠=6枠  ロジリオン② 

 〇3番人気枠=7枠  オーキッドロマンス④    スピリットガイド⑥

 〇4番人気枠=1枠  エリカカリーナ③

 〇5番人気枠=5枠  ジャスパーノワール⑤

 〇6番人気枠=8枠  イサチルシーサイド⑧    アイファーバトル⑩     

 〇7番人気枠=2  ヴェルトラウム⑦

 〇8番人気枠=3枠  エイムフォーエース⑨

 前走GⅠ朝日杯で③人気に支持されて0.5秒差8着に敗れたダノンマッキンリーにとっては再起戦となります。頭数も少ないし、手頃な組み合わせで、チャンスはチャンスだと思いますが、前走の負け方にややひっかかりがあってイメージを悪くしています。ここは、9Rと同様、147枠が枠人気上位5つのパターンで、9Rは「裏」をとりましたが、このレースは「素直」に天の導きにしたがい、1枠のエリカカリーナから入った方が妙味ありと思います。33秒台の上がり脚はなかなか優秀ですので、未勝利勝ちしたばかりですが、比較上それほど見劣りはしないでしょう。相手は、過去のレース傾向からも、上位人気の馬たちに絞るべきですが、念のため⑦から⑨の下位人気馬まで手を広げておきます。

 


 最後に小倉1200の「ビッグアーサーねらい」について。今日の小倉の芝1200は、6R未勝利・11R周防灘特別、12R1勝クラスの計3つが組まれています。ビッグアーサー産駒の出走馬は以下のとおりです。

6R 未勝利

 3⃣枠3番  ⑬人気 ロッキンドア(★小林美)   0・0・0・4

11R 周防灘特別(2勝クラス)

 2⃣枠2番  ⑤人気 カンチェンジュンガ(西村淳) 2・0・0・6

12R 1勝クラス  *表記が誤っていたので訂正しました。

 8⃣枠16番 ①人気 ゴルトリッチ(国分恭)     1・0・0・9

 

 6Rは5⃣枠7番のポリトナリティーか8⃣枠14番のノイヤーの方がいい感じがしています。ロッキンドアは相手に加えるのもどうかという戦績ですが、ひょっとして減量の利で3着に突っ込んでくるのでしょうか。ちょっと及び腰になります。

 11Rは7⃣枠8番のトールキン(ダイワメジャー産駒)が強いと思いますが、好勝負は可能とみます。12Rは何と①人気ですので、ヒモ荒れにでもならないと、あまり妙味がありませんが……。


 ということで、今日はちょっと「変則」でしたが、夕方から用があるので、早めに勝負をかけてみたいと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの高配当・好配当を祈ります。

 

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