Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

11/30(木) 今週のハンデ戦

2023-11-30 | 予想

 日曜の特別戦はハンデ戦が目白押しです。今まで別定戦だったものまでハンデ戦にしていただいて、JRAの「サービス精神」には敬意を表したいところですが、過去のデータが使えなくなるので、うれしさも「中くらい」なり、です。阪神メインのギャラクシーSもねらいのレースとしておもしろいところですが、データが使えるという点では、中山9Rの南総Sに一番食指が動きます。芝1200ですし、「紛れ」も大きいでしょうから、今日はこのレースをとりあげて「予習」してみようと思います。

南総ステークス【2023年12月3日中山9R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

南総ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年12月3日中山9R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 過去10年、2020年だけが定量戦であとはハンデ戦ですが、2014・15年は該当レースがありませんので、この3年を除く2012から去年までの11年8回分のレース結果より3着以内の馬から傾向をさぐってみます。

 

1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬

 ・57㌔     2頭

 ・56㌔     4頭

 ・55㌔     4頭

 54㌔     8頭(インテグリフォリア ウィリン サンティーテソーロ バースクライ

 ・53㌔     3

 ・52㌔     1頭

 ・51㌔     1頭

 ・50㌔     1頭

 一番多いのは54㌔で、人気はどうあれ、中位のハンデ馬がねらいごろのようです。

 

2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇白秋S    4頭 (インテグリフォリア⑧4着)

 〇桂川S    3頭 (※該当なし

 〇みちのくS  2頭 (※該当なし

 〇浜松S    2頭 (※該当なし

 今回醍醐S組が4頭、キビタキS組が4頭参戦していますが、わりと新設のレースで過去のデータに乏しいので、これらの組にも注意が必要かも知れません。

 

3)性齢 ※頭数は延べ数

 〇3歳 4頭   〇4歳 10頭   〇5歳 6頭   〇6歳 1頭  〇7歳 3頭

/〇牝馬 9頭(3歳=4 4歳=2 5歳=3 6歳=1  〇騸馬 4頭(4歳=1 5歳=1 7歳=2)

 全体として4歳馬が強いようですが、牝馬の三連対率が比較的高い傾向です。今回も出走馬の半数超は牝馬ですので、どれか1頭くらいは来る確率が高いように思います。騸馬の4頭も他のレースとの比較上、意外に多い感じです。

 

4)血統

 多様で難しいですが、ダイワメジャー、ネオユニヴァースのサンデーサイレンス系か、ノーザンダンサーの血脈がある馬の頻度が高い感じを受けます。今回、ダイワとネオの産駒はいませんが、サンデー系ならキズナ、ジャスタウェイ、ハーツクライの産駒がいます。ここでは、後者のノーザンダンサー系の父・母父をもつ馬を挙げてみます。

母父 ノーザンダンサー系

 エイシンエイト父エイシントップはノーザンダンサーの曾孫/母父はハーツクライ=サンデー系

 ブルースピリット父Invincible Spiritノーザンダンサーの曾孫/母父はGalileo=ノーザンダンサー系

 プレスレスリー父アメリカンペイトリオットノーザンダンサーの曾孫/母父はHush=ノーザンダンサー系


 ・グッドマックス母父クロフネはノーザンダンサーの玄孫。/父はジャスタウェイ=サンデー系

 ・ブッシュガーデン母父Galileoはノーザンダンサーの孫。/父はリオンディーズ=キンカメ(ミスプロ)系

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきます。

 ・アネゴハダ       3・1・4・9

 ・ウィリン        3・1・1・4

 ・エイシンエイト     3・2・2・10

 ・タリア         3・2・2・4

 ・バースクライ      3・1・1・2

 ・ブルースピリット    3・3・1・8

 ・ユキノファラオ     3・0・4・16

 

 来週まで降雨はなさそうなので、開幕週の良馬場でレースが行われるとなると、1分7秒台の速い時計になるかも知れません。ここはトップハンデ58㌔のブルースピリットが実力上位ですが、ハンデ戦だけに中位ハンデの馬からねらった方がいい感じです。上掲の条件から浮上してくるのはエイシンエイトで、3歳牝馬の伸びしろに期待したいところですが、前走・福島のキビタキSでは、馬場が渋っていたとはいえ、伸び脚あと一歩の4着でしたので、中山の坂がやや気がかかりです。同じ3歳牝馬なら中山得意のサンティーテソーロが斤量54㌔ですので、こちらの方が有利に見えますし、他に3歳世代では実力馬の56㌔ブーケファロス、連勝で臨む上がり馬の54㌔バースクライもいて、なかなか難解です。軸馬は、当日の枠連の動きを見ながら、この中から選ぶことになると思います。穴候補で期待したいのは、55㌔アネゴハダ、54㌔インテグリフォリア、53㌔シュア-ヴアリアあたりでしょうか。

 ということで、他のハンデ戦まで手が回らなくなってしまいましたが、日曜はじっくりねらいを定めて、中京のGⅠまでに資金を蓄えられれば、と思います。本日もお読みいただきありがとうございました。明日は、今週の重賞競走に出走予定の各馬の追い切り情報を集めてみます。今日も一日無事でありますように。

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11/29(水) 土曜GⅢチャレンジカップの展望

2023-11-29 | 予想

 大阪万博のことですが、非常に評判がよろしくないですね。全長2キロにも及ぶという、あの木造リングって、終わったら解体・撤去するようですが、建てるのに何と350億円もかかるんだそうで(たぶんそれじゃ収まらないでしょう)。いやあ、そりゃあ無駄遣いだと言われるわと思いました。全部私費ならともかく、これ以外でも莫大なお金(税金)が出ていくんだから、メンツなんか気にしてないで撤収した方が身のためでしょう。維新の人たち、「無駄」を排するんじゃなかったんですかね。

「税金泥棒」大阪万博 後出しで増える837億にネット怒り「少子化対策や減税の原資に使えたのに…」 | 女性自身 (jisin.jp)

 さて、競馬も無駄遣いの誹りは免れませんが、個人としてはさすがに億の世界と縁遠い話なので、都合よく勘弁してもらうことにして、今日は土曜の阪神11Rチャレンジカップの検討をしてみたいと思います。

チャレンジカップ【2023年12月2日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

チャレンジカップの過去10年データ、好走馬一覧(2023年12月2日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 過去10年」とはいっても、元々9月に施行されていた「朝日チャレンジカップ」がこの時期に移され、途中ハンデ戦だった期間もあるので、データとして使えるのは、現在の条件で落ち着いた2017年以降の6年間です。以下で、3着以内馬の傾向を見ていきます。

1)前走(ステップ)※( )内は今回該当する馬ですが、いずれもなしです

 菊花賞      3 (※該当なし

 〇新潟記念     2 (※該当なし

 

2)性齢 ※頭数は延べ数

 3歳 6頭   〇4歳 6頭   〇5歳 4頭   〇6歳 0頭   〇7歳 2頭

/◇牝馬 3頭   ◇騸馬 1頭

 3歳馬が1頭は絡む傾向です。今回3歳勢はフリームファクシとベラジオオペラの2頭が出走してきます。両馬とも重賞ウイナーですので、ここも有力馬と見てよいのでは、と思います。

 

3)血統

 それほど明瞭ではありませんが、全体の趨勢として目に付くのは、ディープインパクト(サンデー系)×キングカメハメハでしょうか。ここ3年は父キンカメが連に絡んでいます。父ディープ・母父キンカメのパターンの馬は見つかりませんが、逆の父キンカメ・母父ディープ(あるいはサンデー系)のパターンで拾ってみると、以下のとおりです。

 父キングカメハメハ系 × 母父ディープインパクト(or その他のサンデー系)

 ・エヒト:父ルーラーシップ(キンカメの子)/母父ディープインパクト *去年3着

 ・フリームファクシ:父ルーラーシップ(同上)/母父スペシャルウィーク(サンデーの子)

 ・ボッケリーニ:父キングカメハメハ/母父ダンスインザダーク(サンデーの子)

 キンカメ血統で言えば、父キンカメ系では、ベラジオオペラ(父ロードカナロア)、母父キンカメ系では、イズジョーノキセキ(母父キンカメ/父エピファネイア)もいます。

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。

データ分析:チャレンジカップ 今週の注目レース JRA

  ①キャリア20戦以上は苦戦

  ②前走との間隔が中4週以下は苦戦

  ③前走の距離2200以上の馬は優勢

  ④前走の単勝人気③人気以上、あるいは、前走GⅠでない馬は危険

 上の4条件を満たすのは、3歳の2頭、フリームファクシベラジオオペラです。

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきます。

 ・アドマイヤビルゴ    5・1・2・9

 ・イズジョーノキセキ   5・4・2・18

 ・エヒト         6・3・3・17

 ・エピファニー      5・1・2・3

 ・ガイアフォース     3・3・0・5

 ・ベラジオオペラ     3・0・0・2

 ・リカンカブール     4・1・0・3

 

 おそらく人気になると思いますが、傾向に合致するのは、3歳馬のベラジオオペラです。GⅡスプリングSを勝ち、ダービー4着なら、古馬の実力馬たちと比べても、遜色ないでしょう。相手は、例年どおりに上位人気で決まるとすれば、ボッケリーニが一番手ですが、牝馬が意外にがんばる傾向もあるので、人気を下げていてもイズジョーノキセキは押さえておこうと思います。あとは、ガイアフォース、エヒト、マテンロウレオ、エピファニーにリカンカブールあたりまでが相手候補でしょうか。穴党に出番があるレースのような感じがしませんし、土曜は所用があってライヴ予想ができないので、テンションが下がり気味ですが、まあ日曜にうまくつなげられれば、と思います。

 明日は、日曜にハンデ戦が多いので、いくつかピックアプしてねらい馬を探してみようかと思っています。本日もお読みいただきありがとうございました。寒くなってきましたが、今日も一日がんばりましょう。

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11/28(火) 土曜中山・ステイヤーズSの展望

2023-11-28 | 予想

 師走の “風物詩” と言えば、一般には有馬記念ですが、競馬ファンにとっては、師走に競馬が中山に帰ってきたことを実感させるレースが、JRA芝の最長レース、ステイヤーズSでしょう。かつてはアルバートが3年連続で勝ったように、リピーターが強く、2013年から2020年まで、8年連続で①人気が3着以内に入る堅いレースが続きましたが、ここ2年は中位人気馬同士で決まり、やや小波乱気味です。今年はどうなるでしょうか。距離が距離だけに血統がものを言いそうですが、過去10年の3着以内馬から、傾向を探ってみようと思います。

ステイヤーズS【2023年12月2日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年12月2日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 

1)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

アルゼンチン共和国杯 10 (マイネルウィルトス⑤2着 セファーラジエル⑮5着 アフリカンゴールド⑫8着         

                   テーオーロイヤル⑦10着 レッドジェネシス⑬12着 ヒュミドール⑭14着

                   グランオフィシエ⑨15着)

 〇京都大賞典       5 (アイアンバローズ⑬11着

 〇古都S         3頭 (ワープスピード③1着

 〇丹頂S         2頭 (ジェットモーション⑧7着 メロディーレーン⑤10着)※ダンディズムが前々走で②2着

 〇比叡S         2頭 (※該当なし

 

2)性齢 ※頭数は延べ数

 〇3歳 0頭   〇4歳 7頭   〇5歳 10頭   〇6歳 8頭   〇7歳 2頭   〇8歳以上 3頭

/◇牝馬 2頭   ◇騸馬 3頭

 3歳馬は出走例自体があまりありませんが、2014・19年はいずれも4着でした。今回キングズレインが出て来ますが、この妙な「ジンクス」を破れるでしょうか。

 

3)血統

 ここ3年は何と言ってもステイゴールドの子・オルフェーヴル産駒が強く出ています。去年2着のプリュムドールの父ゴールドシップもステイゴールドの子ですから、このスタミナ勝負はステイゴールドの血脈が向いているようです。それ以前だと、比較的ハーツクライ産駒が出ていたので、両産駒の馬を拾ってみると、

 父ステイゴールド系

 ・アイアンバローズ:父オルフェーヴル/母父ノーザンダンサー系 ※弟が天皇賞馬ジャスティンパレス

 ・アフリカンゴールド:父ステイゴールド/母父ミスタープロスペクター系

 ・ヒュミドール:父オルフェーヴル/母父グレイソヴリン系

 ・メロディーレーン:父オルフェーヴル/母父サドラーズウェルズの孫=ノーザンダンサー系

 父ハーツクライ系

 ・ジェットモーション:父ハーツクライ/母父シンボリクリスエス(ロベルト系)

 その他、トーセンラー(ディープインパクト産駒で2013年マイルCSを勝っているが、同年の天皇賞・春2着で距離に融通性がある)産駒のアケルナルスター、トーセンジョーダン(ジャングルポケット産駒で2011年天皇賞・秋を勝ち、翌年天皇賞・春2着)産駒のシルブロンあたりも、長距離血統かも知れませんので、念のため名前だけは挙げておきます。

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。

データ分析:スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス 今週の注目レース JRA

  ①前走2500m以上の馬が過去10年で9勝

  ②JRAの芝3000m以上の平地重賞レースで3着以内の実績がある馬が優勢

  ③出走頭数の比では4歳馬の3着以内率が高め

  ④7歳以上馬は芝3000m重賞で3着以内の長距離実績が必須

 今年のダイヤモンドSで2・3着だったヒュミドール(⑬人気)とシルブロン(①人気)が浮上してきます。あとは、①の条件を満たしていませんが、一昨年のこのレース2着で去年の阪神大賞典でディープボンドの2着だったアイアンバローズでしょうか。

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきます。

 ・アケルナルスター    4・1・2・12

 ・キングズレイン     3・0・2・2

 ・グランオフィシエ    5・3・1・10

 ・シルブロン       4・2・2・9

 ・ヒュミドール      4・3・0・24

   

 ヒュミドールシルブロンの両頭が合致しています。血統的にはヒュミドール、年齢的にはシルブロンといったところで甲乙付けがたいですが、鞍上マーカンドに期待するとすれば、は後者のシルブロンの方でしょうか。には、アイアンバローズアケルナルスターを挙げておきます。いずれにしても、長距離レースの数が限られるため、強い馬を探すには情報不足は否めません。事前にあまり評価されていないような馬が意外に穴を明けるかも知れません。ゴール前の熾烈な叩き合いを想像すると、今から師走の中山のスタンドの風景が見えるようです。ファンの大歓声が聞こえてきますね。残念ながら、当日は所用のため、ライヴ中継でレースは見られなさそうですが、昼までに馬券を買って結果を待ちたいと思います。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今日はまた気温が20℃くらいまで上がるようです。寒暖差が大きくて戸惑いますが、師走の前、最後の小春日和の一日を無事に過ごせればと思います。

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11/27(月) チャンピオンズCの展望

2023-11-27 | 予想

 イクイノックス(リバティアイランドも)、強かったですねぇ。ルメールさんもびっくりの走りで文句なしです。「無事是名馬」は、すでに「名馬」のこの馬には不適当ですが、このまま「無事」であってほしいものです。

【ジャパンC】(東京)イクイノックスが世界一の走りでGI6連勝|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI (radionikkei.jp)

 さて、週末からは12月。いよいよ今年の競馬も大詰めです。秋のGⅠは上位人気馬が強くて堅い決着が多かったのですが、舞台が替わってそろそろ流れが変わるかもしれません。

 次の日曜には、中京でダートGⅠチャンピオンズカップがあります。2月にフェブラリーSがあるので、わずか2ヶ月半前にダートのGⅠ競走をやる意味があるのか。元々ジャパンカップに合わせて設置された東京のジャパンカップダートが、その後扱いに困って、阪神を経由して中京に移されたものと解釈しているので、関係者には申し訳ないけど、最初から何か「お荷物」的です。さらに、フェブラリーSの方も、サウジアラビアの国際GⅠの時期と重なって、出走馬を持って行かれている現状では、ますますレースの「質」が問われてきます。今回の出走メンバーを眺めると、わりと「良質」な好メンバーが揃いましたが、今後、地方のダート重賞を見ながら、時期や施行条件などを調整する余地はあると思っています。

 とはいえ、中京で開催されるようになって今年で10年。毎年荒れて万馬券頻出となると、穴党には馬券的妙味の大きいレースでしょう。個人的にも秋はトリガミ続きでだいぶ資金が目減りしてきましたので、ここは「反撃」する絶好のチャンスです。過去9年の3着以内馬のデータを見ながら、今年の構図を「予習」しておこうと思います。

チャンピオンズカップ【2023年12月3日中京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

チャンピオンズカップの過去10年データ、好走馬一覧(2023年12月3日中京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 

1)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇JBCクラシック 9 (ノットゥルノ2着 テーオーケインズ3着 メイショウハリオ4着 ウィルソンテソーロ5着

 〇みやこS     6 (セラフィックコール①1着 メイクアリープ⑥2着

 〇南部杯      5頭 (レモンポップ1着

 〇武蔵野S     2頭 (ケイアイシェルビー⑫4着)

 

2)性齢 ※頭数は延べ数

 〇3歳 5頭   〇4歳 3頭   〇5歳 8頭   〇6歳 8頭  〇7歳 1頭

/◇牝馬1頭   ◇騸馬 4頭

 やや高齢馬が優勢です。牝馬は2015年⑫人気で勝ったサンビスタ(当時牝6 前走JBCレディスクラシック2着)1頭です。今年参戦する牝5アイコンテーラーや牝4アーテルアストレアはどうでしょうか。

 

3)血統

 父系・母系ともにキングカメハメハの血統がいい感じです。

 父キンカメ系

 ・アイコンテーラー:父ドゥラメンテ(キンカメの子)/母父ケイムホーム(Mr.Prospectorの孫)

 ・グロリアムンディ:父キングカメハメハ/母父ロベルト系

 ・ドゥラエレーデ:父ドゥラメンテ/母父オルフェーヴル(ステイゴールドの子)

 ・パンサラッサ:父ロードカナロア(キンカメの子)/母父Montjeu(サドラーズウェルズの子)

 母父キンカメ系

 ・クラウンプライド:父リーチザクラウン/母父キングカメハメハ  

 ・ジオグリフ:父ドレフォン/母父キングカメハメハ  

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析から傾向を拾ってみると、以下の諸点となります。

データ分析:チャンピオンズカップ 今週の注目レース JRA

  ①前走単勝人気⑤番人気以内

  ②前走4角通過順7番手以内

  ③前走の格付けGⅡ・JpnⅡ以上 or 中京の1800以上重賞かフェブラリーS3着以内

  ④前走5着以内でないと勝てない

 地方競馬の重賞レースに通じていないので、やや情報不足ですが、一応上の条件をクリアしていそうなのは、アイコンテーラーウィルソンテソーロテーオーケインズノットゥルノプロミストウォーリアメイショウハリオレモンポップあたりでしょうか。全部で7頭もいるので、もう少し絞らないといけませんが……。

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を見ておきましょう。

 ・ケイアイシェルビー   4・1・3・9

 ・ドゥラエレーデ     2・2・0・5

 ・ノットゥルノ      3・4・0・8

 ・メイショウハリオ    9・2・4・8

  

 実力伯仲で難しいですが、5戦無敗で臨む3歳セラフィックコールは1頭別格として、上のデータから浮上してくるのは6歳のメイショウハリオかなあと思います。今年2月のフェブラリーSはレモンポップに完敗の④人気3着でしたが、距離が200m伸びますし、JBCクラシックを叩いてここに臨むローテは理想的です。血統だけが気がかりですが、現段階では一応主軸候補としてマークしておきます。それから、去年①人気で4着だったテーオーケインズも、ここでは実績上位で外せませんし、距離がもてばレモンポップも当然格上です。その他、中京を得意にしているハギノアレグリアスも軽視禁物ですが、若干距離不足の感じはします。あとは、モレイラが乗る牝馬のアイコンテーラー、去年2着のクラウンプライドに、まだ昨日JCで大逃げをしたばかりのパンサラッサ(本当に出るんでしょうか!?)などなど。……調教具合も見ながら、慎重に検討していこうと思います。

 明日は、ファンにとっての中山競馬の冬の“風物詩”・ステイヤーズSを考えてみようと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。師走の入りが間近となりました。どうか暖かくしてお過ごしください。

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11/26(日) 本日のねらい

2023-11-26 | 予想

 いよいよJCですねぇ。大方の予想(期待)どおりイクイノックスとリバティアイランドの対決となるのか。今朝の単勝人気は、イクイノックスが1.5倍、リバティアイランドが3.9倍で、二頭に人気が集まっています。まさかとは思いますが、何かのアクシデントで二頭とも馬券から外れようものなら、即トンデモ馬券になってしまいそうです。それにしても、単勝人気400~500倍超の馬がこんなにいるレースというのは、あまり見た記憶がありません。アーモンドアイが勝った2020年のレースも「三強」(あとコントレイルとデアリングタクト)に人気が集中し、最低・ブービーの馬が2頭400倍台でしたが。逆に言えば、人気上はあんまり舞台にそぐわないような馬も出ているわけで(関係者のみなさん、ごめんね)、18頭フルに数をそろえても、質がともなわないレースでは意味がないと思いますね。

 さて、JRAへの「苦言」はともかく、レースの予想にいきましょう。今朝のオッズより、枠人気とねらい馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順)。

 11/26(日) 東京12R ジャパンカップ 国際GⅠ 芝2400 

 〇1番人気枠=1枠  イクイノックス①    リバティアイランド②

 〇2番人気枠=5枠  ダノンベルーガ⑥    ヴェラアズール⑨

 〇3番人気枠=3枠  ドウデュース③  

 〇4番人気枠=2枠  タイトルホルダー④    

 〇5番人気枠=8  スターズオンアース⑤   

 〇6番人気枠=4枠  パンサラッサ⑦     イレジン⑩   

 〇7番人気枠=7枠  ディープボンド⑧               

 〇8番人気枠=6枠  

 全体としてイクイノックスの優位は動かないと思います。逆転の可能性があるとすれば、リバティアイランド、あとは、モレイラ騎乗のダノンベルーガくらいしか見当たりません。馬券はこの3頭で勝負してもいいのですが、何が起こるかわかりませんので、外国人騎手が乗る馬に注意して馬券を絞るのがいいと思っています。まあ、でも、これは馬券勝負をするレースではなく、勝負を見て楽しむレースでしょう。馬券のねらいは京都の最終レースの方です。

 

 11/26(日) 京都12R 京阪杯 GⅢ 芝1200 

 〇1番人気枠=5枠  ルガル②        グレイトゲイナー⑩

 〇2番人気枠=3枠  キミワクイーン①    エイシンスポッター⑤

 〇3番人気枠=8枠  トウシンマカオ④    トゥラヴェスーラ⑫   

 〇4番人気枠=2枠  シングザットソング⑥  

 〇5番人気枠=1  ビッグシーザー③    

 〇6番人気枠=6枠  モズメイメイ⑦     シュバルツカイザー⑦ 

 〇7番人気枠=4枠  ショウナンハクラク⑨               

 〇8番人気枠=7枠  エクセトラ⑪

 ここは、トウシンマカオシングザットソングの両睨みでいきます。GⅠスプリンターズSは見送りになりましたが、トウシンマカオはナムラクレアなどと好勝負を続けてきた馬ですから、このメンバーで実力上位は明らかです。前走は④人気9着に敗れましたが、少し距離が長かったことを考えれば、許容範囲でしょう。去年のこのレースの勝ち馬でありながら、人気がこれくらいなら妙味ありだと思います。それから、258枠が枠人気の上位5つに収まるパターンですので、2枠のシングザットソングから狙ってみるのもいい感じです。前走オパールSは内から鋭い決め脚を見せての2着。今回のメンバーでもこの脚が通じるかどうか、試金石といったところでしょうが、もし嵌まるようなら、来年の短距離戦での活躍が見えてくると思います。この2頭のどちらか(あるいは両頭)を軸に馬券を組み立てようと思います。相手には、秋のGⅠを走って来た馬たちを据えてみます。1頭、ビッグシーザーは先日の検討では、もっと人気が下がると想定しての穴馬候補と思っていましたが、③人気の現状では、まだ買うのは早いと見て、今回は見送ることにします。好配当で秋開催の最後を締めくくれるとうれしいのですが。

 さて、どうなりますか。みなさんの好配当・高配当を祈ります。今日もがんばりましょう。

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