Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

5/30(木) GⅠ前半戦のふりかえり

2024-05-30 | 競馬日記
(今年の桜花賞を制したステレンボッシュとモレイラ騎手)
 
 昨日は所用でブログの更新をあきらめました。今日は今年前半、ここまで行われたGⅠレースのふりかえりをしてみます。春シーズンは、まだ安田記念と宝塚記念が残っていますが、ここまでの10レースで3着以内の騎手名と騎乗馬の着順・人気順などを並べてみます。
数字は着順、〇数字は単勝人気順、配当は三連複と三連単、赤数字は三連複万馬券青数字は三連単10万以上
 
・フェブラリS  1⃣藤岡祐⑪  2⃣長岡 ⑤  3⃣武  ⑬      197,060円    1,530,500円
・高松宮記念   1⃣坂井 ⑥  2⃣浜中 ②  3⃣リョン⑤        10,020円     58,740円
・大阪杯     1⃣横山和②  2⃣戸崎 ③  3⃣菅原明⑪        22,720円     93,050円 
・桜花賞     1⃣モレイラ② 2⃣北村 ①  3⃣坂井 ⑦          3,260円         11,470円
・皐月賞     1⃣戸崎 ②  2⃣モレイラ⑦ 3⃣川田 ③          5,940円       29,240円
・天皇賞(春)  1⃣菱田①   2⃣菅原明⑤  3⃣幸  ⑥          7,750円         23,960円
・NHKマイル  1⃣川田 ②  2⃣ルメール① 3⃣戸崎 ⑩          2,540円           8,520円
・ヴィクトリア  1⃣津村 ⑭  2⃣ルメール④ 3⃣モレイラ①     43,750円        916,640円
・オークス    1⃣ルメール② 2⃣戸崎 ①  3⃣坂井 ③          1,690円           8,060円
・ダービー    1⃣横山典⑨  2⃣戸崎 ①  3⃣坂井 ⑦    21,250円        229,910円
 
 去年と比べると①人気の連対率が落ちていますが、その割に高配当になっていないのは、次位の②③人気馬が健闘して「穴埋め」をしているからだと思われます。三連単10万超えも、今年はフェブラリーSが100万超でスタートしましたが、ここまで出現が3回、去年が2回出現ですから、それほど差はありません。
 それから、騎手成績の方は、ルメールさんの名前が去年5⇒今年3に減っているのは、落馬負傷で療養していた期間があるためで、これは納得です。目立つのは戸崎くんと坂井くんの名前が4回出て来ることでしょう。特に、坂井くんの場合、去年はフェブラリーSの1勝のみでしたから、今年の「躍進」ぶりは大いに評価できます。安田記念ではルメールさんに替わってフィアスプライドに騎乗しますが、乗り替わりと言っても侮りがたい感じです。
 問題というか、「焦点」はモレイラ騎手です。去年短期免許で来日して大活躍したレーン騎手にどうしてもなぞらえてしまいます。去年レーン騎手は皐月賞から安田記念まで8回騎乗して3着以内5回、複勝率62.5%と驚異的でした(ルメールさんは10回乗って3着以内7回=70%でその上を行っていましたが)。モレイラ騎手の場合は、桜花賞から乗り始めて、ステレンボッシュでいきなり勝ちましたが、その後は皐月賞2着、ビクトリアマイル3着で、6回乗って2着以内3回、これはこれでがんばっていると思いますが、去年のレーン騎手程には馬券に絡めていないのが実際です。安田記念では上位人気が見込まれるソウルラッシュに騎乗します。強い香港馬も参戦しますし、ここは正念場で腕の見せどころだと思います。
 
 最後に、GⅠ戦における今年の世代間の力関係を見ておきます。ここまで古馬(4歳以上)GⅠは5戦ありましたが、3着以内に入った馬を年代別にまとめると、
・4歳=2頭  ・5歳=7頭(2)  ・6歳=5頭(1)  ・7歳=1頭 
 ※( )内はダートGⅠの数字
でした。何度も書いているように、今年の4歳世代は総体として他世代に比べて劣勢なのは否めません(例外は大阪杯を勝ったベラジオオペラだけでしょう)。安田記念には4歳からエルトンバローズとコレペティトールが出走しますが、傾向からすると、2頭には苦しいレースになりそうです。
 
 ちなみに、去年は、安田記念前まで
・4歳=4頭  ・5歳=5頭(1)  ・6歳=2頭(1)  ・7歳=3頭(1)  ・8歳=1頭
 
で、安田記念の結果は、1⃣牝5歳  2⃣牡4歳  3⃣牡5歳 でした。今年はどうなるでしょうか。
 
 明日は金曜なので、その安田記念に出走する各馬の追い切り情報を集めてみたいと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。台風も接近して、週末は天気が悪そうで、今日の晴れは貴重のようです。どうか一日無事でありますように。
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春のGⅠ ここまでのふりかえり

2023-06-06 | 競馬日記

(ダミアン・レーン騎手が初来日したときの写真。ルメール騎手㊧とともに。デイリースポーツ、2019年4月25日付より)

ダミアン・レーン短期免許で初来日 17年トーセンスターダムでG1・2勝 | 競馬ニュース - netkeiba.com

 昨日は早朝から忙しくて、ブログはお休みにしました。でも、更新していないのに、気にかけてくれる方がいて、ほんとに励まされます。いつもご覧いただきありがとうございます。

 さて、週明けは次の日曜の重賞の「予習」をしてきましたが、安田記念が終わって春のGⅠシリーズも一区切りで、今年のJRAの前半のGⅠレースは6月25日の阪神・宝塚記念がいよいよ最終戦となります。今日は、2月のフェブラリーSから始まった今年の一連のGⅠ戦をふりかえってみようと思います。

 以下に、ここまで行われた11レースの3着以内の騎手名(馬名でなく!)を並べてみます。数字は馬の着順、〇数字は単勝人気順、配当は三連複と三連単です(赤数字は三連複万馬券青数字は三連単10万以上)。

・フェブラリS  1⃣坂井 ①  2⃣川田 ③  3⃣浜中 ④     2,630円      7,700円

・高松宮記念   1⃣団野 ⑫  2⃣浜中 ②  3⃣丹内 ⑬   81,180円  668,280円

・大阪杯     1⃣武  ②  2⃣ルメー①  3⃣横山和⑩     8,980円    31,200円

・桜花賞     1⃣川田 ①  2⃣鮫島 ⑥  3⃣横山武⑤     4,750円    13,200円

・皐月賞     1⃣横山武②  2⃣松山 ⑤  3⃣ルメー①     3,770円    24,780円

・天皇賞(春)  1⃣ルメー②  2⃣和田 ⑤  3⃣レーン⑥   13,570円    65,060円

・NHKマイル  1⃣内田 ⑨  2⃣横山武⑧  3⃣武  ③   27,690円  260,760円

・ヴィクトリア  1⃣戸崎 ④  2⃣レーン③  3⃣ルメー①     1,720円    12,830円

・オークス    1⃣川田 ①  2⃣ルメー②  3⃣斎藤 ⑮   16,840円    34,140円

・ダービー    1⃣レーン④  2⃣横山武①  3⃣松山 ⑥     4,700円    29,810円

・安田記念    1⃣戸崎 ④  2⃣レーン③  3⃣ルメー①     2,290円    14,510円

 

 配当を見ますと、三連複万馬券が4/11回(去年は7回)、三連単10万以上が2/11回(同4回)です(去年の回数は宝塚記念までの12回、以下同)。

 人気順では、1番人気馬の三連絡みが8/11回(同2/12回、2番人気が5/11回(同5/12回)、3番人気が4/11回(同7/12回)、4番人気が4/11回(同7/12回)……ですので、去年と比較して、今年の春のGⅠレースは1番人気馬が着外に敗れることが少なく、全体として堅調だったことがわかります。その分、配当も抑えられたかたちです(しかし、高松宮記念とNHKマイルは2年続けて荒れていますから、馬券的にはこのあたりを獲れるかどうかなのだと思います)。

 それから、わざわざ騎手名を並べたのは、ルメール騎手レーン騎手の連絡みに注目するためです。ルメール騎手は今春のGⅠ戦では、ここまで9回騎乗して3着以内に6回(去年は5回)、レーン騎手は短期免許で来日し、皐月賞から乗り始め、7回騎乗して3着以内4回(去年3回)です。これは二人を外して馬券を買うのは無謀だということを意味しているでしょうし、逆に、二人の乗った馬が着外に沈めば配当が大きくなるということでもあります(たとえばNHKマイル)。レーン騎手は6月13日で免許が切れるので、特例措置でもないかぎり宝塚記念の騎乗はないのでしょうが、まだ29歳ですので、今後とも末永く日本の競馬で暴れてくれそうですね(日本人騎手では横山武史くんが3着以内4回とがんばっています)。

 ここまでは一覧にするまでもなく、ファンの間ではお馴染みなことばかりだと思いますので、最後に、馬の世代の力関係について。今年の古馬(4歳以上)GⅠはここまで6戦行われ、馬齢別に戦績(3着以内に入った馬の数/18)を調べてみると、

 4歳勢=5頭  ・5歳勢=7頭  ・6歳勢=2頭  ・7歳勢=3頭  ・8歳勢=1頭  です。

去年と比べてみると(数/21)、

 4歳勢=9頭  ・5歳勢=9頭  ・6歳勢=2頭  ・7歳勢=1頭  となりますから、

ことGⅠに限って言えば、今年は5歳以上にチャンスのある年です。GⅠ戦はあとひとつだけですが、宝塚記念は例年(というかここ最近)4歳世代がそれほど強い感じのないレースでもありますから、メンバー次第ですが、5歳、6歳以上の馬たちが例年以上に勢いがあることは気に留めておきたいところです。

 さて、明日は今年も重馬場になりそうな日曜・東京メインのエプソムカップを検討してみようと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。関東は梅雨入り前の貴重な晴れになりそうですが、今日も一日がんばりましょう。

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4月30日(日) 本日のレース回顧と反省 天皇賞(春)

2023-04-30 | 競馬日記

 雨が上がり、大勢の観客が見守る中、GⅠ天皇賞(春)のレースが3年ぶりに京都競馬場で行われました。連覇を賭けて臨んだタイトルホルダーでしたが、アフリカンゴールドとともに、まさかの競走中止のアクシデント。4コーナーで急に失速しましたが大丈夫でしょうか。レースは早めに好位につけたジャスティンパレスが見事に抜けだして快勝しました。ルメールさんの手綱さばき、見事なもんです。2着はまたもやシルヴァーメダリストのディープボンド。3着には好調レーン騎手のシルヴァーソニックが突っ込んできて、配当は、タイトルホルダーが抜けたために、②⑤⑥の人気決着でしたが、三連複13,570円、三連単65,060円と、意外につきました。

 予想の方は、朝の段階ではタイトルホルダーの優位は動かないとしつつも、ブログに書いたとおり、何となくメインの1番人気に危うい感じを持ちながら、今日の京都のレースを眺めていました。タイトルホルダーの2枠を含め、258枠の出目は午前から相応に続けて出てはいましたが、147枠の方が優勢に見えましたし、直前の9Rで258枠が途切れ、次の10Rでは3着に8枠のウラ人気馬突っ込んできましたが、③⑦⑨人気で決まって三連が好配当になったので、これはメインの天皇賞も荒れる予感がしてきて、軸馬選びはタイトルホルダーの258枠よりも147枠狙いに切り替えた方がいいと判断しました。となると、1枠のジャスティンパレスか、7枠のボルドグフーシュのどちらかですが、血統的にディープインパクト産駒が好結果を残しているレースでもありますし、何と言っても鞍上がルメールさんですから、ここはジャスティンパレスから入るのが正解と考えました。それから、朝のブログを読まれた方々には申し訳ない気もしますが、切るつもりでいたシルヴァーソニックは、鞍上のレーン騎手が今日あまりに好騎乗が続くので、怖くなって、買い目が多くなるのを忍んで、相手に加えることにしました。結果的にこれで救われましたが、さすがの騎乗で3着に来ましたね。本音を言えば、4・5着のブレークアップやマテンロウレオが来てくれた方がよかったのですが、まあ、外さずに済んで天に感謝です。おまけに三連複万馬券ですから、これで文句を言ったら罰が当たりそうです。

 それにしても、タイトルホルダーは大丈夫でしょうか。序盤はアフリカンゴールドを前に見ながら、いつものスタイルでレースを進めていたように見えましたが、アイアンバローズやディープモンスターにぴったりと追走されてペースが乱れたかも知れません(去年圧勝したときは、同じ稍重でも、道中1200から2000mにかけてペースを緩めて息が入れられましたが、今回のラップを見ると、うまくペースダウンできなかったようです)。まさにタイトルホルダーにとっては、水曜日に当ブログで負けパターンとして「警戒」していた展開になってしまったと思います。大事に至らないことを祈ります。

 ということで、タイトルホルダーの負け自体、本意ではありませんが、馬券の方は何とか的中させることができて、今日はよかったです。東京のメインも、人気上位の決着でトリガミになってしまいましたが、一応当たるには当たったので、今日のメインは2戦2勝で終えることが出来ました。来週は東京に舞台を移して、GⅠのNHKマイルCがあります。メンバーを眺めると団子状態で、超難解レースになりそうですが、こういうレースこそ当てたいものです。来週も引き続きがんばりましょう。

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4月23(日) 本日のレース回顧と反省

2023-04-23 | 競馬日記

 毎日ウグイスがいい声で啼いていますね。今日、関東南部は午前中どんよりとして、薄寒い天候でしたが、昼過ぎから徐々にお日様が顔を出してきました。GⅠシリーズ谷間の東京・京都の開幕週は、何とか好天の下にレースが出来てよかったです。今日の予想と成果をふりかえってみます。

 まず、京都11R読売マイラーズCから。今日の京都は1Rから3着以内に途切れることなく258枠の出目が続きました。11Rも258枠が枠人気の上位5番人気以内を占めるオッズは朝から変わりません。ただ、三連複万馬券は7・9Rの2回だったので、全体として荒れた流れだったとは言えず、11Rの馬券は、手堅く行くなら8枠のソウルラッシュ、小波乱を期待するなら5枠のマテンロウオリオンという選択肢を考えながら予想に入りました。単勝1番人気のシュネルマイスターがルメール騎乗で着外に消えるというのもあまり想定できない事態だとは思いつつ、ソウルラッシュとシュネルマイスターでは面白みがないと、敢えて5枠のマテンロウオリオンから狙うことにしました。朝ブログで書いたとおりです。

 レースは開幕週の馬場を利して、先行したシャイニーロックやビーアストニシッドらが直線で意外に粘りを見せる中、マテンロウオリオンはいつもより前目に付けて最内を突きましたが、伸びがいまいちで、後ろから来たシュネルマイスターやガイアフォースらに交わされました。横ノリさんもいい騎乗だったと思いますが、いつもより前に行った分、最後の切れが鈍った印象です。結局、1シュネルマイスター①、2着ガイアフォース④、3着ソウルラッシュ(〇数字は単勝人気順)で決まり、マテンロウオリオンは5着でした。よくがんばりましたが、これ以上の上がり目は厳しいという印象です。次走安田記念に出られるかどうかわかりませんが、今日と同様の期待をかけるのは酷と判断します。

 続いて、東京11RフローラSです。来月のGⅠオークスの優先出走権をめぐる3歳牝馬の戦いですが、今日の東京は強めの枠を特定できる展開ではなく、147枠も258枠も36枠もほぼ同程度の出目を続けていて、本当に強いて言えばですが、わずかに147枠が強いといった体でした。私の狙いは147枠では中位人気の1枠1番ブライトジュエリーでしたが、十分勝負になると思い、朝の予想どおりこれを軸馬として勝負することにしました。

 レースは、ハナを切ったゴールデンハインドがスローペースに落として粘り通すという展開で、中心視したブライトジュエリーも早めに前に付け、直線では開いた前をうまく突いて伸びて来ましたが、追いつけず3着でした。後ろから末脚を伸ばしたのはイングランドアイズとドゥムーランの人気両馬でしたが、4・5着が精一杯というところだったでしょうか。結局、1着ゴールデンハインド⑦、2着ソーダズリング①、3着ブライトジュエリーで決着し、ゴールデンハインドとソーダズリングの二頭がオークスの出走権を獲得し、ブライトジュエリーは一歩及びませんでした。全体として、未勝利勝ち馬たちの未知の実力が試されるおもしろいレースでしたが、今日のメンバーが桜花賞組よりも実力的に上位かというと、それはちょっと……という印象です。

 ということで、今日の成果は1勝1敗で、来週からのGⅠシリーズの資金稼ぎとしては全然で、昨日負けている分を少し取り返した程度です。明日は京都競馬場に戻ってきた天皇賞(春)を検討してみたいと思います。今日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの成果はいかがだったでしょうか。好配当だったことを祈ります。来週もまたがんばりましょう。

 

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4月16日(日) 本日のレース回顧と反省

2023-04-16 | 競馬日記

 中山は晴れたり、曇ったり、雨が降ったりで、結局馬場は芝もダートも重のままでしたが、何とか皐月賞を終えることができました。混戦と言われたレースを勝ったのは2番人気のソールオリエンスでした。決め脚が鋭かったですね。重馬場だけになるべく前に行きたいと考えるところを、鞍上の(横山)武史くんが腹をくくって、最後方2番手から大外を一気に差し切る豪快な競馬を見せてくれました。週中の追い切りを採点した方々から迫力満点と伝えられていましたが、まさにそのとおりの豪脚だったと思います。2着は先に抜け出たタスティエーラでした。松山くん、一瞬勝ったと思ったでしょうねぇ。そして、3着は1番人気のファントムシーフがぎりぎりで滑り込みました。

 馬券の狙いの方ですが、今日の中山は1Rから147枠がずっと優勢でした。朝の段階で、私が狙っていたタッチウッドは8枠なので、これは困ったなあと思いながら、模様眺めを続けていると、8Rで一端147の出目が途切れたので、これ以降、258枠に流れが転じていくのかと期待したのですが、さにあらず、9・10Rとなおも147枠が出続けたので、これは258枠から入るのは危険と思い直して、慌てて147枠の馬に狙いを変更することにしました(今朝ブログ予想をご覧いただいた方々、「朝令暮改」で誠に申し訳ないです)。

 では、何を三連の軸馬にするか。147枠がすべて枠人気の5番人気以内なので、最も人気のない1枠のソールオリエンスから入るのが「セオリー」というか「経験則」なのですが、タッチウッドがダメなら、朝触れたもう一頭、一番人気枠の4枠のウラ人気馬、トップナイフから入るべきか、とか、前の10Rで3着に4番の馬が入っていたので、「一桁数字+10作戦」を使えば、14番(4番+10)の7枠タスティエーラからも入れるなあ、とか、でも、やはり1枠がいいのでは、とか、……短時間でいろいろと考えた挙げ句に出した結論は、ルメールさんの腕を信じて、1番人気のファントムシーフから入るというものでした(我ながら「手堅」すぎて、面白味に欠ける予想です)。

 買うのをやめたタッチウッドは調子が悪いこともなかったし、武が下手に乗ったという程でもなかったと思いますが、重馬場で前半1000m、58.5秒というラップは、いかにも早すぎました。もう少し内枠で楽に先行できれば違ったかもしれませんが、このペースを先行して押し切るには、桁違いの脚力がないと無理だったということだと思います。2.3秒差の13着。まあ、見送って正解でした。少し休んで、再起してほしいと思います。

 代わって急遽中心馬にしたファントムシーフは、馬場の良い外側から開いた中程を伸びてきましたが、先に抜けたタスティエーラに追いつけず、メタルスピード(4着)を何とかアタマ差交わしての3着でした。ここら辺は、やはりジョッキーの腕でしょうね。結果、2番人気・5番人気・1番人気で決着して、配当は三連複3,770円、三連単24,780円と、丸く収まった感じです。でも、ダービーが良馬場なら、また話がちがってくるかも知れません。

 もうひとつ、皐月賞の前、阪神メインのアンタレスSですが、中心視したカフジオクタゴンが直線でプロミストウォリアに脚力負けして5着に終わり、こちらは完敗でした。馬体重が絞れてもう少しやれると思いましたが、この馬は重馬場自体、それほど得意ではないのかも知れません。

 ということで、今日は1勝1敗でしたが、比較的人気上位の決着に終わったとはいえ、GⅠを獲れたのでまずまずとします。来週からは東京競馬場と、いよいよ新装なった京都競馬場でレースが行われますので、気持ちを入れ替えて予想していきたいと思います。みなさんの今日の成果はいかに。今日もお読みいただきありがとうございました。来週もがんばりましょう。

 

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