Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

9/30(月) 毎日王冠の展望

2024-09-30 | 分析
 まずは昨日の馬券的反省から。スプリンターズSはルガルが1着、2着トウシンマカオ、3着ナムラクレアで、週初めの分析はおろか、追い切り評価も朝予想もほとんど外れの大惨敗でした。終わってから言ってもしょうがないのですが、このレースは147枠が枠人気上位5つに入るパターンで、最も人気のない7⃣のビクターザウィナーとルガルは狙ってよいはずの馬だったのですが、この日の中山1~10Rの枠の動きは、どう見ても258枠が強勢でしたし、外目の枠が不利というジンクスもあったので強気になれませんでした。そもそもルガルは前走高松宮記念で①人気の馬です。今回は⑨人気でしたから、穴馬にうってつけと思って、相手には加えましたが、いつも自分で言っている「枠人気下位作戦」を信じ切れなかったところが敗因というか、限界でした。一番驚いたのは3着のナムラクレアです。ピューロマジックやウイングレイテストの逃げで時計が速くなり、差し馬が台頭すると予想はしていましたが、今まで先行差しの競馬をしてきたナムラクレアが、まさか後ろから行って、オオバンブルマイやエイシンスポッターを上回る末脚を発揮して突っ込んでくるとは。中心視していたマッドクールは出だしは順調そうに見えましたが、いつもの唸る勢いがなかった感じです。人気上位馬の中では一番走ってませんので、次回以降、人気を落とせば、またチャンスがあるでしょう。
 
 さて、次の土日から舞台が東京・京都に替わり、秋競馬も本番です。今日は日曜東京のGⅡ毎日王冠を検討してみます。GⅠ馬がいませんので、メンバーとしてはやや小粒な印象ですが、例年ここから天皇賞・秋やマイルCSに進む馬が出るので、有力馬の「秋初戦」の走りをよく見ておく必要があると思います。過去10年間の3着以内馬の傾向を確かめながら、中心馬を見定めてみます。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇安田記念   10 (※該当なし エルトンバローズ前々走
 〇エプソムC  7頭 ニシノスーベニア⑨2着 
 〇東京優駿   3頭 シックスペンス③9着 ダノンエアズロック⑤14着
 〇宝塚記念   2頭 ローシャムパーク④5着 カラテ⑪13着
 〇札幌記念   2頭 トップナイフ⑦6着)
 〇中山記念   2頭 (※該当なし マテンロウスカイ前々走
 〇関屋記念   2頭 (※該当なし
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳 5頭  〇4歳 10頭  〇5歳 11頭  〇6歳 3頭  〇7歳 1頭   
/◇牝馬 4頭   ◇騸馬 1頭
 
 4歳と5歳の対決ムードが濃厚ですが、前走ダービー上位の3歳馬は好戦しているので要注意です。今年は2頭参戦していますが、着順が上のシックスペンスが古馬勢とどこまで渡り合えるか、世代間の強弱を測る意味でも、興味をひきます。
 
3)血統
 父ディープインパクト系×母父ノーザンダンサー系(ND)がベスト配合です。このパターンで拾ってみると……。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・ノースザワールド :父ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Giant’s Causeway(Storm Bird系)
 ・ヨーホーレイク  :ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父French Deputy(Vice Regent系)
 
 父サンデー系と見れば、ヤマニンサルバム も同系です。
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 前走3着以内馬が好走:9着以下は複勝率3.1%と苦戦
 ② 東京競馬場の3勝クラスかopで勝った経験のある馬が好走
 ③ 休養明けの馬が中心:中12週以内馬は複勝率5.9%
 ④ 過去6年はキャリア15戦以下:16戦以上の複勝率6.9%
 
 全てに合致する馬はいません。3つ該当するのは、エルトンバローズオフトレイルニシノスーベニアヤマニンサルバムで、これにホウオウビスケッツヨーホーレイクが続くといったところです。

5)宮田式バイオリズム 
 ・オフトレイル      3・2・1・1
 ・ダノンエアズロック   3・0・0・2
 
6)結 論  
 GⅠ戦で好戦できるレベルの馬が含まれますが、全体として上位拮抗の混戦といった印象です。実績的には、ローシャムパークが一番手で、エルトンバローズが二番手、以下に、ヨーホーレイクホウオウビスケッツトップナイフヤマニンサルバムニシノスーベニアなどが続き、これらと3歳馬をどう比較するかでしょう。今年の3歳勢は、このメンバーではやや見劣ると考えて、シックスペンス以外は相手候補から外そうと思います。中心は無難にローシャムパークかエルトンバローズでもいいのですが、狙ってみたいのはニシノスーベニアで、前走のエプソムCは2キロ差のあった59㌔のレーベンスティールに完全に力負けしての2着。レーベンステイールには離されましたが、同じだけ他馬も離したのは、見どころがありました。目下の充実度をすれば、このメンバーに入っても、そこそこやれるでしょう。勝てないまでも3着以内はあると期待します。相手は、上に挙げた実績馬たちと、前走ドバイで大負けしたマテンロウスカイがちょっとおもしろい気がしています。例年それほど荒れるレースではないので、このあたりの上位同士で決まる公算大ですが、一頭だけ穴中の穴を挙げておけば、カラテが距離が短くなって爆走しないかと淡い期待をもっています。
 ということで、まとめると、
 
◎ニシノスーベニア 〇エルトンバローズ ▲ホウオウビスケッツ △マテンロウスカイ…… で狙ってみようと考えています
 
 次の土日は所用でほとんどライヴ予想ができなさそうなので、今のうちによーく検討しておこうと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。また台風が近づいて来そうですが、今週もまたがんばっていきましょう。
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9/29(日) 本日のねらい スプリンターズS

2024-09-29 | 朝予想
 秋のGⅠシリーズの開幕です。今日はその第一弾、中山スプリンターズSです。GⅠ初挑戦のサトノレーヴが①人気ですが、不利と言われる「外目の枠」のジンクスを破って、タイトルをつかめるのかどうか。他も香港馬2頭を含む多士済々、豪華メンバーがそろいました。今朝の前売オッズから、枠人気とねらいの馬を絞り込んでみます(〇数字は単勝人気順)。
 
 
 9/29(日) 中山11R スプリンターズS GⅠ 芝1200 
 〇1番人気枠=3枠 ママコチャ③      ナムラクレア④
 〇2番人気枠=6 サトノレーヴ①     ダノンスコーピオン⑯
 〇3番人気枠=1枠 トウシンマカオ⑤    オオバンブルマイ⑧
 〇4番人気枠=4枠 マッドクール②     モズメイメイ⑪        
 〇5番人気枠=7枠 ビクターザウィナー⑦  ルガル⑩
 〇6番人気枠=2枠 ウインマーベル⑥       エイシンスポッター⑮
 〇7番人気枠=8枠 ヴェントヴォーチェ⑬    ウイングレイテスト⑭
 〇8番人気枠=5枠 ピューロマジック⑨      ムゲン⑫
 
 GⅠ請負人のレーン騎手が騎乗することもあり、サトノレーヴが①人気ですが、あまり成績が芳しくないと言われる「外目」の6枠を引いてしまいましたし、個人的には、日本のスプリント界の勢力図は去年、今年と大きく変わっていないと見ているので、この1年、GⅠ戦で一番成績が安定しているマッドクールを主軸にしようと思います。相手の主力は、まずママコチャ香港馬2頭ですが、今回はかなりペースが速くなる感じがするので、(例年の傾向に反して)差し馬が台頭する余地があると見て、オオバンブルマイは特に警戒しています(武ですけどね……笑)。前がつぶれて、番手からマッドクールらが抜け出し、ゴール前でオオバンブルマイが突っ込んでくる(場合によっては交わす)という展開を予想しています。
 ということで、
 マッドクール 〇ビクターザウィナー ▲オオバンブルマイ △ママコチャ……
 
でまとめてみます。発走順が逆になりますが、中京11RのポートアイランドSも見ておきます。GⅠ前の景気づけになるかどうか。ここは3歳のノーブルロジャーが①人気です。
 
 9/29(日) 中京11R ポートアイランドS opL 芝1600 別定
 〇1番人気枠=4枠 57ニホンピロキーフ②  55ジューンオレンジ⑦ 
 〇2番人気枠=2枠 56ノーブルロジャー①
 〇3番人気枠=5枠 58フリームファクシ⑤  56シングザットソング⑥        
 〇4番人気枠=8枠 59エエヤン③      57アスクコンナモンダ④
 〇5番人気枠=7枠 57ボーデン⑧      57バレエマスター⑩
 〇6番人気枠=1枠 58カレンシュトラウス⑪
 〇7番人気枠=6枠 57エナジーグラン⑨       57ゴールデンシロップ⑫
 〇8番人気枠=3枠 55エミュー⑬      57ニホンピロスクーロ⑭
 
 軸はノーブルロジャーかニホンピロキーフだと思いますが、斤量差1㌔なら4歳のニホンピロキーフに一日の長があるとみて、週中の検討結果に反しますが、こちらを一番手にとりたいと思います。相手はだいたい上位人気馬で決まりそうですが、ノーブルロジャー以外なら、58㌔でもフリームファクシと、前走の京成杯AHで軽ハンデながら5着に頑張ったジューンオレンジの末脚を評価したいところです。あと、大穴で、3歳時に重賞勝ちの実績があるエミューも相手に加えておきます。昨日の⑬人気フタイテンロック3着の流れもありそうなので……。
 ということで、
 ニホンピロキーフ 〇ノーブルロジャー ▲ジューンオレンジ △エミュー……
 
で狙ってみようと思います。
 
 さて、どうなるでしょうか。スプリンターズS、楽しみです。秋のGⅠシリーズ、好発進となるといいのですが。本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの好配当・高配当を祈ります。
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9/28(土) 本日のねらい

2024-09-28 | 朝予想
 昨日は間延びしきった自民党の総裁選でしたが、石破さん、念願かなって、ついに総裁に就くことになりました。はっきり言って、記者会見でカンペを見ないで受け答えする日本の政治家を久しく見た記憶がないので、やっと「普通」の人がトップに立った気がします。それにしても、麻生さん、壇上で当選者に拍手もしませんでしたねぇ(笑)。潮が引いていくのが聞こえるようです。
 
 さて、GⅠスプリンターズS前日の今日は、中京メインのシリウスS検討してみます。今朝の前売オッズから、枠人気とねらいの馬を並べてみましょう(〇数字は単勝人気順)。
 
 9/28(土) 中京11R シリウスS GⅢ ダート1900 ハンデ 
 〇1番人気枠=8枠 58ハピ②        57カフジオクタゴン⑪ 
 〇2番人気枠=2枠 59オメガギネス①    52エナハツホ⑬
 〇3番人気枠=3枠 57ロコポルティ③    57ヴァンヤール④        
 〇4番人気枠=1枠 59.5ハギノアレグリアス⑤
 〇5番人気枠=5枠 55サンデーファンデ⑥       57.5ビヨンドザファザー⑧
 〇6番人気枠=6枠 55カンピオーネ ⑦      57.5ヴィクティファルス⑩
 〇7番人気枠=7枠 55サンライズアリオン⑫ 54サンマルレジェンド⑭
 〇8番人気枠=4枠 55グリューヴルム⑨     50フタイテンロック⑮
 
 4歳馬オメガギネスの勢いを評価すべきところですが、ハンデ59㌔は楽ではないので、相手までとして、ハピを中心視します。デビューから3連勝の後、好走するもここ2年勝ち星がありませんが、良馬場のダートでは安定感抜群ですので、ここも3着以内に粘り込めると期待します。相手は、オメガの他では、実力馬で去年の勝ち馬のハギノアレグリアス、同3着のヴァンヤール、本格化してきたロコポルティなどが強敵です。ハンデ戦ですから、ビヨンドザファザーなど波乱要員も押さえておくべきでしょう。大穴は、条件戦時代にキングズソードのハナ差2着があるサンライズアリオンでしょう。追い切り評価は全然でしたが、休み明けでも走るので、これは要注意です。まとめると、
 
ハピ 〇ヴァンヤール ▲オメガギネス △サンライズアリオン……
 
で狙ってみようと思います。
 
 中山11Rの秋風Sは、3戦無敗のフォーチュンタイムがここも突破できるかどうか注目ですが、これは省略します。最後に、現段階での明日のスプリンターズSの枠人気別一覧だけ載せておきます。
 
 9/29(日) 中山11R スプリンターズS GⅠ 芝1200 前日朝  
 〇1番人気枠=3枠 ナムラクレア③     ママコチャ④
 〇2番人気枠=6 サトノレーヴ①     ダノンスコーピオン⑯
 〇3番人気枠=4枠 マッドクール②     モズメイメイ⑩        
 〇4番人気枠=1枠 トウシンマカオ⑤    オオバンブルマイ⑦
 〇5番人気枠=2枠 ウインマーベル⑥    エイシンスポッター⑭
 〇6番人気枠=7枠 ビクターザウィナー⑨  ルガル⑫
 〇7番人気枠=8枠 ヴェントヴォーチェ⑧  ウイングレイテスト⑮
 〇8番人気枠=5枠 ピューロマジック⑪   ムゲン⑬
 
 香港馬2頭が人気がなくて不気味な感じがしますが。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの好配当・高配当を祈ります。
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9/27(金) 今週の追い切り情報 スプリンターズSなど

2024-09-27 | 調教
 
 今日は土日の重賞競争に出走する各馬の追い切り情報を集約して順番づけをしてみます。焦点は日曜のスプリンターズSですが、まずは、土曜中京11RのシリウスSから見てみます。
 
※ (*  )はサンプル不足のため参考評価 /下線  は週はじめの私的な◎〇▲△馬      
 土曜 中京11R シリウスS GⅢハンデ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                        
       4.6  オメガギネス
 ☆★★★★ 4.5   
       4.2   (*エナハツホ)
  ★★★★ 4.0  ハピ     
       3.8  ビヨンドザファザー  ロコポルティ   
       3.6  ハギノアレグリアス
  ☆★★★ 3.5   (*グリューヴルム) 
                         
   ★★★ 3.0  ヴァンヤール     カンピオーネ
             
 一番手はオメガギネスで、終い重点ながら好調をアピールしています。斤量59㌔を克服できるかどうかがポイントです。二番手は、サンプル数不足ながらエナハツホで、好時計を出しています。52㌔の軽量をいかして穴をあけてもおかしくない出来です。以下、ハピビヨンドザファザーロコポルティハギノアレグリアスなどの実績上位馬が続きます。おもしろそうなのは、その次のグリューヴルムでしょうか。前走は③人気12着と崩れましたが、秋から使い詰めでしたし、鞍上シュタルケで一変があるかも知れません。あとは、重賞初挑戦のカンピオーネも好調です。私的な予想の◎のハピが上位評価だったのは、まずまず安心ですが、ここ2年勝ち星がない馬なので、ここも好走はするでしょうけれど、勝ちきるまではどうかという疑念はついて回ります。これを払拭させるほどの出来かどうかは何とも言えません。去年3着のヴァンヤールを主軸に据えた方が妙味があるかなあ、などと思案しているところです。
 
 つづいて、日曜中山のGⅠスプリンターズSです。
 
 日曜 中山11R スプリンターズS GⅠ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                        
       4.8  サトノレーヴ
       4.6  ウイングレイテスト  マッドクール
 ☆★★★★ 4.5  オオバンブルマイ 
       4.3   (*ビクターザウィナー)   
       4.1  トウシンマカオ
  ★★★★ 4.0     
       3.8  ナムラクレア     ルガル
  ☆★★★ 3.5   
       3.3  ウインマーベル    ママコチャ                  
   ★★★ 3.0  ピューロマジック
             
 サトノレーヴが一番手です。二週続けて好時計でまとめて文句なしです。二番手以降もさして差はなく、ウイングレイテストマッドクールオオバンブルマイなど、大一番に向けて抜かりなく仕上がった印象です。香港馬2頭ではビクターザウィナーの方が好調そうです。連覇がかかるママコチャは去年の方が勢いがあったかも知れません。また、ナムラクレアも同様で、気迫あふれた去年の出来からすると若干抑え気味に映ります。これで最高潮にもっていけるかどうか。その他では、トウシンマカオルガルも、GⅠの壁を突破できるだけの出来にもってこれたと見ています。私的な予想の中心はマッドクールと香港のビクターザウィナーですが、サトノレーヴを加えた3頭から主軸馬を選ぶつもりでいます。データ上は外枠が劣勢ですので、3頭がどうか抽選で外目の枠を引かないようにと祈っています。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。秋のGⅠの開幕、ほんと楽しみです。今日は朝から雨降りで、気分はイマイチですが、みなさん、どうかよい週末をお迎えください。
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9/26(木) ポートアイランドSの展望

2024-09-26 | 分析
 今日は日曜中山のGⅠスプリンターズSの「裏番組」で、今年は中京で行われるopリステッドのポートアイランドSを検討してみます。重賞競走ではありませんが、わりと良質のメンバーがそろった感じがします。別定戦で斤量の差がレースに微妙に影響しそうです。中京で行われた2020~22年の3年分を含む過去10年のデータより傾向を探ってみます。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇京成杯AH   3ジューンオレンジ⑩5着 エエヤン⑤11着) 
 〇小倉日経OP  3頭(※該当なし)
 〇エプソムC   2頭カレンシュトラウス⑯12着)   
 〇クィーンC   2頭(※該当なし
 〇関屋記念    2頭アスクコンナモンダ⑩8着)
 〇中京記念    2頭ニホンピロキーフ③5着 ボーデン⑧6着
 〇朱鷺S     2頭シングザットソング②5着 ゴールデンシロップ⑪9着)
 
 ちなみに、前走との間隔で言えば、多いのは中4週中4ヶ月で、春シーズン以来久々に出走する馬がわりと走る傾向があります。今回該当するのは、前者では、朱鷺Sの2頭の他では、バレエマスター、後者では、ぎりぎり前走エプソムCの カレンシュトラウス あたりでしょうか。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳:5頭   〇4歳:7頭   〇5歳:13頭   〇6歳:5頭
/〇牝馬:6頭 〇騸馬:0頭
  
3)血統
 全体としてはサンデー系とノーザンダンサー系(ND)の配合が強い感じがしますが、中京で行われた3年間に限れば、NDは振るわず、父系ミスプロ、母系サンデーの組み合わせが優勢です。父母逆パターンを含めたこの血統で該当馬を拾っておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・カレンシュトラウス:父ルーラーシップ(キングカメハメハ)/母父ゼンノロブロイ(サンデーサイレンス)
 ・フリームファクシ :父ルーラーシップ(キングカメハメハ)/母父スペシャルウィーク(サンデーサイレンス)
 ・エエヤン     :父シルバーステート(ディープインパクト)/母父ティンバーカントリー(Woodman)
 ・ニホンピロキーフ :父キタサンブラック(ブラックタイド)/母父スウェプトオーヴァーボード(End Sweep) 
 ・バレエマスター  :父スピルバーグ(ディープインパクト)/母父スウェプトオーヴァーボード(End Sweep)
 
 近いところではもう一頭 ノーブルロジャー(父Palace Malice/母父Halo系) もいます。 

4)JRAホームページのデータ分析
 重賞レースではないので、今回は掲載がありませんでした。
 
5)宮田式バイオリズム 
 ・ニホンピロキーフ    4・3・3・5
 ・ノーブルロジャー    2・1・0・2
 ・バレエマスター     4・0・2・13
 ・フリームファクシ    3・1・2・7
 
6)結 論  
 5歳優勢のデータがありますが、今回は5歳馬の出走数自体が少ないですし、全体的には3・4歳勢の争いと見ます。構図としては、3歳のノーブルロジャーと4歳のニホンピロキーフの対決に4歳のフリームファクシがどこまで迫れるかといったところでしょう。GⅠのNHKマイルCは振るいませんでしたが、ノーブルロジャーが中軸でよいのでは、と思います。5歳のアスクコンナモンダは上の3頭の次に来られるかどうかでしょう。あとは、4歳牝馬のシングザットソングジューンオレンジの2頭に、道悪になったら目覚めるかも知れないエミューも少し怖いので名前を挙げておきます。エエヤンはこのメンバーでは実績上位ですが、斤量が59㌔と一番重いので、3着に入れるかどうかといったところでしょう。今回は見送りでもやむをえないと思います。
 ということで、まとめると、
 ノーブルロジャー 〇ニホンピロキーフ ▲フリームファクシ △アスクコンナモンダ…… 
 
で狙ってみようと思います
 
 明日は金曜なのでGⅠスプリンターズSに出走する各馬の追い切り状況をまとめてみます。本日もお読みいただきありがとうございました。今日も無事な一日となりますように。
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