Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

日曜 東海Sの有力どころを

2023-01-17 | 予想

 22日中京の東海テレビ杯東海Sは、2月のGⅠフェブラリーSの前哨戦というか、トライアルのひとつとして設定されたレースだと思いますが、一週後の東京・根岸S1400mの方が、格的には断然上です。もしや、ここを叩いて本番で勝つ馬がいるかと思って眺めてみても、そこまではどうか、というメンバーのように思います。

特別レース登録馬 JRA

 暮れの中京で行われた同距離のGⅠレースにスマッシングハーツとオーヴェルニュの2頭、11月の盛岡のJPNⅠにクリノドラゴンとオーヴェルニュの2頭が出走していますが(オーヴェルニュ重複)、GⅠクラスに出走しているこの3頭がまず検討対象でしょう。中でも、他の2頭が7歳であることを考えれば、5歳のクリノドラゴンに目が行きます。盛岡のJBCクラシック4着のあと前走JPNⅡの浦和記念を勝って、ますます充実してきた印象です。当日もたぶん人気になろうかと思います。心配なのはただ一点、今回もおそらく武が乗ることです。武ファンには申し訳ありませんが、個人的に武が乗る人気馬を軸にして何度も痛い目にあってきた苦い過去があるので、トラウマってこともありませんが、個人的にはあまり積極的にはなれません。もし1番人気になるようでしたら、軸馬からは外すつもりでいます。

 昨年に続き連覇を狙うオーヴェルニュが、10月の中京・シリウスSで、このクリノDに先着している点は見逃せません。人気を下げるようなら狙いどころですが、調子はやや下降気味のようにも見えますので、調教具合を見たいと思います。このオーヴェルニュにGⅠチャンピオンズCで先着しているのがスマッシングHで、逆転もありえますが、現状の評価は連下までです。

 その他では、ハギノアレグリアスが前走GⅢみやこSでオメガパフュームやハピに先着して2着なのが怖い感じがします。実力的に見て、上の3頭にひけをとらないでしょう。人気としては、オーヴェやスマッシよりも上で2番人気になるかもしれません。気になっているのは、クリノDと同じ5歳のサンライズウルスです。重賞レースにも出走していますが、成績がふるいませんので(GⅢ戦績:ユニコーンS6番人気6着、プロキオンS2番人気11着)、こんなものなのかとも思いますが、秋以降の好調ぶりは力をつけてきた証しととらえています。あと、アイアンバローズが初ダートに臨みますが、どんなものでしょう。スタミナ豊富で血統的にダートがダメとも思いませんが、穴馬として推せるかというと、やや厳しい気がします。

 12月に行われていたレースをこの時期に移設してから9年、過去は1番人気が3着以内に8/9回で、2番人気・7番人気・12番人気で決まった昨年は唯一の例外でした。

東海テレビ杯東海ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2022年1月23日中京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

三連複・三連単で勝負するなら、1番人気馬を軸から外すのはちょっと冒険的かもしれません。武が1番人気になってしまうと困ってしまいますが、時間はまだあるので、追い切りの様子を見て、もう一度波乱を演じそうな馬を考えてみます。

 明日は土曜の狙いについて少々。

コメント
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