Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

1月21日 今日の反省

2023-01-21 | 競馬日記

 まず、今日の狙いのレースにしていた中山11R初富士Sについて。

 今日の中山は3・4・6Rで三連複万馬券が出ていましたが、7R以降は平穏に推移し、枠人気の出目も1~3番人気枠が10Rまでで3着以内に21/30頭=70%でしたので、これなら2番人気枠=4枠6番のスルーセブンシーズから入って大丈夫かなと思いました。唯一の不安要素は、5ヶ月の休み明けで馬体重が−10㌔だったことで、パドック解説者の評価もややイレ込んでいると芳しくなかったので心配になりましたが、まあ牝馬だから許容範囲だろうと決めつけて、相手を外さないようにだけ注意しました。

 今日の「渡り」は11番人気13番人気14番人気と来ていましたので、奇数から偶数に転じたと判断して、10番人気のヴェイルネビュラと12番人気のカルリーノを注視しました(カルリーノは来ないと判断して切りました)。あと、スルーSと同枠に入った5番のルドヴィクスは、前日の予想では眼中になかったのですが、8番人気でしたし、今日の中山は、上に書いたように枠人気の上位が強い日だったとはいえ、裏人気馬の突っ込みがけっこう目立っていたので(6/21頭=28.6%)、これは買っておこうと思いました。結果的に、この判断が功を奏しました。

 レースは1番人気のパラレルヴィジョンがタイミングが合わずにやや出遅れ、すぐに中位につけたとはいえ、これが最後の脚に響いた可能性はあります。スルーSにとっては同馬を前に見ながらレースを進める絶好の展開でした。直線に入ってからの抜け出しもよく、後からレインフロムヘヴンなどが追い込んできましたが、全く危なげなかったです。ハンデ戦ですから、直線でもうちょっとオッと思わせる下位人気馬が出てくるかと思ったのですが、人気の馬たちが上位を独占する結果となりました。今日もめでたく当たり馬券をとらせてもらって感謝です。

 一方、中京11Rの方は、出頭数も少なく、当初は手を出すつもりはなかったのですが、ブログで今日の中京の11・12Rでは確率的に2番人気の馬が来ないのでは…と言及した手前、何が2番人気になるのか注目していたところ、1枠1番のダディーズビビッドがずっと2番人気だったので、それなら、ダディーズV以外に流すのがおもしろいと考え、4枠4番グラティアスを軸に三連複を買いました。レースはキングエルメスが先行して押し切り、私の軸馬のグラティアスが2着、3着には7番人気のワールドバローズが粘ってくれたので、三連複は中山の11Rより高配当となりました。しかも、軸に据えたグラティアスが最終オッズでは2番人気に昇格しているのですから、嬉しい誤算で、何ともはや……です(ちなみに、12Rでは「今度こそ」本当に2番人気が5着に沈んで、ブログでの予言?を的中させてくれました! 笑)。

 明日のメインレースは中山11RがAJCC、中京が東海Sです。詳しくは明日にしますが、現在穴馬を渉猟中です。みなさんに明日も高配当があるよう祈ります。

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本日の狙い 初富士S

2023-01-21 | 予想

 水曜のブログで本レースについて4歳 vs 5歳と見出しを打ちましたが、単勝人気を見ると、むしろパラレルヴィジョン(4歳)vs 5歳 という構図ですね。神戸新聞杯で1番人気におされ、ジャスティンカフェやボルドグフーシュらとレースをしたこともあるパラレルVは、前走の2勝クラス(1000万)はムチも入れずに楽勝でしたから、明け4歳で、引き続きルメール騎乗なら、この馬が1番人気というのも納得です。

 今朝のオッズを見ながら、例のごとく、枠の人気順と狙い馬を並べると、以下のとおりです。〇数字は単勝人気順です。

・1番人気枠=6枠  パラレルヴィジョン①  ホウオウリアリティ⑤

・2番人気枠=4枠  スルーセブンシーズ  

・3番人気枠=3枠  クライミングリリー⑥  ヘッズオアテールズ⑨

・4番人気枠=5枠  レインフロムヘヴン②  

・5番人気枠=8枠  オンリーオピニオン⑦  パープルレディー⑧

・6番人気枠=7枠  

・7番人気枠=2枠  ヴェイルネビュラ⑩

・8番人気枠=1枠

 一応このレースはハンデ戦で、トップハンデの57㌔を背負うのは、レインFとホウオウRの5歳牡馬2頭です。しかし、実際、5歳牝馬のスルーSが56㌔を背負ってるとなると、実質的なトップハンデはこの馬かなという感じがします。1番人気の4歳牡馬パラレルVは56㌔ですが、キャリア上はまだ昇級初戦だから、実力は認めてもこの馬に57㌔を背負わせるわけにはいかないという判断なのでしょう。このあたりハンデキャッパーの逡巡がうかがわれます。

 今のところの私の狙いは、その実質的なトップハンデを背負う、4枠6番の3番人気、スルーセブンシーズです。3歳時、今回と同距離の紫苑Sで、ファインルージュにコンマ3秒差の2着、前走日本海Sではロバートソンキーと頭差2着ですから、実力的には1番人気のパラレルと同等かそれ以上でしょう。難点を言えば、5ヶ月ぶりのレースで馬体重が気になることと、56㌔がこの馬にとっては初斤量となることです。しかし、父ドリームジャーニーの晩成型の血統は、この前の日曜、日経新春杯をトップハンデ59㌔で快勝したヴェルトライゼンデを連想させるものがありますし、中山は5戦して2・1・2と得意にしているので、久々でこの重量でもたぶん大丈夫と見ています。

 相手は、2番人気のレインFも気になりますが、3枠に入ったクライミングLとヘッズO、8枠のオンリーOとパープルLの牝馬たちが穴を開けてくれないかと期待しています。あと、昨日少しだけ触れましたが、中山の11・12Rは先週二日続けて1番人気の馬が3着以内に来ているので、今日は11Rと12Rのどちらかで着外に沈んで高配当になるんでは、などと密かに楽しみにしているのです。ルメールさんはこの時期の寒さが苦手という噂ですし(1月はバカンスの時期だったのに、日本の習慣に染められて気の毒な感じもします)。

 今日は風が強そうです。寒風が吹く中、関係者の皆さんご苦労様です。今日もお読みいただきありがとうございました。皆さんの高配当を祈ります。

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