Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

ビッグアーサー狙い

2023-01-27 | 馬券作戦

 今中央競馬は三場開催中で、東京、中京と並んで小倉でも開催されているので、小倉での狙いレースについても少し書きます。三場では忙し過ぎて、小倉まで十分手が(頭が?)回らないという私の場合、欲に駆られてたいして検討もせず、馬柱だけ見て馬券を買ってしまうというのがタマにあるのですが(これはダメです!)、しかし、こと小倉の芝1200については、血統だけ見て馬券を買っても、割と当たるというイメージがあります。

 今年の小倉競馬場の芝1200はすでに11回レースが行われていますが、3着以内に入った馬たち、累計33頭の父と母父をアナログに調べて頻度の上位を並べると以下のようになります。当然、天候や馬場、馬齢、クラス、出走頭数、等々も勘案すべきところですが、同一馬(重複)かどうかを除き、すべて無視します(*は重複1頭を含んでいるので、実質-1です)。

    <父馬>              <母父馬> 

   ・リオンディーズ   4*     ・アドマイヤムーン  4*

   ビッグーアーサー  2      ・キングカメハメハ  3*

   ・カレンブラックヒル 2      ・シンボリクリスエス 2

   ・トーセンラー    2      ・クロフネ      2

   ・ストロングリターン 2*     ・ブラックタイド   2

 たった、4日分のデータですが、おそらく小倉の芝1200mに適合する血統(配合)が出ている気がします。このデータにしたがって素直に買うなら、父リオンディーズ・母父アドマイヤムーンの組み合わせの馬だったら「鉄板」と思ってよいわけで、事実、その配合の牡4歳バトルシャイニングが1/15と1/21の最終12Rを連投して、2・3着と好走しています。

 実際これなら、父リオンディーズの馬や母父アドマイヤムーンの馬狙いでもよいとは思うのですが、個人的には、ビッグアーサーに注目しています。同馬はご存じのとおり、現役時、2016年春のGⅠ高松宮記念、同年暮の国際GⅠ香港スプリントを勝った名スプリンターで、父親がやはり芝1200で無敵だったサクラバクシンオーです。このサクラバクシンオー産駒が小倉の芝1200でめっぽう強かったのですが、それに気づいてから、小倉芝1200はサクラバクシンオー産駒を買えば、だいたい当たるというイメージが強く、本当はきちんと調べて証拠をもって述べないといけませんが、仲間内でも経験上そのことに気づいていた人は多かったのです。ですから、その子のビッグアーサーの産駒も、おそらく無類の小倉巧者(馬)ではないかと思うわけです。上のデータだけでは説得力を欠きますが(ちなみに、ビッグA自身は小倉1200を2回走って1・1・0・0です)。

 土日の小倉の芝1200の出走馬を眺めると、けっこうビッグアーサー産駒が参戦します。1月28日(土)は2R・未勝利戦に3頭、11R・2勝クラスに1頭。29日(日)は5R・新馬戦に2頭、11R・3勝クラスに1頭、出走予定馬がいます。中には人気になりそうなのも含まれていますが、かりに人気馬になっても、ヒモ荒れ期待で積極的に狙ってみるのもおもしろいと思っています。ちなみに、父リオンの馬は3頭、母父アドマイヤMの馬は1頭、出走予定ですが、「最強配合!」のリオン X アドマイヤはいませんでしたので、念のため(笑)。

 さて、今日はレースの枠順と馬番が決まります。週末に向け、狙い馬さがしが楽しみです。

 今日もお読みいただきありがとうございました。土日はまたがんばりましょう。

 

コメント
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