Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

1月16日 週明けの見通し

2023-01-16 | 予想

 このブログを始めて(再開して)、週明けから次の土日のメインを「真面目」に予想するようになったら、前より当たる頻度が高くなったような気がするので、今週もサボらず励行することにします(笑)。

 今度の土日で、冬の中山開催は区切りとなります(中京はもう2週続きます)。日曜にアメリカジョッキークラブカップ(AJCC)が組まれていて、これが今中山開催のトリの重賞ですが、過去の傾向を見ると、1番人気馬が信頼に足る馬なら、それほど荒れないレースになっていると思います。

アメリカジョッキークラブカップの過去10年データ、好走馬一覧(2023年1月22日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

特別レース登録馬 JRA

今回おそらく1番人気になると思われるのが、昨年菊花賞で1番人気に支持されたガイアフォースで、昨年のセントライト記念では菊花賞馬となったアスクビクターモアを同距離で破っていますから、実績上はほぼ問題なしです。これは相手探しが妥当なレースだと思います。

 昔はGⅠ級の馬が出てきてそれなりに貫禄を示してくれるレースでしたが、今回の出走予定馬にGⅠ馬はユーバーレーベンしかいません。この馬が相手では、馬単でも一桁配当になってしまうかもしれませんので、もう少し渉猟してみると、昨年の天皇賞・秋に出走したノースブリッジがいます。強者が勢揃いする秋の天皇賞で、勝ったイクイノックスから0.9秒差なら、11着に敗れたといっても、そんなに悲観することはないのでしょうが、この馬は2000m超の距離では、たとえばアサマノイタズラが勝った一昨年のセントライト記念2200mでは8番人気10着、ワンダフルタウンが勝った同年の青葉賞2400mでは4番人気10着に終わっていて、距離的に難点があるのでは、という疑念を抱かせます。その他では、やはり同じ秋の天皇賞を走ったバビットやレッドガラン、去年のこのレースで9着だったエヒト、2年前のこのレースの勝ち馬のアリストテレスなどがいますが、もう盛期は過ぎた感じは否めません。唯一と言える上がり馬は4連勝中の4歳馬エピファニーですが、この馬はデビューしてからの6戦、すべてが芝の1800mという不可解な使われ方をしています。血統的には距離の不安は感じられませんが、さすがにオープンでいきなりというと、インパクトに乏しい印象です。

 ということで、単勝1倍台もあり得るガイアフォースがコケれば大波乱ですが、さにあらず、ここは堅いのではという見通しをもっています。当日の中山の勝負レースは、今のところメインの前か後に据えるつもりです(まあでも、競馬は何が起こるかわかりませんので、警戒心は怠れませんが)。

 明日は中京の日曜メイン、東海Sを検討してみます。こちらはAJCCより難解そうです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする