博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

9月定例会一般質問原稿 ④

2012-10-03 07:16:58 | 日記
 昨日の続きです。
 

質問:ぜひ副町長の二人制度になったわけですから、今まで町長が出来なかったこと、特に世界には発信するとか現状を訴えるとかそういう努力をしていただきたいと思います。
 次に、同日開催された原水爆禁止大会にも町長は出席されました。この大会では発言の機会があったようですが、何を話されたか、また、発言後の出席者からの反応についてもお聞かせいただきたいと思います。


馬場町長答弁:お答えいたします。原水爆禁止大会においては、世界各国から集まっておりまして、いろんな方がいろんな場所でいろんな状況を話して、盛大な大会になりました。私は原爆被爆者が苦しんでいる現状について心を痛めて、核の廃絶と全世界の平和を訴えてまいりました。特に私どもがおかれている原発事故の問題で、やはり憲法にうたわれている幸福請求権、生存権そして財産権、この3つの権利は、私ども人間としての最低限の権利であるということも訴えてまいりました。そういうことを話ししましたところ、多くの方々から拍手をいただきまして、激励をいただいたことを記憶しております。
 

質問:町長の大会での発言に関しまして、実はインターネットのYOUTUBEで拝見させていただきました。今、町長からのお話があった通り、町長の発言には会場から大きな拍手がわき起きていました。先ほども申し上げましたが、機会ある毎に少しでも我々の置かれている厳しい現状を風化させないよう町長には訴えていただきたいと思います。
 ここで町長突然ですが、バックパネルあるいはバックボードという言葉を聞いたことがありますか。


馬場町長答弁:ちょっとわかりません。


質問:バックパネルというのは、首長などが記者会見を行ったりする際、もしくはインタビューを受けたりする際に、後ろに市町村名、あと紋章いわゆる町章です。あとはキャッチコピーとか描かれたパネルのことでして、ぜひ町長も、「浪江町」や「紋章」、町の花である「コスモス」、町の鳥である「カモメ」、町の木である「松」、あるいは今からですと十日市などの案内などタイムリーな告知が描かれたパネルを作成して、その前で記者会見などに臨んでいただきたいと思うんです。これも風化させないためや県内外へ避難している町民の絆維持のためのツールになると思いますが、どうでしょうか?


馬場町長答弁:今のバックパネルの件ですけれども、いい提案だと思いますので、検討させていただきたいと思います。


 この続きは、また次回に




<新聞掲載記事より>


・東電福島第2原発 26年中に燃料取り出し目標

 東電は第2原発4号機の燃料取り出し作業を報道陣に公開し、同原発1から4号機の全ての原子炉からの燃料取り出しが平成26年中に完了する見通しを示した。
 原子炉から取り出した燃料は、各号機の使用済み燃料プールで保管する。東電によると、冷温停止状態を保つための維持管理を簡素化できるという。4号機は24日までに作業を終え、1から3号機は来年以降、二年間で完了させる。


*この記事は第2原発に関してです。第1原発4号機の燃料取り出しは来年12月を予定していますので、誤解しないようにお願いします。


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