今日は、浪江町を対象としたH29年度県原子力防災訓練が行われました。
防災訓練は昨年の広野町、楢葉町に続いての開催で、町民として私も参加しましたので、今日一日の流れを写真にて報告します。
今日の概要
避難を始める前に、スポーツセンターのサブアリーナにてヨウ素剤配布についての説明
注意事項の説明資料(全5ぺーじ)
避難所の二本松市安達高校へ向けて、避難開始
車中にて(1)-避難者カードを配布され、記入
車中にて(2)-同行職員より、ヨウ素剤服用に関する問診をうける
バス、町民のスクリーニング検査のため川俣体育館に到着
避難中継所の小浜中学校(1)
避難中継所の小浜中学校(2)
避難中継所の小浜中学校(1)・(2)-到着後、車中にて記入した「避難中継所の受付票」を提出。中継所では地域別に分かれるため指定された場所に移動。
避難中継所の小浜中学校(3)
避難中継所の小浜中学校(4)
避難中継所の小浜中学校(5)
避難中継所の小浜中学校(3)・(4)・(5)-現在の被害状況、避難中継所の役割について説明をうける
避難所の安達高校到着。避難所の受付票提出
今回の訓練に関するアンケート調査書に記入
予定より約1時間半遅れの閉会式
午後4時頃、スポーツセンターに到着し、訓練終了。
まずは、原子力災害を起こさないことが重要ですね。
安全で確実な廃炉作業が求められます。
お詫び=写真を回転させたのですが、うまく縦写真になりませんでした。見づらくてすいません。終わり
いわき市ホームページに、安定ヨウ素剤に関するよくある質問として、服用対象者についての質問と回答が掲載されていましたので、引用します。
服用対象者について
質問
誰が安定ヨウ素剤を服用するのですか。
回答
服用の判断は最終的には各個人に帰属しますが、服用の必要性は国、県や市が判断します。服用してはいけない方を除いて、すべての方々が、国、県や市からの服用指示があった場合に服用していただくことが基本です。特に、放射性ヨウ素による甲状腺被ばく対して、胎児、子供たちは成人よりも発がん影響への感受性が高いことが知られており、子供たちは優先的に安定ヨウ素剤を服用すべきです。
また、ヨウ素は胎盤を通過するため、胎児を防護するためにも、妊娠している方は安定ヨウ素剤を服用することを薦めます。ただし、服用量は規定量を守って下さい。
40歳以上の方は、これまで放射線被ばくによる甲状腺癌の発生リスクの増加がみられないとされていましたが、近年の研究を見ると、その発生リスクは年齢とともに減少するものの高齢者においてもそのリスクが残存するとの報告もあることから、40歳以上の方も含め希望者には配布することとしました。ただし、一時的な甲状腺機能低下等の副作用が生じる可能性は年齢が上がるとともに増加するとの報告があることや、高齢者におけるがんの発生リスクについては、国際的な評価が定着しているものではないため、ご不明な場合は、かかりつけ医に相談してください。
以上を参考にして、服用量を守って服用して下さい。