博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

R2.3月定例会行政報告 その3

2020-03-24 15:51:48 | 日記

19日(木曜日)の続きです。

 

○次に、花き生産振興PR活動について、ご報告いたします。
 2月14日から21日までの8日間、東京ドームで開催された
「世界らん展」において、期間中の2日間、町内の花き生産者とともに、浪江の花の販売と町のPRを行いました。
当展覧会に準備された浪江産の花は、イベント終了前に完売し、来場者から好評をいただきました。
東京オリンピック・パラリンピックでは、福島県産のトルコギキョウがビクトリーフラワーとして使用されることが決定しております。
引き続き、花きの生産振興と特産化に向け、生産者の支援に取り組んでまいります。

○次に、ふくしま森林再生事業について、ご報告いたします。
当事業は、長期避難により整備が遅れていた民有林の整備や、放射性物質の森林外への流出防止などを目的に実施するもので、現在、同意取得、調査、計画策定を行った北幾世橋地内の森林、約12ヘクタールの整備業務を発注し、整備を進めております。
引き続き、解除区域内の年度別計画の策定や、森林整備を行い、森林再生による治山、水源涵養などの多面的機能の回復に努めてまいります。

○次に、プレミアム付商品券について、ご報告いたします。
 今年度のプレミアム付商品券につきましては、令和2年1月31日をもって販売を終了いたしました。
販売実績につきましては、購入者数3,507人、登録店舗数78店、
販売金額1億9,621万円、プレミアム率を含む額としては
2億9,431万5千円となり、町内再開事業者、町民双方から大変好評をいただき、町内での需要喚起・地域経済活性化が図られました。

〇次に、町内イベント事業について、ご報告いたします。
令和2年元日に、あるけあるけ初日詣大会を開催いたしました。大会には早朝開催にもかかわらず、約350名の方々にご参加をいただき、約3キロの大平山霊園までの道のりを歩き、参加者の皆様とともに町の復興を願い初日を望みました。
また、十日市に出演いただいたアイドルグループ「ももいろクローバーゼット」のメンバーのプロデュースにより、浪江町の“今”を全国に届けるグループとして「浪江女子発組合」が結成され、毎月1回の無料公演を町内で開催いただいており、全国各地から多くの方々が町に訪れ、大変な賑わいを見せています。
 引き続き、町民の絆が深まるようなイベントや、全国の方に浪江町を知っていただけるPRイベントを企画・開催してまいります。

○次に、交流・情報発信拠点施設の整備状況について、ご報告いたします。
 当施設につきましては、本年夏のオープンに向け、現在、地域振興施設の建屋建設工事と外構工事を進めております。
 また、従業員及びテナントの募集、農産物販売のための生産者募集を現在進めており、運営面での準備も同時に進めているところであります。
町民はもとより、町を訪れる方々にも親しまれる施設となるよう、開所に向けて万全の準備を進めてまいります。

 
○次に、雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。
浪江日立化成跡地において、蓄電池に使用するバナジウム電解液の製造を手掛けるLEシステム株式会社の立地が決定し、令和2年秋頃の操業に向けて改修工事が進められております。
現在整備中の産業団地も含め、町内への企業誘致、雇用の場の創出に向け、積極的な活動に努めてまいります。

○次に、福島水素エネルギー研究フィールドの整備状況について、ご報告いたします。
 冒頭申し上げましたとおり、当施設につきましては、建設工事が竣工し、3月7日に開所式が執り行われる運びとなっております。
今後は、東京オリンピック・パラリンピックでの聖火リレーや選手村での利用に向けて、実証事業が行われる予定となっております。
福島新エネ社会構想や水素社会実現のための核となる施設であることから、浪江のまちづくりにもしっかりと活かしていけるよう、施設の今後の在り方等について、引き続き資源エネルギー庁、NEDO(ネド)、福島県と協議を進めていくとともに、町としても道の駅やいこいの村なみえなどでの水素利用、水素燃料自動車の導入、水素産業利用のためのインフラ整備などの検討を深めてまいります。

 

今日はここまで。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿