博文(ひろぶみ)通信

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9月定例会一般質問原稿 ⑧

2012-10-07 16:06:20 | 日記


 今日は二本松の浪江中学校体育館(旧針道小学校)で、150名もの消防団員がそれぞれの避難先から出動(遠くは京都からの団員がいました)し、平成24年度浪江町消防団秋季検閲式が行われました。
 東日本大震災では多くの尊い命が奪われました。犠牲者の中には消防団員という強い使命感と責任感を持った3名の若い団員が、避難誘導中に大津波の被害にあわれました。犠牲になられた殉職消防団員お一人おひとりの御霊に謹んで哀悼の誠を捧げます。また浪江町消防団には、発災後から行方不明者の捜索活動にご協力をいただいていることに対しまして、あらためて感謝と敬意を表します。
 今後は、区域見直しにより防犯・防火態勢の強化が求められます。消防団の力が必要となりますのでよろしくお願いたします。



さて、昨日の続きです。
 

質問:ただいまは町長から英断、政治的総合的なお話をいただきました。帰りたい人もいるのも現状ですので、十分な理解を得るような場をつくっていただきたいと思います。それでは、最後の質問事項3の町教育行政について質問いたします。
 まずは、「いじめ」問題についてお伺いいたします。
 昨年10月に、滋賀県大津市の中学校で2年生の男子生徒がいじめが原因で自殺をしました。今年7月にいじめの内容や学校・教育委員会などの対応が明るみになり、波紋が広がっています。学校・教育委員会のこの「いじめ問題」に対する対応のまずさは指摘せざるを得ないのは事実です。また、教育委員会制度廃止を唱える方もいるのも現実です。そこで、教育委員会制度の意義と「いじめ」の定義について教育長はどのようにお考えか、お伺いいたします。


教育長答弁:お答えいたします。まず教育委員会制度の意義についてでございますが、一般的には次のようにいわれています。
①地方自治の尊重
②教育行政の中立性と安定性の確保
③指導行政の重視
④教育行政と一般行政の調和
⑤国・都道府県・市町村の連携
⑥生涯学習などの教育行政の一般的推進
以上、6つの観点です。私の理解では、このように意義を有する教育委員会制度は、幅広い知見をお持ちの委員の方々の合議制による意思決定という仕組みを十分に生かすことが大事なんだろうと考えております。
 「いじめ」の定義についてでございますが、文部科学省が平成18年度に従来の定義を改めております。それは「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもので起こった場所は学校の内外は問わない」というものでございます。私としましても「いじめは、相手の心を深く傷つけるものでございます。それ故に絶対に許されない」そういう認識のもとに、その未然防止と救済に努めなければならないと考えておるところでございます。


 この続きは、また次回に



*最近、町の現況報告が乏しいと感じている方々がいると思います。今、町では復興計画を策定中です。
 12日に臨時議会が開催され、町より復興計画が上程され審議となります。この日の前後にはいろいろ報告できると思います。




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