行政報告の続きです(自分なりに要約しています)。
〇教育行政について
浪江小学校と大堀小学校での3回目のランドセル等の返却作業が7月21日にそれぞれの学校で行われました。浪江小学校では50名ほど、大堀小学校では20名ほどの子どもたちのランドセル・学用品・作品等を持ち帰りました。中には北海道や神奈川県からの参加もありました。5月から始まった3回の返却作業を終了して浪江小学校には約80個、大堀小学校には40個余りのランドセルが残りましたが、両校とも、今後も該当者の意向を確かめながらの返却作業を予定しております。
7月13日に町長杯家庭婦人バレーボール大会を本宮市白沢総合体育館で開催しました。5チームの参加により行われ、避難先から駆けつけた選手たちが軽快な動きを見せ、熱戦の結果「きよはし」チームが優勝を飾りました。
また、町長杯ゲートボール大会を、7月18日に二本松市の郭内屋内ゲートボール場で開催したところ、県内外から20名ほどの参加がありました。大会は楽しい雰囲気で終始し、「お不動様」チームが町長杯を獲得し終了しました。
双葉郡の教育と地域の復興を願って双葉郡の8町村の教育長と文部科学省、復興庁、福島大学、福島県教育委員会、東日本大震災復興支援財団等の関係者からなる「福島県双葉郡教育復興に関する協議会」では、昨年12月から7回の協議会と11回のワーキンググループを重ねて協議を進めておりました。7月31日に第8回の協議会が文部科学省で開かれ、議論の取りまとめを行った結果、「いかなる状況下でも双葉郡の子どもたちの学びを保障する」ことを基本とする「福島県双葉郡教育復興ビジョン」の決定を見ました。その後、文部科学大臣・復興大臣へ国の継続的支援を要請しました。いずれの場においても、双葉郡の窮状と子どもたちの教育復興の必要性への理解と支援の意向が表明され、今後とも関係者が連携して「ビジョン」実現に向けて取り組むことが確認されました。
原発事故による全町避難で英語指導助手が不在となっていましたが、新たに招致することができ、オーストラリア出身の女性、ジェシカ・アン・ハラムズさんが8月1日に着任しました。ジェシカさんには、8月6日には浪江中学校を訪れて英語弁論大会出場に向けて練習をする生徒たちとの交流機会を持ち、8月8日には町長室でのJET(ジェット)プログラム新規招致者調印式に臨みました。その後は英語指導助手対象の研修会等への参加を経て、2学期から浪江中学校と浪江小学校を中心に活動を始めております。
以上、6月定例会以降、現在までの取組みについて報告いたしました。
*9月定例会冒頭に行われました町長からの「行政報告」を、11回にわたり掲載しました。
今日でこのブログネタは、終わりとなります。明日以降は、9月定例会について報告予定です。
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