<産経ニュースより>
全町避難が続く浪江町で来月から準備宿泊 政府提示
政府の原子力災害現地対策本部は7日、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町で、一部地域の避難指示の解除に向け、住民が夜間も含め長期滞在できる準備宿泊を11月1日から実施したい考えを町議会に伝えた。町も受け入れる意向で、住民への説明後、正式決定する。
対象は居住制限区域と避難指示解除準備区域で、解除日まで実施する。対策本部は、上下水道の整備や除染が進み、今月27日には同町内に仮設商業施設がオープンすることを踏まえて、実施は可能と説明した。
対象区域では9月1日から26日まで短期間の宿泊を認める特例宿泊も実施。131世帯269人が自宅などに泊まった。
町は復興計画で放射線量が高い帰還困難区域を除き、解除の目標時期を来年3月としている。
*今日開催された全員協議会で政府の原子力災害現地対策本部より、11月1日から準備宿泊実施の方針が示されました。今後、来週11日に開催される行政区長会で同方針を示し、意見を聞いた後、正式決定の予定です。決定した場合、今月21日に事前登録申し込みの受け付け開始となります。