昨日の続きです。
○復興公営住宅整備について、ご報告いたします。
復興公営住宅第一期529戸の募集が4月から5月にかけて実施され、申込みが募集を上まわった住宅について7月中旬に抽選会が行われ、その結果が申込者に通知されました。今後、入居資格確認のうえ入居が決定することとなっております。
また、申込者が募集戸数に満たなかった住宅については、7月に再募集が行われました。それでも募集に満たなかったため、この9月に再々募集が入居対象町村を拡大して実施されております。
第二期募集につきましては、244戸を10月から11月にかけて募集予定としていますが、県では、第二期募集予定の復興公営住宅で入札不調などがあったことから募集戸数について全体数を調整している状況となっております。その中で浪江町民が対象となる住宅は、いわき市12戸、福島市58戸、郡山市40戸となっております。県の整備計画の全体戸数4,890戸に対し募集開始戸数が伸びない状況でありますが、仮設住宅の一刻も早い解消や生活の安定のため、県に対し住宅整備の促進を強く求めてまいります。
○公営住宅整備に関する協定に基づく復興公営住宅の整備状況について、ご報告いたします。
本宮市につきましては、浪江町分として56戸を整備することになっております。本宮市からは、入居募集について、できるかぎり早い時期に実施したいとの話をいただいておりますので、協議を進めてまいります。
桑折町につきましては、現在、2階建て戸建て25戸の整備が進められており、本年度中には入居開始となる予定となっております。また、県代行事業で39戸の追加整備の計画が進められています。
〇「福島県原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業」、「福島避難解除等区域生活環境整備事業」について、ご報告いたします。
昨年度より、立ち入りされた町民の利便性や安全の確保、町内の防犯・防災について、また公共施設の機能回復のため「福島原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業」及び「福島避難解除等区域生活環境整備事業」により対策を講じてまいりました。
これまでも当事業を積極的に活用し、町内へ立ち入りされた方への安心・安全を確保するべく、防犯対策や町内の公共施設の機能回復を進めておりますが、今後は、帰還困難区域での道路沿いの草刈りによる環境整備、常磐自動車道開通に伴う更なる防犯体制の強化、高瀬農業集落排水処理場の機能回復などを当該事業で進めることを予定してり、浪江町の復旧・復興のさらなる加速化を図りたいと考えております。
今日は、ここまで。