恐竜だいす記!

恐竜絵本作家の日々雑記帳

けがをした恐竜

2009-12-06 08:15:51 | 恐竜の絵本制作
現在、来年2月中に発刊予定のティラノサウルスの絵本の制作が進んでいます。
先日、表題が決まりました。メインタイトルは「けがをした恐竜」。サブタイトルは、「化石
が語るティラノサウルスの話」です。
画像は、私がティラノサウルスの骨折した跡を説明している場面です。
「皆さん、このティラノサウルスの後ろ足のひざ下の骨を見てください。ここに骨折した跡が
あります。そしてなんと、治った跡が見られるのです。ティラノサウルスのように2本足で
歩く恐竜が足を骨折すると、寝たきりの状態になり、草食恐竜などのエサを捕まえることが
できなくなります。つまり、足を骨折することは、死を意味することなのです。
でもこのティラノサウルスはケガが治り、また元気に歩けるように回復しています。不思議
ですねー。きっと、寝たきりの状態にいたこのティラノサウルスのケガが治るまで、誰かが
エサを運んであげたり、口移しで水を飲ませてあげたり、また近づく外敵を追い払ったりして、
世話をしてあげていたのですね。それは誰だったのでしょうか?」
とか言ってるようです。ははは。
「けがをした恐竜」は来年2月、こぐま社から発刊されます。
皆さん楽しみにお待ちくださいね。
コメント (2)
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