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自分の意志で上京する人とそうでない人の話。

2023年04月01日 11時59分59秒 | ひとりごと
4月1日ということでエイプリルフールではなく、今日から新社会人という方や東京で本格的に新しい生活のスタートという方もいらっしゃると思うので、ちょっと上京の話を。

以前からブログやツイッターなどのプロフィール欄で「元東京都民」ということを書いていますが、30代後半に通算約3年ほど東京で暮らしていたことがあります。
これは単に勤めていた会社からの異動の命令で上京しただけです。
なので、事前に会社側で住まいなどは用意していただいていて家賃も半分(以上)会社から補助が出ていました。
そもそも社会人になるタイミングで僕も東京に出たかった人間ではありましたが母の体調不良で家を出ることができず、そのまま大阪で就職していました。
それから15年ほど経って上京する機会を他者からいただいたのです。
そのままできれば東京に住み続けるつもりでしたが2年以上経ってから大阪への異動命令。さらに約3カ月後に再び東京へ。7ヵ月後に東日本大震災。3か月後に自身の体調不良でやむなく当時の会社を退職し、震災等の影響もあり大阪に戻ります。
上京当時、36歳でしたが自分にとっては「東京」のイメージが十分醸成された後での非常に良いタイミングだったのではないかな?と思っています。
元々東京には高校時代の友人、それまでにネットでつながっていた友人等、多くの友人がいてその部分では不安がなかったのですが、職場の皆様も人間関係に問題が出るような人はおらず、いわゆる「大人」が多くを占めていたと思いました。
また街を歩いているだけでもそのマナー等に「大人」を感じる人々が多くいて(もちろん多くのそうじゃない人もいた)、それをじかに知っただけでも東京に出て良かったと思ったものです。まさに東京で暮らしていた時期は今でも僕の宝物です。

しかし、その一方で自分の意志で上京した人の話を聞くにつれ僕は大きな嫉妬の気持ちをいだくことがよくあります。
それは明確に東京に出てくる理由を持ち、ちょっとした周りの状況の変化ではへこたれず自身に影響を受けない芯のある強さを感じるからです。半ば背水の陣の意志で早々地元に何か帰らない。
具体的な夢や目標・目論見(と聞くと悪いイメージを持つ人もいますがそうではなく)を持った人は具体化でてきいるがゆえに意志が強く行動も強い。
先に挙げた高校時代の友人はまさに戻る場所はないという気概で自ら東京に出たともいえ、すでにもう30年以上も東京で暮らしています。
また昔知り合いだった現在は女性写真家と言われている人は数年に渡って計画していたかのように思える目論見を確実に実行してきたのか、自分の意志で東京に出て今は結構な活躍を見せています。
またさらに別の女性は40歳を過ぎてから自分の意志で東京に出て、長らく自分が続けてきた旅の中で出会った世界の人々やその生活を本にまとめる企画を出版社に持ち込み、実際に実現させました。

傍から見ていると簡単にやっているように見えて、実はそのうらにいろいろな苦労を感じ取る時、彼らの自分の力で東京に出てきた時の強い意志や決意を初心から持っていたことに深く尊敬の念をいだきます。
ということで、上京に際して僕のように(僕だけ?)そんなに考えていなかった方、今からでも何か夢や目標・目論見を持ってみてはいかがでしょうか。

そして、自分の意志で上京した人もそうでない人も、これからの生活に幸あれ!!

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