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藤原新也「死ぬな生きろ」展とスライド&トークライブ

2011年03月06日 23時59分00秒 | 藤原新也

「Rainy Day Bookstore & Cafe」

昨日、
東京・東銀座の永井画廊で行われている、

藤原新也さんの写真と書の展覧会「死ぬな生きろ」を観て、

夕方からは、
西麻布のスイッチ・パブリッシング直営の「Rainy Day Bookstore & Cafe」にて行われた、

藤原新也「旅、写真、言葉」スライド&トークライブを観てきました。


とにかく、まず、最初にいだいた感想としては、
60代後半になった藤原さんですが、「まだまだ、元気で、すごいっ!」と思いました。


永井画廊での展覧会では、画廊の4フロアすべてを使って、
昨年の6月に発売された、写真と書集「死ぬな生きろ」の「一夜」から「八十八夜」の88作品のすべてが、オリジナルプリント、オリジナルの書によって、横52.5cm×縦31.5cmのフレームに、写真と書、各1枚が2枚一組となり、展示されていました。
そのフレームの中に、書は、はがきサイズの半紙に書かれ、その長辺と同じぐらいの長さを短辺とした横位置の写真が、一組となっています。

まず、書(言葉)が深く、写真がそれをさらにやさしく(理解できるように)しているような気がしました。

詳しくは、会場に是非、足を運んでいただき、ご自身で、見て、読んで、感じてください。

会場では、本の「死ぬな生きろ」が買えるほか、
作品の販売もしています。これが、破格値。
普通、最低でも、40~50万円の値がついてもおかしくないだろう作品が、18万9千円(だったはず)。

写真展会場には、ちょうど、藤原さんもおられました。(パソコンを操作しておられました。また、背筋がピンと伸びていたのが印象的でした。)
また、土曜日ということもあって、たくさんの方が観に来られており、かなり、盛況でした。



夕方からの、スライド&トークライブでは、
「死ぬな生きろ」の「一夜」から「八十八夜」の88作品のすべてを、スライドで順に観ていきながら、写真と書の解説+α。

会場での席数が、最初の告知では、50席だったのですが、受付で、僕の予約番号を見れば、「51」。
おいおい、はみ出してるじゃん。
いつぞやのジュンク堂でもそうだったように、今回も、藤原さんとスイッチ・パブリッシングさんのご尽力により、席数を20増やして、70席での開催。それで、何とか参加できたのでした。(大感謝!)
でも、申し込んだ方は、もっとおられ、追加の開催が、12日、13日も決定。(それでも、こぼれた方がおられたとか。)
なので、ここでは、あまり細かい内容のネタばれはやめておきます。
特に、+αの部分は。

また、時間も予定では、2時間のはずだったのですが、
話が長くて、なかなかスライドが進まない。
途中で、時間切れということで、終わっても仕方ないだろうと思っていましたが、
ここは、藤原さん、そんなことはせず、ちゃんと「八十八夜」最後まで、やり切って、終わりました。さすが。
終わってみれば、3時間でした。

ほかにも、今後の話も聞けて、なかなか良いスライド&トークライブでした。


展覧会詳細。--------
藤原新也の写真と書展「死ぬな生きろ」

期間:2011年3月1日(火曜日)~18日(金曜日) 11:30~19:00
【日曜休廊】

入場無料

@永井画廊
東京都中央区銀座4-10-6 (最寄駅:東銀座駅)

TEL:03-3547-9930
www.nagai-garou.com/


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